と思った話を↓に・・・。
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Bチーム批判に、トロロッソ代表がチクリと反論「ホンダのような“良い”仕事をするべき」
マクラーレン、ルノー、ウイリアムズの3チームは自製する必要のある“リステッドパーツ”が
削減され、マシンの大部分がライバルから購入する事が可能な状況(所謂Bチーム化)を、
声高に批判してきた。
「スポーツの発展によって、チームは取引が可能になった。だが、他のチームと共にする
ような状況なら、我々はこのスポーツが純粋なコンストラクターの手に戻ることを望んでいる」
マクラーレンの代表ザク・ブラウンはそう語る。
現在のレギュレーションでは、サバイバルセル、フロント衝撃吸収構造、ロール構造そして
ボディワーク(エアボックスとエキゾーストを除く)をコンストラクターが設計する必要がある。
しかし、それ以外の部分は“リステッドパーツ”に含まれていない。
こうした規制を活用しているのがハースとアルファロメオだ。
両チームはどちらもフェラーリと密接な関係を築いている。そして、トロロッソもまた、同じ
ホンダ製PUを使用しているレッドブルと、より接近していくと予想されている。
こうした状況を批判しているチームに関する質問に、トロロッソの代表フランツ・トストは力の
こもった返答をしている。
「マニュファクチャラーチームの誰かが、より小規模なチームが速いことについて不満を
言っているならば、それは彼らが“宿題”をしていないだけだ」
トストはそう話す。
「トロロッソは(レッドブルの)昨年のギアボックス、リヤサスとフロントサスのパーツを使用
している。だが、トロロッソが競争力を発揮しているのは、ホンダの素晴らしいPUを使用して
いるからだ」
「(批判してくる人は)そうした良い仕事をしていないように思える。不満を言ったり、手を
出してくるべきではない……仕事をするべきだ」
ハースの代表ギュンター・シュタイナーもまた、過去に“フェラーリのコピー”だ、と非難されて
きた。彼はレギュレーションを書き直し、マニュファクチャラーとの関係を制限すれば、F1の
競争環境は更に悪化する、と語る。
「これらのチームは、彼らが与えられている機会についても考えるべきだ」
「レッドブル、トロロッソ、ハース、フェラーリは(その仕組みを)発明したわけではない。それは
元からあったんだ。我々はそうしたモデルを採用し、実行した。(批判的な)チームも望めば、
実行できるんだ」
シュタイナーはそう話す。
「それらを実行しないのは彼ら自身の問題だ。それを行わないからと言って、上手くやって
いる他のチームを責めたり、状況を悪化させることでアドバンテージを減らそうとしないで
ほしい」
「もし規制を行えば、現時点で(大手と)協力しているチームがトップ3へ接近しているところ
から、ギャップはさらに拡大するだろう」
「我々の行いが潰されたなら、F1は2層構造の代わりに3層構造となるだろう。良いチーム、
悪いチーム、そして我々だ。それで、F1は何を生み出せると言うんだ?」
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これは先に記事で取り上げた一件で、ルノーのチーム代表がやり玉に
挙げたトロ・ロッソ及びハースの代表からの返答になりますが・・・
今シーズン2戦を消化した時点で、ルノーワークスではヒュルケンベルグ
選手が開幕戦で7位、焼きパパイヤではノリス選手が先日のバーレーン
GPで6位とポイントを取っているものの、ルノー全体で見ればあまり芳しく
ない現状にルノーのチーム代表であるアビテブール氏が苛立ってあんな
発言をしたくなるのもまぁ理解できます。
とは言え・・・
あれこれと文句を言うヒマがあるなら、ワークスチームを名乗りながらも
メルセデスやフェラーリ、レッドブルの後塵を拝するばかりか、ハースや
アルファ・ロメオあるいはトロ・ロッソに突かれている現状をどうにかする
べく、黙って車体やPUの改善に全力を注ぐべきと思いますし・・・
ハースやトロ・ロッソ、あるいはアルファロメオなど所謂”Bチーム”が今の レギュレーションに則ってマシンを製作して走らせているわけですから・・・
トスト氏やシュタイナー氏があのように返答するのは当然じゃ
ないですかね?!
話は変わり、今シーズンのレッドブル及びトロ・ロッソの戦いぶりについて・・・
バーレーンGP終了時点で全車完走及び入賞を果たしているので悪くは
ないし、トロ・ロッソに関してはチームのレベルを考えたら健闘していると
言って良いと思いますが、レッドブルについてはメルセデスやフェラーリ
との差がまだあるように思われます。
その原因について・・・
どんな場合でもホンダPUが悪いの一点張りだった焼きパパイヤと違い、
昨シーズンはあまり出来の良くなかったルノーPUで4勝を挙げるなど、
車体に関してはグリッドでベストと言われているレッドブルが、マシンの
車体の問題と潔く認めた事に驚きました\(◎o◎)/!
先日のバーレーンGPで苦戦する原因となったリアエンドのグリップ
不足については改善に向かっているようですし、この調子で開発が
進んでいけば、割と早い段階でメルセデスやフェラーリとガチでやり
合えるでしょうし、今シーズン中に優勝も果たせるでしょうね。
あとはプレシーズンテストでやらかし、シーズンに入っても今ひとつ乗れて
いないガスリー選手がマシンに慣れてくれればと切に願う次第。
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Posted at
2019/04/03 23:03:21