この話の続きで・・・
運良くGとRSの両グレードともに試乗の枠が空いており、まぁ
折角ならRSに乗ってみようじゃないのって事でRSで予約して、
野暮用を済ませてから改めて手続をしていざ実車の前へ。

このモデルのイメージカラーと思しき辛子色っぽいメタリックと
黒のバイトーンのカラーリングで、しかもサブネーム通り微妙に
SUVチックな見た目のヤツがクラウンかい?なんて思いながらも
運転席に乗り込んでシートとミラーを合わせた後・・・
ご同乗いただいたスタッフさんより、エンジンをかける前に↓の
動画を見てくれと言われ・・・
一通り見た後にいざ路上へ。
今回の試乗コースは代官山T-SITEから一旦渋谷駅前を経由して
再び代官山T-SITEに戻ると言った感じで、距離にしたらほんの
少しなので何処までお伝え出来るか?はなんとも言えませんが、
乗ってみての感想は以下に。
まず走り出しについて・・・
ハイブリッドですのでちゃんと駆動用バッテリーに電力がある
限りはモーターのみが動き、実に静かです。
そして少し踏み込んでエンジンを動作させてみても・・・
4気筒ターボを搭載しているにも拘らずモーターがしっかりと
アシストしているお陰で、街乗りレベルの限りで言えばやはり
静かでしょうね。
で、乗り心地に関して言えば・・・
21インチのホイールを履かせ、車高を上げ目にしていながらも
(あくまで試乗コースを運転した限りで言えば)バタつきが感じ
られずしっとりとしているように思えました。
動力性能について言えば・・・
2.4リッターの4気筒ターボ+モーターで、従来のTHSのように
プラネタリーギアを介する方式ではなく、駆動及び回生に用いる
モーターを内蔵した6速ATを介する方式になっているためなのか、
従来のTHSだとアクセル入力に対してワンテンポ遅れる感がある
のに対し、この方式ではアクセル入力に対しドライバーの意思に
ちゃんと反応してくれるのは見事だと思います。
ステアリング操作面について言えば・・・
DRS(Direct Steering System(一昔前で言うところの4WS?)の
略)を採用していることでドライバーの思っている通りにちゃんと
曲がってくれるので、慣れてくるとその良さがより一層わかって
くるかもしれません。
と言うわけで、短い距離と時間の中で感じたことをつらつら書いて
みましたが・・・
これまでのクラウンの概念からは大きくかけ離れているし、内装の
作りが7桁台後半もするクルマにしてはちょっぴりお粗末とは言え、
動力性能や乗り心地、静粛性に関しては確かに高級感があるように
感じられました。
スタイリングやサイズに関しては僕らの年代より上の方からしたら
違和感があるという声が恐らく大半でしょうが、比較的若々しさを
出してきたと思しき先代のクラウンに於いてもオーナーの平均年齢
層が70代なんて話をスタッフさんが試乗中にしていただけに・・・
これまでのクラウンの伝統を受け継ぐ形で新型をリリースしても、
やがてクラウンがフェードアウトしてしまう危険性があるでしょう
から、ガラッと変えたのもまぁやむなしと。
あとは最近の日産車やマツダ車のように内装の仕上げを良くすればなおのこと魅力が増すでしょうから、さらなるブラッシュ
アップが望まれますね。
いずれにしても貴重な体験をさせていただけたので、スタッフの
皆様及び代官山T-SITEの皆様に感謝致しますm(_ _)m
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Posted at
2022/11/15 00:16:24