ピッタリですね♪(*´艸`*)
リヤ周りはハの字型に配された4本出しのマフラーが目につき・・・
普通のグレードやFスポーツとは違うのよ?とそっと教えてくれます(;´∀`)
続いて内装・・・
ドアを開けてフロントシートを見ると、メーカーオプションのオレンジ色の本革バケットシートが目に飛び込み、鮮烈な印象を受けます。
インパネ周りを見ると12.1インチの液晶モニターが真ん中に鎮座しているのが目に付きますが、メーターパネルの形状は既存のままなので、若干ちぐはぐな
感が否めません。
(参考画像1:メルセデスベンツ AMG E63)
仮に大型のモニターを配するならば、メルセデスのSクラスやEクラスのようにメーターパネルも液晶にして上下を揃えるか・・・
(参考画像2:BMW 7シリーズ)
あるいは既存のメーターパネルを活かすならば、BMWの7シリーズや5シリーズ、 またはアウディのA8やA6、あるいは同じレクサスでもRXみたくモニターを敢えて
露出させる形にすれば、見た目がスッキリするはずです。
メーターについては、スピードメーターが小径のアナログでタコメーターや各種情報は
液晶で表示されるタイプですが・・・
造形が個性的でカッコいいだけでなく視認性も高くなおかつ機能的
なので、これはなかなか良く出来ていますね♪(๑>◡<๑)

ナビなどを操作するデバイスは、一世代前のレクサス車に付いていたジョイスティック
(レクサスではリモートタッチと呼ばれている)ですが・・・
現行のLSで使われているタッチパネル付きのジョイパッド以上に使い勝手が悪いように
思え、改善を要する点ではなかろうかと(;´Д`)
今度は後席に腰掛けてみましたが、足元の空間も頭上の空間も大型セダンにしては申し
分ないレベルと言えます。
お次はパワートレーンについて・・・
上記の通り5リッターV8のNAエンジンが搭載され、最大出力が477PSで最大トルクは
54kgf・mと相当マッシヴなシロモノに・・・
8速AT(8-Speed SPDS)が組み合わさります。
まだ時間に余裕があったので晴海から豊洲方面へ流しつつ、次は各種ドライブモードを
試すことに。
まずNORMALモードですが、音やレスポンスは全く以て十分な感じです。
次にECOモードですが、NORMALに比べて明らかに出力を絞っているし、低い回転域で
早めにシフトアップするよう設定されていますが、街乗りや幹線道路を流すような使い方
だったらこれでも全然痛痒を感じないと申しますか、これでベストかもわかりません。
今度はSPORT S及びSPORT S+モードですが、ECOモードと正反対でパワーを開放して
いる感がありありですし、シフトスケジュールもできるだけ高回転まで引っ張るように設定
されている事が解りました。
パドルシフトでマニュアル変速を試してみると、トルコンATにしてはかなり頑張っていると
思いますが、9速ATがベースながらトルコンの代わりに湿式多板クラッチを用いてDCT化
したメルセデスAMGや同じく8速ATのBMWに比べると、ほんの僅かながら変速時に間を
感じたのも否めません。
また、ATのシフトレバーに関しても・・・
せっかくスープラをBMWと共同開発しているのであれば、その誼で気持ちの良いクリック
感を堪能出来るBMW車のシフトレバーを使わせてもらったら良かったのにと思いました。
乗り心地については街乗りでの速度域しか試せませんでしたが、路面の凹凸を頻繁に
拾うし、全般的にゴツゴツした感じは1,000万円以上もするセダンと考えたらそりゃあない
だろうと思いつつ、AMGもMも街乗りの範疇では似たようなもんでしたし、おそらく高速域
ではピタッと符号が合うのかもしれませんね。
以上、短時間ながら試乗させていただきましたが・・・
メルセデスやBMWなどヨーロッパのライバルにいろんな面で少し
遅れを取っているのは否定出来ませんが、国産の大型セダンで
ここまでスポーティーなのは他にないのもまた事実なので、地道に
アップデートを続けてライバル達に追いついて欲しいなぁと切に願う
所存です。