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12選
危ないクルマに近づかない回避術
「君子危うきに近寄らず」とはよく言ったもので、街を走っていると「これは
近づかない方がいいな」というクルマをときどき見かける。昨今はさまざまな
交通事故のニュースが報道されているが、そうしたクルマを見分けることで、
己の身を守ることにもなる。そこで近づかないほうが良いと思われるクルマの
特徴を、いくつか列挙してみよう。
ドアミラーを畳んだまま走っている
ドアミラーを畳んだまま走り続けているクルマや、ルームミラーが明後日の
方向を向いているクルマはけっこう目にする。
こういうクルマに乗っているドライバーは、間違いなく後方を見ていないし、
意識もしていない証拠。いきなり車線変更をされたりするリスクがあるので、
近寄らないに限る。
ヘッドライトの点灯タイミングが遅い
薄暗くなってきてもヘッドライトをつけないクルマが結構多い。トンネルの
中や市街地は照明や街灯が明るいので、ヘッドライトの点灯を怠りがちになる。
これらは、周囲のクルマに気を配っている人なら、早めにライトオンにした
方が、被視認性が高まることを知っているはず。他人のことは気にならない人
ほど、他人に見られていることを考慮しない。
夕方は日没の30分前から、ヘッドライトをつける(スモールではNG)。
日中でも、雨が降ったらライトをつける。朝方も、しっかり太陽が昇るまでは
ライトオンというのが基本。夕方、西日がまぶしい時間帯に、太陽を背にして
走るようなときも、逆光対策でヘッドライトを点灯した方が安全だ。
クルマのヘッドライトは電気代がかからないし、燃費にもほとんど影響しない
ので、ライトはどんどん活用したい。
真っ直ぐ走っていない
高速道路、一般道を問わず、車線こそはみ出たりはしないが、フラフラして
落ち着かず、真っ直ぐ走れないクルマがある。
半分居眠り運転なのか? 目線が近すぎるのか? 肩や腕に力が入り過ぎて
いるのか? 道に迷っているのか? 何か別の作業をしながら運転している
のか? それともオドオドしているだけなのか? もしかしたら飲酒運転や
危ない薬をやっている可能性も……。
理由はいくつか考えられるが、危ない行動を起こす可能性は高い。こうした
クルマとはできるだけ車間距離を広くとっておくのが重要。高速道路などで、
追い抜くチャンスがあれば、早めに追い抜いて距離を確保した方が安全だ。
雨天なのにハイペースで走行している
首都高速道路株式会社のデータによると、雨の日の交通事故の発生数は雨天の
約4倍。施設接触事故発生件数でみると約12倍も増えている。
ほとんどが「スリップ」と「見落とし」が原因なので、晴天時と同じペースで
走るのは愚の骨頂。雨の中ライトもつけずにハイペースで走るようなクルマが
いたら、とっとと道を譲って距離を置こう。
運転姿勢の悪いドライバー
シートバックを寝かしてだらしない格好で運転していたり、妙にハンドルまでの
距離が近かったり、顎が上がった姿勢や背中が背もたれから離れて運転している
人などなど。
このようなドライバーは、クルマからの情報をきちんとキャッチしているとは
思えないし、操作の正確性も低く、メンタル面でも余裕があるとは思えない。
お近づきにならない方が安全だ。周囲のドライバーの様子を見ることも事故
予防のひとつだ。
スマートフォンをいじっているドライバー
スマホをいじっていたり、通話しながら運転するのは、道路交通法違反。警察
庁によると、平成30年中の携帯電話使用等に係る交通事故件数は、2790件で
過去5年間で約1.4倍に増加しているとのこと。また、死亡事故率を比較すると
携帯電話使用等のケースでは使用していない場合より約2.1倍高くなっている。
その他、カーナビ等を注視中の事故も多く発生しているし、テレビや漫画を
見ながら運転している人も……当然のことながら危険だ。ダッシュボードに
雑誌が載っているようなクルマは、近寄らないほうが賢明だ。
・携帯電話使用等(交通の危険=事故を起こした場合)の罰則は、違反点数2点、
反則金9000円(普通車)
・携帯電話使用等(保持)の罰則は、違反点数1点、反則金6000円(普通車)
ペットを抱いているドライバー
ペットを膝に抱いたまま運転している人もときどき見かける。これもじつは
道交法違反だ。そもそも違反以前にちょっと考えれば危険な行為だとわかる
はず。もし、ペットが急に暴れ出したら運転操作が疎かになるのは容易に想像
できるだろう。 ペットは後部座席かラゲッジルームに、専用ハーネスなどを
きちんとつけて乗せること。そのほうがペットも急ブレーキなどでケガをする
可能性は下がる。
不必要なところでブレーキを踏むクルマ
普通にクルマが流れている道路なのに、不必要なところでチョコチョコブレーキ
ランプが点灯するクルマも要注意。さらに赤信号などで止まるときでも、手前で
止まって、また少し動いて、止まったり……。
迷っているのか、優柔不断なのか、スキルが低いのかはわからないが、挙動
不審気味のクルマなので、近づかないほうが良いだろう。
高齢者マーク、初心者マークのクルマ
初心者マークや高齢者マークをつけているクルマとは、距離をとっておくのが
ベター。道交法でも、そのようなマークを付けたクルマに幅寄せや割込みなどを
した場合は違反になる(高齢者マークの装着は70歳以上の運転者の努力義務)。
高齢者は加齢で視野が狭くなりがちで、初心者も運転に余裕がないので同様に
周囲への注意が散漫になりがち。そのような理由からも近づかない方が無難だ。
見るからに「かっとび」という走りのクルマ
首都高速などの都市高速道路でよく見かける、やたらと飛ばしているクルマ。
個人的な印象としては、ライトバンやワンボックスなどの営業車が目立つ。
車線変更を頻繁に繰り返したり、トリッキーなレーンチェンジをするような
クルマは、周囲の状況を十分に確認してない。しかも、路面状況によっては
スリップ事故を起こす可能性も高い。とにかく先を急いでいるようなので、
関わることなくとっとと道を譲ってしまった方が安全だ。
汚いクルマ、傷だらけのクルマ
バンパーやドアなどに擦り傷のあるクルマは、持ち主の車両感覚が鈍いことを
表している。また、汚いクルマもクルマへの愛情が感じられないので、雑な
運転をする可能性が大。極端な表現をすればキズがひとつ増えても気にしない
ドライバーと想像すれば、近寄らないほうが良いことを理解できるだろう。
駐車場で近くに止めてはいけないクルマ
駐車場で近くに止めないほうが良いクルマのタイプを紹介しよう。まずは上掲と
同じくバンパーやサイドにキズがあるクルマのドライバーは、車両感覚が鈍く、
きれいなクルマのそばに止めるより、ぶつけられるリスクがグッと高くなる。
また、駐車マスにきれいに止められていないクルマも危険。はみ出していたり、
斜めに止めているようなクルマは、下手くそな証拠。前向き駐車の指示がない
のに、前向き駐車する人も要注意。駐車に自信がない人が多いし、真っ直ぐ
バックで出る駐車スペースでなければ、方向転換するので車両の前方が大きく
振られてぶつけられるリスクは高い。できればそうしたクルマの隣は避けて
駐車したい。
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一通り読んでみて頷けることばかりでしたが、特にボクが大きく頷けた
のは最後の駐車場のくだりで・・・
(度々こちらのブログでも取り上げていますが)ウチの近所にOKストアと
言う大型スーパーがあり、150台以上駐められる大きな駐車場を有して
いますが、休日になると時間帯を問わずクルマで来る人が多いせいか、
枠内にキッチリ駐められなかったり、枠に収まっていても斜めに駐めて
いるのを目にすることが多々あり、その度に・・・
両隣に駐める人が出し入れする際に苦労するだろうし、最悪の場合ドア
パンチを喰らう可能性もあるだろうから、一体全体コイツら何を考えて
いるんだ?と思いますし、一発で駐車を決めようと考えず切り返すなり
して時間をかけても構わないので真っ直ぐ駐めるようにしたらどうよ?
とも思うもので・・・。
ボクがそこへ買い物に行く時は平日ならば20時過ぎ、休日ならば開店して
すぐの8時台などクルマが割と少ない時間帯を選び・・・
OK以外でも駐車場に駐める際は出来れば柱のそばなどあまり人が駐め
たがらない場所を選び、そこが塞がっている時は真っ直ぐに駐めてかつ
綺麗にしているクルマの隣を選びますし、サイドミラーやバックカメラで確認しつつ車体と白線が平行になっているのを確認して真っ直ぐバックに
入れるようにしています。
まぁそれでも・・・
後から何を考えているんだか分からんバカっつうかヘタクソが隣に駐めて来る事もあるので、駐車場に
於けるリスクを回避しきれないんですがね( ;´Д`)
で、真っ直ぐ駐められない面々はこれを見てしっかり勉強していただき
たいものですし、後方のみならず真上から自車の位置をチェック出来る
全方位モニター付きのクルマに乗っているなら、それも活用することで
駐車位置を合わせやすくなるでしょう。
それでもダメなら悪いことは言わぬ・・・
免許証の代わりに運転経歴証明書を獲得してクルマを 降りる事を本気で勧めますよwww
あとこれに…
クルマ自体に全く責任はないし、ボクも初代の後期型に10年以上乗って
いたので些か辛いものがありますが、最近では池袋の上級国民の一件で
さらに悪目立ちするようになり、あの大柄でパワー厨なイギリスの人を
して↑と言わしめた、実燃費も素晴らしいあのクルマとドライバー(特に
年齢の高い方)もプラスして良かろうと。
と言うのも、つい先日のことですが・・・
城山で集まりがあった帰りに国道413号線を橋本方面へ向かって走行中、
対向車線にいた2代目のあのクルマを運転していた高齢の男性が沿道の
お店に入りたかったのか、ウィンカーも出さずにいきなり右折してきて、
幸い両方向とも混雑していたためブレーキを踏んでやり過ごせたものの、
普通に流れていたら当たっていた可能性もあっただけに、ちょっとばかり肝を冷やしたもので(((((((( ;゚Д゚))))))))
いずれにしても路上にはいろんな危険が存在するし、人のふり見て我が
ふりを直さねばと思いました。