320dに引き続き、今度は久々に名称復活と相成った8シリーズに試乗です♪
※今回試乗したグレードはM850i xDrive(クーペ)です。
これまで大型のクーペ系は6シリーズを名乗っておりましたが、5シリーズの
ハッチバック仕様であるグランツーリスモが6シリーズを名乗ったことにより、
大型のクーペ系は8シリーズとなりました。
って事でまずは外観を見てみると・・・
一昨年の東京モーターショーでコンセプトモデルが出展されていましたが、
市販するに当たって若干手直しがあったものの、マッシヴな体躯にキレイな
顔立ちと力士に喩えて言えばかつての霧島関(現:陸奥親方)のような感じは
ほぼそのままですね♪(*´艸`*)
※東京モーターショーで出展されていたコンセプトモデル。
お次は内装について。
外観が良ければ内装も良かろうと思うかもしれませんがさにあらず・・・
先代にあたる6シリーズの方が色気があるなと正直思いました( ;´Д`)
※ちなみに↓はM6の内装
エンジンについて・・・
Mって名前が付くし、4.4リッターV8ターボなのでM5と一緒かな?!と
思ったらそうではなく、7シリーズの750iと同じく530馬力の最高出力と
76.5kg・mの最大トルクを発すN63B44D型となりますが・・・
まぁそれでも先先代のM5/M6を凌駕するエンジンなので、多分走らせたら
相当速いだろうなぁと容易に想像出来ます。
そして今回の試乗コースは、念願かなってお台場〜羽田空港エリアの往復と
なりましたが、かっちょいいクーペで走れる嬉しさ半分、こんなパワフルな
車をちゃんと運転できるんだろうか?って不安半分で乗り込み、いざ出発。
デフォルトと思しきCOMFORTモードでも野獣がうなるようなエグゾースト
ノートにビビりつつ、交通量が少し多めだったのでECO PROモードに切り
変えてしばし走らせてみると・・・
流石に76.5kg・mとトルクが大きいせいか、アクセルにちょっと足を乗せる
程度でも軽々と加速し、交通の流れを難なくリードできてしまいます。
そしてトンネル区間に差し掛かったところで、ご同乗いただいたスタッフ
さんより・・・
「ここでちょっと踏み込んでみましょうか♪」
と促され、周りに白バイや覆面がいないのを確認し、SPORTモードに切り
替えてアクセルを深めに踏み込んでみると・・・
トム・ジョーンズばりにドスの利いた歌声を発するのに痺れまくり、Mの名前はダテじゃ
ないと思いましたね!(*´Д`)
とは言え道中で白バイをちょくちょく見かけ、そのサウンドをココロゆくまで
楽しもうものなら彼らの餌食になるのは避けられないので、ラグジュアリーな
クーペらしくマッタリな走りに切り替えました(;´∀`)
羽田空港を横目に見て帰路に就きましたが、幾分交通量が多めになったのか、
ご同乗いただいたスタッフさんよりまた一言・・・
「このクルマ、(日産のプロパイロットみたいに)車線の真ん中を
キープしてくれるので、試しにやってみたらいかがでしょう?」
と促されたのでやってみると・・・
以前試乗した7シリーズで体験済みですが、ステアリングがこまめに
動いてクルマ側で車線をキープしようとしているさまにやはり驚かされ
ました!Σ(・□・;)
それからしばらくしてBMW Tokyo Bayに到着し、試乗を終えましたが・・・
霧島関みたいな出で立ちながら、トム・ジョーンズばりにドスの効いた声を
発するので実にズルいクルマだよなぁと思ったのと同時に・・・
このクルマに乗るならばやはり維持できる財力のみならず自制心も
しっかりと兼ね備えた大人じゃないとクルマに負けてしまうだろうなと
思いました。
なのでおいらは間違いなく対象じゃありませぬ( ;´Д`)
と言うわけで、エコな320dとエゴなM850iの両方を試乗出来たことをBMW
Tokyo Bayの皆様に感謝します。
Posted at 2019/12/04 23:17:43 | |
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