先週の金曜日にいろいろと噂のあったクラウンの新型が発表されたみたい
ですが、以下TBSのニュースサイトの記事を転載します。
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セダンじゃない!?「クラウン」 トヨタ自動車が新型「クラウン」を世界初公開
高級セダンの代名詞となっているトヨタ自動車の「クラウン」。「おじさまが
乗っている」イメージを刷新し、スポーツタイプなどを投入しました。
トヨタ自動車 豊田章男社長
「16代目のクラウン、日本の歴史に重ね合わせればそれは明治維新です。
新しい時代の幕開けです」
トヨタが発表した新型「クラウン」。セダンタイプ以外に初めてとなるSUV=
多目的スポーツ車タイプなど4車種を投入し、今年秋頃から順次販売するという
ことです。
クラウンクロスオーバー
クラウンセダン
クラウンスポーツ
クラウンエステート
記者
「こちらが1955年に発売された初代のクラウンです。トヨタ独自の技術で
作った初の量産乗用車となります。
クラウンは今回で16代目。会場には歴代のクラウンが並べられました。
80年代には「いつかはクラウン」のキャッチフレーズで一世を風靡し高級
セダンの代名詞ともなりましたが、その後、客のニーズの変化に十分に応え
られず存在感が希薄になっていたといいます。
トヨタ自動車 豊田章男社長
「この車で、私はもう一度世界に挑戦いたします」
国内での販売が中心だったクラウン。新型はおよそ40の国と地域で販売する
予定です。
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先代(220系)のクラウンもクーペ風のボディだったり、開発に際してノルド
シュライフェも用いて走りの面を磨いたり試行錯誤をしてきたものの・・・
(あくまで個人的な感想ですが)フロントやリアのデザインがちょっとばかり
仰々しかったり、インテリアの仕上がりは下のクラスであろうメルセデス・
ベンツのAクラス/Bクラス系列よりもむしろ劣っていたり、液晶メーターが
備わらなかったりと装備の面に関しても中途半端だったりで・・・
センチュリーないしはレクサスブランドの各車種があるだけに、そこに忖度
した結果だろうけれど、トヨタブランドの高級ラインにしては少々抜かりが
あるように思っていた中で、今回のモデルをまずエクステリアの写真で見た
限りだと・・・
先代まではなんだかんだでコンサバな感じだったのに、一気に垢抜けたなぁ
ってのが第一印象です。
ここまで大胆に変われたのにはこんな話もあったからでしょうが・・・
これまでのクラウンらしさから解放された感がありますので、これはこれで
アリかもしれません。
内装の写真を見てみると・・・

液晶メーターが採用されたりでようやく現代のクルマっぽくなったんですが、
YouTubeの動画を見るとトリムレベルはあまり良くないなんて話らしいので、
これはちょっと実車を確認せねばですね。
で、パワートレーンについてですが・・・
実はカムリやハリアーなどに採用されているGA-Kプラットフォームなので、
歴代で初めてFFベースの4WDですし、モーターが付くとは言え4気筒のみに
なり、2代目以降長らくラインナップされてきた6気筒が無くなりそうです。
※セダンがまだ出ておらず、それでもしかしたら6気筒の搭載も有り得そうな
だけにハッキリ言い切れませんが。
そしてボディ形状ですが・・・
過去にバンやワゴンあるいはピックアップトラックもありましたが、今度の
モデルではSUVタイプがメインなのに驚きです!
そして長らくほぼ国内専用として売られていたモデルですが、今度は海外 でも売るそうですね。
古くからのクラウン好きな方々にとってはあれやこれやと違和感を覚える
ことだらけでしょうが、そんな方々がやがては免許を返納したり、あるいは
この世を去ったりするでしょうから、どこかしらで変わらなきゃジリ貧になる
一方なので、もしかしたら良いタイミングかもしれませんし・・・
型を守る、型を破る、型から離れると言う過程を縮めた「守破離」って言葉を
耳目にすることがあるでしょうが、今回のクラウンに於いても長年守り続けて
きた型を破り離れて行く感じでしょうから、「守破離」の言葉を当てはめても
良い感じがしますよね。
どんな評価を得るか?は今後の話でしょうが、CMソングに使って欲しい↓の
曲をご紹介して今回は終わりにします。
”Changes” Performed by YES
Posted at 2022/07/20 23:38:21 | |
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