皆さん、おはようございます!
令和という時代に、製造から四半世紀経過した…

スバル・ヴィヴィオRX-Rに搭乗している~+KIRA+~です( ˊᵕˋ* )
ところで皆さんは、Jロードさんがシエクルブランドで販売している
minicon proという、製品をご存知でしょうか?
謳い文句を見ると、
『簡単操作で燃調・制御ポイントが自在に操れる燃調セッティングツール』と、紹介があります。
その謳い文句通り、アイドリング~高回転まで、miniconの設定を任意に調整出来る、調整式サブコンと言えます。
そんな、minicon pro…。
実は、ボクもかなり前に導入してます( ˊᵕˋ* )
この目盛りを弄ることで、
『どのタイミングで調整をかけるか』
『どのくらいの濃度に調整するか』を
設定する事が出来るわけです。
minicon proを購入すると、
このような御丁寧な説明書が付いてきます。
いくら燃調が調整出来るとはいえ、何の知識もないユーザーがいきなり調整数値を決める事は難しいです。
そこは流石、Jロードさん。
どのような調整をしたらいいか、テンプレを用意してくれています⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝
そのテンプレは以下の通り。
<標準仕様>
純正交換エアクリーナー、車検対応マフラー、ノーマルブースト等の車両の場合
・エアフロー車
・圧力センサーNA車
・圧力センサーターボ車
<インテーク改造仕様>
コアタイプエアクリーナー、インテークパイプ装着等の車両の場合
・エアフロー車
・圧力センサーNA車
・圧力センサーターボ車
<マフラー改造仕様>
マフラー交換により、低速域のトルク感が薄くなってしまった車両。
・エアフロー車
・圧力センサーNA車
・圧力センサーターボ車
↑こんな具合に、あらゆる車両のパターンを想定してくれています٩(๑•ᴗ•๑)۶
詳しい調整数値は、画像の方を参照して頂きたい。
さて!
知っている人なら知っていますが、
ボクのヴィヴィオRX-Rは

『スーパーチャージャー搭載車』です。
ここで素人のKIRAには、ある疑問が浮かぶ。
スーパーチャージャーを『NAの延長線上』と位置づけるか、『ターボチャージャー同様の過給器枠』で捉えるか…という問題です。
スーパーチャージャーについて、ピンと来ない方のために。
スーパーチャージャーとは、エンジンの出力軸(クランクシャフト)からベルトなどを介して取り出した動力や電動モーターによって圧縮機(コンプレッサー)を駆動し、空気を圧縮してエンジンに供給する補機である。
圧縮機こそ付いていますが、メカの動力を利用して、ブーストに変換している辺りはいわゆる『メカチューン』と取れなくもない。
実際、ヴィヴィオに乗った時のフィーリングのそれは、ターボラグなどが存在しない、『高回転型のダイレクトなフィーリングが返ってくるNA』と、言えなくもないのです。
そうなってくると…ここでどのセッティングをヴィヴィオに施したらいいのか、首を傾げる事になります。
………。
……。
…。
よし!
分からないことは…、
『製作した本人に聞いてしまえばいいのだ!』
何を思ったのかボクは、
minicon製造元のJロードさんに直でこの疑問を投げかけたのです。
以下は、実際のやり取り。
KIRA『少々お伺いしたいのですが、ボクはスバルのヴィヴィオRX-Rという、スーパーチャージャーを初めから搭載した車両に乗っているのですが、この場合、どのような調整をしたらいいのでしょう(・・?』
Jロード『基本的には、現車合わせになりますので、まず、お車の状態を教えて下さい(•ᵕᴗᵕ•)』
K『エアクリーナーは純正交換タイプで、それ以外は全て純正の車両となってます⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝』
J『それでしたら、ちょっと燃調を搾ってやるくらいでいいと思います(•ᵕᴗᵕ•)』
K『というと?』
J『ターボチャージャーでも、スーパーチャージャーでも、【過給器】である事に違いは無いので、【調整をかける位置】【調整するレベル】を共に、そこに記載されているマイナスの数値に合わせて、燃調を薄くしてやるといいと思います(•ᵕᴗᵕ•)』
K『わざわざありがとうございます!!』
…つまり、結論を述べると、
『スーパーチャージャーを搭載したヴィヴィオRX-Rは、ターボチャージャー同様の過給器として扱い、燃調を薄くする必要がある』という事になります。
このマニュアルに沿って解説していくと…
標準仕様の圧力センサーターボ車の欄を見て、
S-POINT(制御を開始するポイント)を-2、
FUEL-A(燃料値の設定ボリューム)を-3に設定する事になります。
そしてもう一つ大切な要素。
minicon proには、予め用意された、
『FNモード』という、高負荷時の制御状態を決めるモードがあります。
(ダイヤルとは別に、モード変更のスイッチがあります)
FN MODE1…高負荷時はFUEL-Aにて設定した値が継続する
FN MODE2…高負荷時はノーマルデータになる。
FN MODE3…高負荷時は2~3%増量する。
※圧力センサー車のブーストアップ仕様には適さない。
(ブーストリミッターカットが入ってしまう事がある為)
↑以上3つとなる。
そして、圧力センサーターボ車の欄を見ると、【FN MODE2】と記載があります。
コレが意味するところは、
ヴィヴィオの燃調を調整するタイミングをマイナス側に振って、早めに開始、燃調の濃度は3%薄くする、但し、高負荷時は元のタイミングで元の濃度の燃料を噴射する。
という事になる訳です。
ここから考えていくと、ドノーマルの過給器車というのは、元々燃調が濃い傾向にある…と捉えることが出来、それに対する調整をしてくれているという事が分かります!
他にも、【インテーク改造車】では、制御タイミングをさらに早め、燃調自体は濃くし、高負荷時は元の薄さに戻す、
【マフラー改造車】では、制御タイミングは早め、燃調濃度は車のコンディションによって、薄くしたり濃くしたりしつつ、高負荷時は元の状態に戻す。
と、捉えることが出来ます。
コレを見るだけでも、
エアフロー車、圧力センサーNA車、圧力センサー過給器車でこんなにも燃調へのアプローチが変わってくるのだと分かります。
ボクのようにほぼ純正を維持しているドライバーもいれば、様々なカスタムやチューニングを施してる車両もあります。
ヴィヴィオで言うなら、ROMを変えていたりするパターンがベターでしょうか。
その状態に合わせて、適正な燃調へ調整出来るminicon pro。
コレはかなり画期的なサブコンなのかもしれませんね( ˊᵕˋ* )
これからminiconを導入するヴィヴィオユーザーの参考になれば、幸いです⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝
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2021/05/29 11:07:34