バスジャック、発生しましたね(´д｀|||)。

サムネイル画像は大阪空港交通のリムジンバス。西工/三菱ふそうの組み合わせです。

いささか旧聞ですし、メディアによってはローカルニュース扱いであまり注目されてないようですが、九州の宮崎交通の高速バスで、バスジャック事件がありましたね。

報道では、
「山口県内で発生した西鉄のバスジャック事件以降、非常事態を知らせるランプが、バスの後部に設置されているが、誰も気付かなかった。」
との記事がありました。

恥ずかしながら、バスファンを自認するmdも、非常ランプの存在は知りませんでした。

ただ、この記事を配信したマスコミの姿勢が気になります。

「こういうランプが点灯してたら110番ですよ。」

という、今後のバスジャックに市民が対応するための、最も重要な情報が欠けています。

交通バリアフリー法の施行後、バスは前後両方に行先表示器の設置が義務化されましたし、この装置で、

「緊急事態です。バスのナンバーを110番してください！」

といった、はっきりしたメッセージを出すことは、技術的には可能です。

特に先にも書いた西鉄バスの事件では、乗客の１人が刺殺されるという最悪の事態になりましたから、その教訓をぜひ生かして、安全な交通機関として管理してほしいものです。

最後に、今回の宮崎交通バスの事件に巻き込まれた乗客の皆様に、お見舞い申し上げます。