こんどはフランス国鉄TGVの事故。

画像は阪急電車の大阪梅田駅。関西の私鉄のターミナルはJRと独立したビルが多く、ヨーロッパのような行き止まり式の駅が多いです。

さて、今日はいろいろ交通関係のニュースが多いですね。フランスの通信社のサイトAFPBBから、TGVの事故の報道がありました。

写真と記事から、衝突したのはTGV車両と在来線車両で、信号で30キロに減速していたTGV車両に、90キロで在来線車両が追突したとのこと。

私が写真を見た印象では、後続列車は90キロから非常ブレーキを掛けて、実際にはもっと低速で衝突したようですね。

フランス国鉄のTGVは、高速新線では300キロ近い高速運転ですが、地方のローカル線と車両の規格（線路幅や車体幅）は同じで、直通運転ができます。推測ですが、後続の在来線列車の運転士が信号を見落し、減速しなかったのが原因だと思います。

ちなみに日本の新幹線では、基本的には在来線と線路幅が違うのでつながっていないし、同じ線路を走ることはありません。

しかし、山形新幹線「つばさ」と、秋田新幹線「こまち」は、在来線を新幹線の線路幅に改築したので、福島あるいは盛岡以北は在来線と線路を共有しています。なので、このフランスのような事故の可能性はなくはないです。

どんな交通システムにも絶対の安全はないので、安全性第一で信号システムや車両、線路の管理をお願いしたいです。

海外からのニュースで、どれだけの人的被害があったのかわかりませんが、まずはお見舞い申し上げます。