南米に辿り着くには、
あるいは南米から帰ってくるには
片道だけでも
ヨーロッパ往復にほぼ相当する時間
飛行機に乗らなければなりません。
例えば今回のツアーではこんなでした↓
往路
成田-NY 往路12時間55分
NY-リマ 7時間40分
復路
サンパウロ-NY 9時間50分
NY-成田 14時間40分
かなりの時間
飛行機に乗っていることになるので
どうやって快適に過ごすかが問題です。
ビジネスクラス以上に乗れば
そんなことを考える必要はありませんが、
エコノミークラスの私には切実な問題(笑)
ということで
国際線の機内に持ち込んだものを
昨年のイタリアと対比して記録しておきたいと思います。
以下つまらない話になりますので
興味の無い方はスルーをお願いします。
【1 サブバッグ】
サブバッグは
機内に持ち込むものを入れるためのバッグです。
各航空会社に大きさ制限があるので
その基準をクリアしている必要があります。
持ち込んだのはこのバッグ。
左が私で右が妻のもの。
前回の基本用品編に書いたサブバッグです。
日本と南米の往復、
それとマチュピチュ行きの列車
ペルーレインに乗る時だけ使って、
それ以外の時は折り畳んでスーツケースに入れていました。
昨年のイタリア旅行の時に使ったサブバッグは
イマイチな感が否めなかったので
今回新調しました。
チャックの外ポケットが4つもあって便利です。
私のLサイズが29L、
妻のMサイズが23L、
このサイズで
マチュピチュ村2泊3日分の荷物が入りました。
Lサイズは結構大きいので
女性はMサイズが良いかもですね。
【2 フットレスト足置き】
前の座席に引っ掛けるフットレストです。
KINGWONG フットレスト足置き セパレート エコノミー症候群対策 飛行機 旅行 便利グッズ 長距離移動適用 収納バッグ付き ブルー
これを今回も持ち込んだものの
1回も使いませんでした。
座席の下にバッグを置いて
その上に足を置けば少し楽になるし、
JALの最新機はエコノミーでも座席の前後が広く
足を伸ばせるので出番はありませんでした。
次回からは持って行きません(笑)
【3 ネックピロー】
機内持込みで一番重宝したのは
今回もこれでした。
首が疲れないし、
首周りの防寒にもなります。
ネックピロー Kmall 首枕 最新版6D枕 手動プレス式膨らませる 飛行機 旅行 バス 空気 収納ポーチ付き (ブラック)
↑これは手動ポンプで空気を入れるタイプです。
空気入れで疲れることはありません。
でも口で空気を吹き込む方式のものは大変らしく、
人によっては途中で頭がボーとなるらしいです(^^;
【4 アイマスク】
今回も3Dアイマスクを持って行きました。
PLEMO アイマスク 立体型 安眠 遮光 睡眠 軽量 圧迫感なし 昼寝 眼精疲労 疲労回復に最適 (ブラック) EM-452
が、今回も一度も使いませんでした(笑)
次回からは持って行きません。
【5 携帯スリッパ】
前回のイタリア旅行に持って行った携帯スリッパ↓
Blue ISLAND かわいい×おしゃれ レディース 携帯 スリッパ ルームシューズ 靴 くつ 巾着付 室内 旅行 ホテル 事務所 参観 学校 機内 航空機内 新学期 参観日 保護者会 上履き 旅行用品 海外旅行 ニット 軽い 軽量 コンパクト 折りたたみ 折り畳み ~収納 ポーチ ケース 袋 付き~ (グーズグレイ【メンズ】25.0~27.5cm)
しかし、今回は持って行きませんでした。
その代わりに
イグアスの滝のボートツアーの時に履く
スポーツサンダルを持ち込みました。
でも、
携帯スリッパの類の機内持ち込みは
そもそも不要であることに気付きました。
靴を脱いだら
足元に置いたバッグの上に足を乗せるか
足元に何かを敷けばスリッパは不要です。
私は
各座席に毛布が置いてありますが、
それを包んだビニール袋を
足元に敷きました(^^)
携帯スリッパは
ホテルでは必要になりますが
機内持込みは、まぁ必要ないかと。
次回からは持込みません。
スリッパが置いてある
ビジネスクラス以上に乗れば
こんなことを考えなくて良いのですが(^^;
ちなみに
ホテルで使う携帯スリッパは
底面が水を通さない材質のものをお勧めします。
ホテルのシャワー、トイレ、洗面は
ほぼ例外なく3点ユニット型のため
シャワーを使うと床面が濡れ
底面が防水でないスリッパは
水を吸って役に立たなくなります。
昨年、妻が経験しました(笑)
【6 歯ブラシ 着替え】
持ち込んだ歯ブラシは
今回も機内では使いませんでした。
前回はトイレがいつも混んでいたのが理由ですが、
今回はトイレに歯ブラシセットが置いてあったからです。
さすがはJAL!
でも数が少ないので直ぐになくなります(笑)
しかし、
機内に置いてある場合でも
歯ブラシセットは機内持込みが必要です。
預け荷物のスーツケースが
ロスバゲ
(ロストバゲージ)
に遭ってしまったら
ヘタすると数日間は
歯磨きが出来なくなります!
国によってはコンビニなんてありませんから。
だから歯磨きセットは
手荷物にした方が良いです。
下着、シャツも同じですね。
1泊分の着替えを手荷物の中に入れています。
【7 マウスウォッシュ】
機内で歯磨きが出来ない場合の対策として
念のためにマウスウォッシュを持参。
オキナ マウスウォッシュ Long Spin スタイルパック ロゼ 100個入
しかし前回同様、今回も一度も使いませんでした(笑)
次回から機内持込みから外します。
【8 飛行機用耳栓】(サイレンシア フライト エアー)
飛行機内の空気圧変化による
耳の痛みを防止するためのものです。
ユータイム(YOU TIME) 耳せん サイレンシア フライトエアー
昨年のイタリア旅行の時、
耳が痛くなった妻にこれを渡したら、
魔法をかけたみたいに
スーと痛みが消えた不思議な耳栓です。
今回は幸いにも痛みは起きませんでしたが、
飛行機の耳の痛みはいつ起きるか分かりませんので
これからも持ち込みます。
【9 マスク】
機内の乾燥対策のために持ち込みましたが、
前回同様、今回も使いませんでした。
機内の話ではありませんが、
街頭でマスクをするのは
日本や中国、東南アジアの一部の国だけで、
世界的には街頭でマスクをするのは御法度です。
特に欧米でマスクをしていると
犯罪者かサーズなどの感染症患者と勘違いされます(笑)
街頭でのマスクは
「私は危険人物だ、近づくな」
とのサインの意味だそうです。
イタリア旅行の時は
イタリア案内百回超えの添乗員が
「マスクをしないで下さい。」
と言ってました。
オーストリアにはマスク禁止法があるほどですから
注意が必要ですね。
もちろん南米でもマスクをしている人はいませんでした。
例えば、ペルーのクスコは
非常に空気が乾燥しているのですが
誰もマスクはしていませんでした。
郷に入れば郷に従え
が良いかもです。
【10 のど飴】
前回、機内の乾燥対策として持ち込みましたが、
一度も使わなかったので
今回は持って行きませんでした。
私の場合はワインが一番の乾燥対策かも(^^)
【11 モバイルバッテリー、予備バッテリー】
リチウム電池と
リチウムイオン電池の
モバイルバッテリーや予備バッテリーを
預け荷物に入れるのは禁止されています。
これらは全て手荷物での機内持込みになります。
お互い死にたくはないので、
これだけは頼むから守ってくれー
と言いたくなります(笑)
機器の本体に内蔵されている場合は
預け荷物にすることも出来ます。
例えばPCは預け荷物が可能です。
しかし、
USAの出入国では預け荷物に鍵を掛けてはいけないし、
TSAロックの鍵だと合鍵で開けられる恐れがあるし、
預け荷物の取り扱いは乱暴だしで、
精密機械のPCはとても預けられません(笑)
リチウムの場合はリチウム含有量が、
リチウムイオン電池の場合はワット時定格量が
それぞれ一定量を超えると
手荷物、預け荷物いずれでも
飛行機に持ち込むことは出来ません。
自分が使用するリチウムイオンバッテリーが
持込み可能かどうか
その詳しい基準は次のとおりです。
【リチウムイオンバッテリー制限】
1 ワット時定格量が100Wh以下であること
2 ショートしないよう個別に保護してあること
3 個数制限なし、機内持ち込みのみ可。預け荷物禁止。
1のワット時定格量の算出式は
各航空会社のHPにあります。
それによると、
ワット時定格量(Wh)=
定格定量(Ah)× 定格電圧(V)
となっています。
しかし普通は
AhではなくmAhで表示されているので
mAhをAhに変換しなければなりません。
で、この式になります↓
ワット時定格量(Wh)=
定格定量(mAh)÷ 1,000 × 定格電圧(V)
これで算出した私のバッテリー類の
ワット時定格量(Wh)は次のとおりでした。
カメラのZ7、Z6用バッテリー
14Wh≒1900mAh÷1000×7.0V
GoPro HIRO7用バッテリー
6Wh≒1220mAh÷1000×4.4V
モバイルバッテリー
52Wh≒10400mAh÷1000×5.0V
この計算によれば
いずれもワット時定格量が100Wh以下なので
機内持込みが出来ました。
ま、普通の製品なら100Whを超えることは
まずありませんが(^^;
ただし、
20000mAhを超える大型モバイルバッテリーは
100Whを超えてしまうので注意が必要ですね。
【12 カメラ ノートPC】
乱暴に扱われる預け荷物に
絶対に入れてはいけないのが
パスポートの次に大切なカメラ(^^)
もちろん手荷物で機内に持ち込みました。
予備の記録メディアも全て手荷物です。
ノートPCはアメリカやドイツの
76cm落下テスト・200kgf面加圧テストを経た
かなり頑丈なものなので、
少々手荒くスーツケースを扱っても
故障することはありませんが、
盗難が心配だったので機内持込みにしました。
【13 水】
前回は持込みましたが、
今回は持込みませんでした。
長時間のフライトになるものの
機内は寒いぐらいなので
それほど水分補給の必要を感じません。
エコノミック症候群防止のための水分も
機内食の時の水で十分かも。
ま、これは人それぞれですね。
【14 寒さ対策】
飛行機の中は最初は涼しいものの、
そのうち寒くなってきます。
近くの座席に座っていた人は
最初はダウンジャケットを着て
次にマフラーを巻いて
最後はニット帽を被っていました。
私も寒くて眠れないほどでしたから
かなり冷えていたと思います。
各座席に毛布が1枚置いてありますが、
妻が「寒い」と言ったため
「これはポイントアップのチャンス!」
と思って
その毛布を妻にやってしまったことを後悔(笑)
乗った飛行機によって違いはあるでしょうが、
外は夏でも
飛行機の中は寒い
と考えて
防寒のための衣類を
持ち込んだ方が無難ですね。
次回への教訓になりました(^^;
~【その3 インターネット・デジタル用品編】へ続く~
南米旅行に持っていくもの【その1 基本用品 + ESTA電子申請編 @ TSAロックは早くも過去の遺物か?】
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南米旅行その1 1日目:出発の日@羽田から成田までレクサスのタクシーで移動
南米旅行その2 2日目@儚いハーレムの夢+リマからナスカへ10時間のバス移動
南米旅行その3 3日目@ナスカの地上絵を空から見る
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南米旅行(マチュピチュ・ナスカ地上絵・イグアス) | 旅行/地域
Posted at
2019/11/27 20:26:20