先代の2匹の犬達のトイレ代わりのために
庭の半分ほどを芝生にしていました。
そのリリーとセーラが天国に逝ってから既に8年。
芝生は荒れ放題、ハゲ放題(^^;

いや、最早以前の芝生の面影は無し。
こうなると見た目がよろしくありません。
そこで庭をリフォームすることに。
コロナでどこにも行けないし。
【作業1 芝生剥ぎ】
最初の作業は芝生のはぎ取りです。
ハゲ上がった芝生ですが根はびっしり張っていて
結構な重労働でした。
庭まで張っていた木の根は、
電動ハンマにベゼルを装着してガガガァーと掘り出しました。
残土は土嚢袋で20袋以上も出ました。
意外と出るものです(^^;
残土処分、これが大問題です。
当然自治体は受け付けてくれないし、
ネットで調べても残土回収業者は見当たらないし、
どうしようかと思っていたら
知人が紹介してくれた造園屋さんが引き取ってくれました(^^)
飛び石代わりに置いてあったコンクリート平板(へいばん)は
洗って再利用します。
【作業2 整地・転圧】
次に芝生を剥いだ後を平らにする作業です。
雨水が道路側に向かって流れるように
傾斜角度を決め、目印の水糸を張ってならしていきます。
芝生を剥いだ後は結構な凸凹がありますが、
アメリカンレーキを使えばスピーディーに平らに出来ます。
大まかに平らにしたところで転圧(土固め)します。
これを怠ると後日、庭にデコボコが出来てしまうので手抜きできません。
最も重要な作業とも言えます。
電動転圧機があれば楽なのですが、
ありませんので、
はい、重いコンクリートブロックを使います(笑)
これを持ち上げてはドッスン!と落とす、
何度も繰り返します。
足腰、背筋、腕の筋トレに最高です\\( ⌒▽⌒ )//
筋肉がプルプルきますから(笑)
ただ、幸いにも大部分が既に踏み固まっていたため
筋トレ転圧は筋肉痛2日ほどで済みました(笑)
その後は板で平らに整えます。
転圧作業で活躍したのがレーザー水準器。
設定面よりも盛り上がっている部分にはレーザー光が当たるので、
そこの部分をならしていく、
というやり方でそこそこ正確な整地が出来ました。
そしてその上にバラス、砂を入れます。
【作業3 平板敷き】
下準備が終わり、
いよいよコンクリート平板を敷き詰めていきます。
平板を道路側に僅かな傾斜をつけて敷いていきます。
少しでも狂いがあると雨で水溜まりが出来てしまうので
アバウトを愛する私もここだけは真剣です!
このミニレベル(水準器)で
四方向のおおまかな傾斜を確認しながら平板を敷き
、
最終的には30センチレベルで
正確に傾斜を調整します。
バラスと砂の量を調整しながら
1枚ずつ平板の高さを揃えつつ、
四方向の傾斜を調整する、
平板同士を隙間がないよう木槌で叩いて密着させる、
という作業を繰り返します。
これをひたすら続けると「無の境地」に至り、
全ての煩悩から解放されます(^^)
作業は順調に進みました。
時間は相当掛かりましたが(^^;

カーポートの支柱の根元のコンクリートは
平板が敷きやすいように
ディスクグラインダーで切って整えました。

ほぼ完成!

と思ったのですが、
妻から「再利用した茶色の平板がイマイチ」との指摘が(汗)
↑写真上側の茶色の平板です。
せっかく並べた再利用の平板ですが撤去しました。

【作業4 平板敷きのやり直し】
ホームセンターに走り白黒の平板を購入し
作業再開です。
余分な長さはディスクグラインダーで切り込みを入れ、
タガネでコツンと叩いて切り取ります。
カーポートの支柱部分も
うまい具合に敷き詰められました。
少々雑ですが(^^;
平板の敷き詰め作業完了です!
コンクリート平板は通常はモルタルで固定しますが、
後々のリフォームの自由度・利便性を考えると、
モルタルで固めるのは避けたいです。
で、今回はいわゆるインターロッキング工法という方法で平板を敷きました。
インターロッキング工法には、
インターロッキング用のコンクリートレンガが使用されます。
街中の歩道でコンクリートレンガが敷き詰められている、
あれがインターロッキング工法ですね。
コンクリートレンガの重みと地面との摩擦、
それとレンガ同士の密着、かみ合わせで固定する工法で、
モルタルを使いません。(エッジには使うこともあるようですが)
で、今回は平板を使ったインターロッキング工法で施工した、
ということです。
モルタルで固定しないで
単に平板を敷き詰めるインターロッキング工法の場合、
エッジ(一番外側のライン)の措置が重要になります。
エッジをしっかり固定しないと平板が動きかねません。
そのためエッジをレンガを使ってしっかり固定しました。
マンホールの周りに並べる平板は
ディスクグラインダーで切って加工しました。
それをマンホールの周りに敷きます。
若干いびつですが、
素人ですからこの程度ならOKです。
最後の最後に硅砂を平板の隙間に流し込みます。
この硅砂、僅かな隙間にでも入っていくので
もし隙間があればそこを埋めてくれます。
左官ブラシで流し込んでやります。
全ての作業が終了。
門側
Before

Afte

犬走り側
Before
Afte
門から入ったときの印象が変わりました♪
なかなか良い感じ(*^。^*)
妻や娘から「おしゃれー」との声をもらいました(=´∇`=)
完成から4ヶ月。
平板のずれはありません。
窪みも無く水溜まりは出来ません。
雨が降れば道路側に流れていきます。
素人にしてはまぁまぁかも\(o⌒∇⌒o)/
「ここ、気持ち良いですよ」(カール)
日向ぼっこの良い場所にもなったようです♪
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Posted at
2021/06/08 20:51:41