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2011年10月18日

F30 新型3シリーズの本国カタログを眺めてみる

F30 新型3シリーズの本国カタログを眺めてみる F30POSTにF30の写真やカタログが公開されている。カタログは本国仕様のもので、実際には各国ディーラーによって、詳細はさまざまに異なると注意書きがある。それは承知の上で、今の時点で、この新型3シリーズのスペックを確認してみたい。まずはサイズから。

[サイズ] ※( )内はE90
全長×全幅×全高:
 4,624×1,811×1,429mm (4,540×1,800×1,425mm)
ホイールベース:  2,810mm (2,760mm)
トレッド(前/後): 1,531/1,572mm (1,505/1,535mm)

E90と比べてみると、全長で84mm、全幅で11mm、全高で4mm大きくなっている。目立つ全長の増加のうち、ホイールベースが50mmを占めているので、車内の広さと車の動きにゆとりをもたらすことだろう。それは前後のトレッド幅がそれぞれ26mm、37mmと増えていることからも想像できる。5シリーズの乗り味に近づいたに違いない。

次はF30の3種類のガソリンエンジンの比較。

[320i]
車重: 1,500kg
馬力: 184ps/5,000rpm
トルク: 270Nm(27.5kgfm)/1,250-4,500rpm
P/Wレシオ: 8.15kg/ps
加速: 7.6sec(0-100km/h)
燃費: 6.0-6.2l/100km = 16.7-16.1km/l

[328i]
車重: 1,530kg
馬力: 245ps/5,000-6,500rpm
トルク: 350Nm(35.7kgfm)/1,250-4,800rpm
P/Wレシオ: 6.24kg/ps
加速: 5.9sec(0-100km/h)
燃費: 6.3l/100km = 15.9km/l

[335i]
車重: 1,595kg
馬力: 306ps/5,800-6,000rpm
トルク: 400Nm(40.8kgfm)/1,200-5,000rpm
P/Wレシオ: 5.21kg/ps
加速: 5.5sec(0-100km/h)
燃費: 7.2l/100km = 13.9km/l

この320iと328iは、同じエンジンだ。320iの方は、コンピュータ制御で性能を落としてある。欧州には排気量ではなく、パワーの大きさで課税する国もある(ドイツでは排気量とCO2排出量で課税)ので、このやり方も頷けなくはない。しかし日本では、この二種類のエンジンを載せた車に対して、さまざまなオプション装備の有無を加え、数百万円もの価格差の設定で差を付けるかもしれない。

あるいは、日本ではこの320iが「323i」という名前で販売される可能性もある。というのは、これと同じエンジンが523iに搭載されたからだ(すでにBMW Japanのサイトは書き換えられた)。その場合、日本の「320i」には、新型1シリーズで搭載された1.6Lターボエンジン(170PS)が載せられることになるだろう。なお、このエンジンを積んだ日本の「120i」は、本国では「118i」と呼ばれている。

(※ 10/24追記 … かたや、Z4の「sDrive23i」は、この同じ2Lターボ・エンジン(N20B20A)を積んで「20i」に置き換えられ、24万円値下げされた。上記「523i」と全く同じエンジンなのに、異なる名称・価格変更である。新型の「320i」には、このエンジンが積まれる可能性も出てきたことになる。ちなみに、この2Lターボエンジン搭載車のマフラーは、4気筒であってもツインである。)


さて、次は三種類のBMWライン。なお、写真にはオプション装備が含まれている。

[モダン・ライン]

17インチまたは18インチアロイ・ホイール
フロントおよびリアのサテン・アルミニウムの専用デザイン
11本のサテン・アルミニウムのキドニー・グリル
サテン・アルミニウムのテールパイプ・トリム
ライン名入りのエントリー・シル
ダーク・オイスターのスポーツ・レザー・ステアリング・ホイール
ダーク・オイスター・パネルの速度計および回転計
ブリーズ・クロス/レザー・コンビネーション・シート
パール・インテリア・トリム(パール・グロス・クロームのアクセント入り)
インテリア・イルミネーション(調光機能付き)とサイド・ライト
オートマチック・エアー・コンディショナーとカー・ラジオ周囲のクローム・トリム
パール・グロス・クローム・トリムのダーク・オイスター色のキー


[スポーツ・ライン]

17インチまたは18インチアロイ・ホイール
フロントおよびリアのハイグロス・ブラックの専用デザイン
8本のハイグロス・ブラックのキドニー・グリル
ハイグロス・ブラックのサイド・ミラー・カバー(オプション)
ライン名入りのエントリー・シル
ブラック・クロームのテールパイプ・トリム
スポーツ・レザー・ステアリング・ホイール(赤いステッチ入り)
トラック・クロス・スポーツ・シート(運転席および助手席)
ハイグロス・ブラックのインテリア・トリム(赤いアクセント入り)
赤いアクセント入りの速度計および回転計
インテリア・イルミネーション(調光機能付き)
オートマチック・エアー・コンディショナーとカー・ラジオ周囲のクローム・トリム
赤いトリムのキー


[ラグジュアリー・ライン]

17インチまたは18インチアロイ・ホイール
フロントおよびリアのクロームの専用デザイン
11本のハイグロス・クロームのキドニー・グリル
クロームのドア側面トリムおよびテールパイプ・トリム
ライン名入りのエントリー・シル
スポーツ・レザー・ステアリング・ホイール
ムーブ・クロス・シート
ファインライン・アンソラジット・インテリア・トリム(パール・グロス・クロームのアクセント入り)
インテリア・イルミネーション(調光機能付き)とサイド・ライト
センター・コンソール部およびオートマチック・エアー・コンディショナーとカー・ラジオ周囲の専用クローム・トリム
パール・グロス・クローム・トリムの専用クロームのキー


新型1シリーズと同じように、これら三つのラインはあくまでもオプションである。つまり、今までのM-SportやHi-Lineのようなオプション・パッケージの、デザイン部分を特化したようなものだ。したがって、どのラインでもない、ノーマルの3シリーズという選択肢もあるわけで、実質は4種類あることになる。いや、M-Sportの写真もすでに公開されているので、5種類ということになるだろうか。


何のラインやオプションも選ばないと、このようなデザインとなる。

しかし、ノーマルの3シリーズも決して悪いというわけではないと思う。


さて次に、本国では設定可能な、新型3シリーズに用意された、最先端のオプションを見る。ただし、ここに書いてあるものがすべてではなく、私の目にとまったものを挙げただけである。

[安全装備系]
アクティブ・プロテクション ※1

※1 アクティブ・プロテクション
 ニューBMW3シリーズ・セダンでは、すべての安全装備が、完全に補完しあうようにデザインされています。乗員保護に優れた、6つのエア・バッグの標準装備に加え、このオプションのアクティブ・プロテクション機能は、前席シートベルトを危険時に引き締め、自動的に開いた窓やサンルーフのガラスを閉じます。「ポスト-クラッシュiBrake」は、衝突後に車を自動的に停止させることで、玉突き衝突を防止あるいは軽減します。


[運転補助系]
アクティブ・クルーズ・コントロール(前進・停止機能と衝突警告付き)
ヘッドアップ・ディスプレイ(フルカラー) ※1
ブレーキ機能付きクルーズ・コントロール
ハイビーム・アシスタント
レーン・チェンジ・ウォーニング
レーン・デパーチャ・ウォーニング(衝突警告を含む)
パーク・アシスタント
パーク・ディスタンス・コントロール(PDC)、フロント&リア、またはリアのみ
リア・ビュー・カメラ(PDCに連動)
追越禁止情報付き速度制限情報(速度制限および追越禁止検出、ナビゲーション・システムに連動)
サラウンド・ビュー(リア・ビュー・カメラに連動)

※1 フルカラーBMWヘッドアップ・ディスプレイ

 あなたの視線をいつでも路面に。このオプションは、マルチカラーTFT液晶を用いて、さまざまな情報をドライバーの視界にダイレクトに映し出します。表示される情報には、現在速度や速度制限、さらに追越が可能か、またはナビゲーションの指示によるか、というような事柄が含まれます。その都度色分けされた表示が、異なる種類の走行情報の読み取りさえも容易にします。BMWヘッドアップ・ディスプレイは、あなたの視線をいつでも路面前方に向け、ドライブをより安全でよりリラックスにすることを保証します。


[トランスミッション、足回り系]
8速スポーツ・オートマチック・トランスミッション(パドル・シフト、クイック・シフトと電子式スポーツ・ギア・セレクター)
アダプティブ・サスペンション ※1
M-Sportサスペンション
バリアブル・スポーツ・ステアリング(サーボトロニック付き) ※2

※1 アダプティブ・サスペンション
 あなたのドライビング・スタイルと路面状況の両方に適応する、電子制御のダンパーです。その作動特性は、ドライビング・エクスペリエンス・コントロール(DEC)ボタンによって調整することができます。オプションのアダプティブ・サスペンションもまた、ニューBMW3シリーズ・セダンの快い乗り心地を損ねることなく、車高を10ミリ下げます。DECボタンのスポーツ、またはスポーツ・プラス・モードを選択することで、より引き締まったサスペンション・セッティングも可能となります。

※2 バリアブル・スポーツ・ステアリング
 走行速度とは関係なく、ステアリングの操作量に応じて、ステアリングの切れ角を可変的に変化させるシステムです。これにはサーボトロニック機能が含まれ、極めて急なステアリング操作が必要になった時に発生する、ステアリングの不自然な動きを減少させます。駐車や複雑な車両移動はもちろん、ヘアピン・カーブや急なコーナーでの、俊敏なスポーツ走行の快適さを高めます。わずかなステアリング操作だけで、正確さと方向安定性が得られます。


[照明および視界系]
ライト・パッケージ(フロントおよびリアおよびドアのアンビエント・ライト、周辺ライト、フットウェル・ライト、LEDバニティ・ミラー、LEDリーディング・ライト、LEDラゲッジ・コンパートメント・ライト)


[iDrive系]
ラジオ・プロフェッショナル、6.5インチ・カラー・モニター、ダイレクト・メニュー・コントロール・ボタン付きiDriveコントローラ、CDドライブ、MP3デコーダ(これらは全車標準装備)
ラジオ・プロフェッショナル付きCD/DVDドライブ、USBおよびBluetoothインターフェイス、黒パネルの8.8インチ高解像度カラー・モニター、ブックマーク機能、3Dマップ、衛星画像および矢印表示、地図およびオーディオファイル用12GBハードディスク(こちらはオプション)


[メーカー・オプション・パッケージ] ※本国のパッケージで、日本とは異なる。
コンフォート・パッケージ
 2ゾーン・コントロールのオートマチック・エアー・コンディショナー
 ライト・パッケージ
 ストレージ・コンパートメント・パッケージおよび折りたたみ後席ヘッド・レスト
ドライビング・コンフォート・パッケージ
 ブレーキ機能付きクルーズ・コントロール
 サーボトロニック
 前席アームレストのUSBインターフェイス付きハンズフリー・システム
パーク・アシスタント・パッケージ
 リア・ビュー・カメラ、前後PDC、パーク・アシスタント
ヴィジビリティ・パッケージ
 自動防眩ルーム・ミラー
 ヘッドライト洗浄装置
 レイン・センサー
 LEDデイ・ライト付きキセノン・ヘッドライト
 アダプティブ・ヘッドライト
 対向車保護用ハイ・ビーム・アシスタント


過去の例から見て、本国では選択可能なこれらのオプションのすべてが、日本でも選べるとは限らない。また、日本では320iでも標準装備だったり、あるいは335iのような上級グレードの車には、最初から豊富なオプションが装備されるだろう。さらに、日本専用のさまざまなパッケージが用意されることになるだろう。

今頃は、BMW Japanの社内で、どのようなエンジンを搭載した、どのような名前の3シリーズに、どのような装備を加えて、どのような価格で販売し、どのようなオプション・パッケージを用意し、そして、どのように、1シリーズや5シリーズと差別化するのか、真剣に検討されていることだろう。あるいは、すでに方針はほぼ固まっているのかもしれない。

いずれにせよ、それが私たちユーザの夢を育ててくれるものであることを、切に願うばかりである。
3シリーズこそが、世界の中での日本のBMWのシェアを支える柱であり、日本のBMWの裾野を広げる大きなチャンスなのだから。

※ 10/18夜、オプション装備とその説明を追記。
※ 10/19、ドイツの自動車税の課税方式について誤りがあったのを訂正。
ブログ一覧 | F30/31 3シリーズ | クルマ
Posted at 2011/10/18 03:42:24

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この記事へのコメント

2011年10月18日 6:37
う~ん、流石はスパグラさん、カタログを本国をチェックしてみるとは、恐れ入りました☆

コンピューター制御で性能を落とす、ってのは、なんかもったいない感じもしますが、そういったドイツ本国での課税事情だったり、一つエンジンをうまく使ってラインナップを豊かにするためには、これも仕方がない方法なんですかね。。

個人的には、VWのように、同じエンジンを色んなクルマに搭載しちゃうようなやり方は、生産効率はアップしても、乗る側の楽しみとしては、ちょっとどうなんだろうと思ったりしますが。。 贅沢かな(笑)
コメントへの返答
2011年10月18日 19:01
横浜すみれっ子さん、こんばんは!コメントありがとうございます。
ワールドプレミア以後、良い写真がたくさん出回っているのを追っかけていたら、カタログに行き当たりました。興味があるので、つい一生懸命読んじゃいますね。
ECU制御でデチューンバージョンを作るのを知ったのは、E90の323iでした。エンジンは2.5Lの6気筒なのに、325iと323iにわけてパワーを下げて、数十万円安く販売していました。LCIモデルが出る頃に廃版となりましたが、その間、一度出力アップがあって、結構不評でした。F30のラインナップやBMW Japanの523iのパワーダウンなんかを見ていると、将来的になかなか不安要因です。とにかくお金を払うのはこちら側ですからね。生産効率をアップさせるなら、それは即ユーザの利益になってくれなければ、意味がありません。
2011年10月18日 6:38
さすが考察も入った検証、よくわかりやすいです。

いずれにせよ、、、スパグラさんはどのモデルでそのOPをつけるのだろうか?(爆
コメントへの返答
2011年10月18日 19:05
E30-325さん、こんばんは!コメントありがとうございます。
私の性格上、カタログを見つけたら自分のためにも読み込んで整理しちゃいますね(笑。ついでにブログ記事にしましたが、なかなか恣意的なものです。
私ですかー。184PSの523iとか、あり得ないラインナップが出ちゃうこの頃、当分は危険なBMW購入はありえませんね(笑。好きな1カブに乗って、様子見です。
2011年10月18日 8:56
こんにちわ~

新320 184ps で燃費もいいですねぇ
軽くて速そうな車ですね。

次期クーペが楽しみです。
コメントへの返答
2011年10月18日 19:09
hideさん、こんばんは!コメントありがとうございます。
2Lターボの320iを本国と同じように日本でも320iとして出してくれれば恩の字ですね。日本のユーザには170PSでもたくさんだから、1.6Lターボで我慢しとけ、と言われそうな気がして心配です。
クーペは再来年頃でしょうかね。またフェイスも少し変えてくるかなぁ。楽しみは続きますね!
2011年10月18日 11:29
こんにちは!
楽しく読ませてもらいました♪
Mスポ発表しちゃったのはまずかったかもですねw
スポーツ・ラインは足回りに手が入ってなさそうなのでMスポ待ちの方が増える気が^^;

コメントへの返答
2011年10月18日 19:13
evening_skyさん、こんばんは!コメントありがとうございます。
文字の羅列ですが、読んでもらってありがとうございます。
三種のBMWラインをカタログでよく調べてみても、デザイン部分のバリュエーションばかりでした。ノーマル仕様車にMspo付ける、ってのが一番合理的かもしれません…そういうのできるかな?
それはそうと、523iはとんでもないことになっちゃいましたね。4気筒化はわかっていたけど、まさか200PSを切るとは。しかも名前が523iのままとは。evening_skyさんの車、すごく良いタイミングでしたね!
2011年10月18日 12:03
さすが~、詳しいですね~!

328のMspoに惹かれますが、
スパグラさんの考察のように、
きっと目が飛び出るような価格になるんでしょうね……
ユーロは歴史的な安さなんだから、
もう少し、価格的にも勉強して欲しいなと思います、私的には。
コメントへの返答
2011年10月18日 20:49
Tamoさん、こんばんは!コメントありがとうございます。
私も本国のカタログスペックを見る限りでは、328iのMspoが最善の選択のように感じます。これが日本に来ると…良くて328iのまま、または330iの名称(523iの変貌を見ると、もはや名前なんて信じられませんね)、悪ければデチューンして325iどまりでしょうか。335iを残すならば。
円高の差益還元についてはおっしゃるとおりで、ポルシェは車によっては100万の値下げを公言していますね。まあ、元々高いメーカーですが。BMWには、ユーロ高で痛い値上げを私たちは過去に何度か経験させられていますが、値下げや差益還元は見たことがないですね。このままでは日本のユーザがBMWを離れることになるんじゃないかと、私は心配です。
2011年10月18日 12:41
スパグラさん、こんにちは。(^^)

F30のスペックを見ると、日本の道路なら、十分ラグジュアリーで走れそうな感じですねぇ。
10年後還暦迎えてお許しが出たら、540の後継に認定中古車でF30かな。(笑)

でもきっとE88は手放せない気がする。
こいつは一目ぼれで手に入れたからなぁ。。。
コメントへの返答
2011年10月18日 20:59
にれっちさん、こんばんは!コメントありがとうございます。
E88は楽しいですね!なんだかんだ言っても、私も今の元気でおしゃれでスポーティな、2L直4の1カブ君にとっても満足しています(^^)
それはそれとして、やはり進化してやまないBMWの、しかも屋台骨の新型3シリーズの詳細にはとても興味があります。ホイールベースや、トレッドが大きくなって、素晴らしい安定感だと思いますし、装備で一番惹かれるのは、ヘッドアップディスプレイです。
2011年10月18日 18:16
お久しぶりです!!
スパグラさんはドイツ語がお得意なのですね。
これだけ詳しく載せてあるとBMWJAPANが困るのではないですか(笑)
来年には日本にも登場するのでしょうか?
楽しみですね!!
コメントへの返答
2011年10月18日 21:02
morihanさん、こんばんは!ご無沙汰で失礼しています&コメントありがとうございます。
いやー、私が見たのは英語バージョンの方で、ドイツ語はさすがに簡単にはわかりません(汗。
そうなんですよ、まさにBMW Japanを困らせてやろうと思って、この記事を書きました!…なんて嘘です。単に興味があるだけのことです(笑。
日本登場の時期は、この正月とか3月とか、連休前とか、いろいろ噂があります。そもそもこんなに早く写真やスペックや、こういうカタログまで明らかになるとは思っていませんでした。だから発売も案外早いかもしれませんね。でもその前に、E90の在庫を掃くことが、まずはBMW Japanの目標でしょうね~。
2011年10月18日 22:01
いつものことながらスパグラさんの記事はためになります♪
何しろ外国語が苦手なワタクシにもF30の詳細が日本発売前にわかるのですから!
それにしても時代の流れとはいえ直列6気筒が減っていくのは寂しいです(T_T)
コメントへの返答
2011年10月18日 23:20
タキスケさん、こんばんは!コメントありがとうございます。
いやー私も英語は日頃使わないもので、Web辞書にすがりながら訳しています。でも、こうやって日本語で列記すると、やっぱりわかりやすくなって良いですね。自分の参照用です。
ただ、本国オプションは日本設定と微妙に違う所もあるんですよね。だからご参考程度で。
エンジンの話に関しては、まったく同感です。しかし今現在、直6に乗っている人は誰でも、今のエンジンをとても大事にされたら良いと思います。確実に価値があります。しかも、タキスケさん号のエンジンは、ニューモデルになってもなお、変更される余地のない素晴らしいエンジンです。それに、こうやってF30の詳細を調べるにつれて、E90に満足して乗っている人は、まったく買い換える必要はないと感じ始めています。ほんとに。
2011年10月18日 23:20
毎回楽しみに読ませて頂いてます。
非常に判りやすい記事、勉強になりますね。
ヘタなカー雑誌を買って読むよりも面白いです。
益々、次期モデルが待ち遠しくなりました!

時代は少排気量にターボの時代に入るようですね。
未だに大排気量を、新技術を投入する事無く投入し続け、
(コンパクトカーですら旧エンジンのキャリーオーバー(爆))
エコ云々言いながらコスト優先?が見え見えな
某国産メーカーに比べれば、欧州各車メーカーのこの
積極的な考え方に、次期モデルもお金出して買おう!
と言う気にもさせてくれますね。
(と言っても簡単に買い替えられないのも現実ですが)
コメントへの返答
2011年10月19日 0:07
黒鷹さん、こんばんは!コメントありがとうございます。
いつも読みに来ていただいて、ありがとうございます。インターネットのおかげで、印刷された車雑誌よりも、質はともかく早さでは負けずに情報提供できるのは、私も張り合いがありますね(笑。
はぁ、某国産メーカってそんなやり方なんですか…しかし今は円高で国産車は特に厳しい時代ですね。聞くところによると下請けに半額で部品を納めろって言ってるとか。輸出に関わる日本全体のメーカのあえぎ声が聞こえてきそうですね。BMWファンの私でも、もちろん黒鷹さんもそうでしょうけど、本当の意味で国産車が高品質車を作って、BMWに負けない、良い競争相手になって欲しいと思いますよね。
というのは、なんだかBMW(というかBMW Japan)のマーケティングが旧態依然としていて、相変わらず高級ブランド意識で殿様商売をしているような気がしてならないからです。特に523iのエンジン載せ替えによるパワーダウンと、それにも関わらない価格設定。こういう悪ふざけのようなやり方を見ていると、日本での3シリーズのラインナップにも、あまり良い期待ができないような気がしてきます。
ちょっと黒鷹さんのコメントとずれてしまって済みません。それほど私は、523iに最低バージョンの2Lターボエンジンを載せたことに、ショックを感じているのです。それまでは素晴らしいエンジンと価格設定だと思っていましたから。
次期モデルもお金を出して買おう!という気持ちに、本当にさせてもらいたいものですね。
2011年10月19日 0:59
さすがのまとめに脱帽です(^^)
うまくまとまった資料(仕事)を見たような感じです♪

さすが、メーカーOP13点、ディーラーOP4点の愛車を持つスパグラさんですね~
4発を4台乗り継いで、いつかは6発と思っていましたが、ついに叶わずです(笑)
VWが先鞭をつけた小排気量+ターボ。
随分前に呼ばれたJ○PAN主催のマーケティングリサーチの座談会で聞かれた「あなたは小排気量+ターボにどんな印象をお持ちですか?」が現実のものになりそうです(^^;)
コメントへの返答
2011年10月19日 2:05
Mさん、こんばんは!こめんとありがとうございます。
こういう作業、しかも自分の興味が自然に向く分野となると、嵌まりますね~。仕事じゃなくて趣味だから、よけいですね(笑。どうもありがとうございます。
え(汗、私のオプションの数って…よく数えましたね(爆)まあ、日本版のカタログが出たら、もちろん一緒に価格表とカスタマイズ・カタログももらって、エクセルにびっしり書き込んで、何パターンも装備シミュレーションモデルを作ることだけは確実です。すでにF10でそれをやってますので(笑。
はあ、Mさんマーケティングの座談会に出たことがあるんですか。その時なんて答えたの~?これはMさんの責任追及も…??なわけないでしょうけどね。
でも、本国注文で作り上げた私の車、さすがにF10でもF30でも、いろんな空想と金額計算をしてみると、結局は、あ、自分の車が一番いいや。。。って結論になるんですが。もうすぐ車検です。
2011年10月19日 2:05
>ドイツでは排気量ではなく、パワーの大きさに課税するので

昔も今も排気量です。2年前から排気量+CO2排出量。
http://www.adac.de/infotestrat/fahrzeugkauf-und-verkauf/kfz-steuer/neue-kfz-steuer/default.aspx?tabid=tab1

だから、排気量小さくしてターボというのは、税制的にも有利です。CO2排出量が同じとすると、3liter NAと2liter Turboでは、年間で後者のほうが20ユーロ安いです。たったの20ユーロとも言えるけど。

320iと328iで1kmあたりのCO2が2から5gしか違わないので、年間で4ユーロから10ユーロ違うだけです。
コメントへの返答
2011年10月19日 2:43
レバ-ケーゼさん、こんばんは。コメントとご注意、大変ありがとうございます。
早速訂正しました。なんでかなぁ、どこかでそう聞いた気がしていたので、改めて調べてみたら、ヨーロッパでは、フランスとオーストリアで、エンジン出力を税額計算に用いていました。ドイツでは、そういうことはないようですね。
訂正となると、本文の該当部分の文脈がおかしくなりますが、まあ、日本の事情に向かう話なので、申し訳ないですが、一部訂正だけとさせていただきます。
で、おっしゃるとおり、ドイツで税金という側面から320iと328iを比較してみると、確かに大して変りませんね。日本の場合では、まったく変らない、ということになるでしょうか。
それから、ドイツにせよ日本にせよ、同じエンジンのECUチューンだけで、これだけ出力の異なる車として作り、装備等の差を除いても、かなりの価格差を付けて販売するいうやり方は、ますます納得しにくいですね。かつての323iと325iの間の差とは比較にならないくらい大きいですから。
装備や価格設定は別にしても、私はこのエンジンの差別化の問題を、BMW Japanのマーケティングの方に疑問を感じていましたが、どうもBMW本社そのものに対しても考えねばならないようですね。
2011年10月21日 18:50
2000ccターボの184psバージョンがあったんですね。
それを日本で23iを名乗らせるとは…。
私はてっきり204psバージョンを持ってくるのだと思っていました。
まさかこの仕様を25iにするんじゃないでしょうね。
確かに性能的にE90の323iに搭載されていたエンジンと比較した場合、23iと名乗ること自体は納得なんですけど、5シリーズで20psのダウン、価格がそのままっていう戦略はどうなんでしょうね。
また528iがまだエンジン変更していないんですよね。
もしくは204ps仕様を持ってきているのなら、6発NAと同じ馬力で、トルクはアップしますから、価格変更がなくても納得なんですけどね。
まあ、F10&F11の場合はイヤーモデルでの変更ですから、戦略的にも難しいところでしょうけどね。
うちの担当セールス氏も523iに関しては6発NAの時から「低価格にしたいのは分かるんだけど、320iでも標準のパワーシートが523iではOPって、おかしいでしょう!」って言っていましたね。
ただ、エンジンの性能だけは試乗してみないとわからないですからね。
いくら数値が高くても車重との兼ね合いがありますかね。
また街中ではパワーの数値よりもトルクの数値やトルクカーブに注目した方が良い時があるんですよね。

コメントへの返答
2011年10月21日 22:33
MINI6773さん、こんばんは。色々と興味深いコメントありがとうございます。
この本国カタログを見て、MINI6773さんのブログ読んだことを思い出し、BMW Japanの5シリーズのサイトを見て、ようやくカラクリがわかって、心が暗くなりました。
おっしゃるとおり、日本では未発表のF30はともかく、5シリーズでは確実に、2Lターボの184ps仕様を「523i」に載せてしまいました。
E90の323iの過去には、184psくらいだった時期もありましたね。最終的には190psまで上げて在庫をさばき(この時も随分ユーザを馬鹿にしていると話題になりました)、前期型で廃版となりました。
歴史的に見て、エンジンが進化すれば出力が上るのは当然のことで、この新しい2Lターボに載せ替えた以上、現行の204psを下回ってはいけないと思います。たとえトルクが上がっていても。BMW Japanは私たちユーザを相変わらず見くびっていると思います。
523iのシートが手動であることや、クロスが標準であることなどは、メルセデスEクラスの廉価版を横目でにらんでいますね。そちらへの意識の方が強くて、3シリーズでは電動が当たり前であることとの矛盾はどうでも良いようです。まあいずれにしても、ひどいデチューン・エンジンで、燃費もフル・チューンとさして変らない、クロスの手動シートで、値段も6気筒時代と同じままの、新しい「523i」なる車は、決して買ってはいけない車に成り下がってしまいました。
8速ATはエンジンの高回転が不要なギアですね。特にエコとかコンフォート・モードとかなら。トルクだけで走れます。だから、パワーが落ちても燃費が良くなったから嬉しいと思うような人は、この「523i」でも喜んで買うかもしれませんが。
528iは、30thなんとかの在庫がはければ、すぐに2Lターボになるんじゃないでしょうか。現行の3L-6気筒は素晴らしいエンジンだと思いますが、以前から5シリーズ中では最も燃費が悪いです。
で、話を戻しますと、1.6LターボのF20-120iの存在のために、私にはそのエンジンを積んだ3シリーズが、そのまま日本の「320i」となってしまう気がして心配です。まあ、その辺はみんなこれからの話です。BMW Japanの判断を、注意深く見守っていきたいと思います。
2011年10月23日 22:08
こんばんは。
F30、興味はあります。
でも、今年購入先の松本BMWでけっこう嫌な目に遭ったんでもう買わないかも。。。。

私の遠い記憶だとE90の323と325の約50万円の価格差は制御の違いだけではなかったです。
私は323iを買って慣れたら(飽きたら)325iに書き換えようと目論見ましたが・・・
結構色々違いました。
制御に加えて、インテークマニフォールドが違う。
駆動系では323と325はデフが違ったと記憶あります。
デフのサイズなの?
ギヤ比が違うの?
今となっては思い出せません。。。(笑)
コメントへの返答
2011年10月24日 0:56
///Kさん、こんばんは&ご無沙汰しています。コメントありがとうございます。
323iと325iの違いは、私もインマニが違うなぁとカタログを見て思ったことがあります。一方では(餘り詳しくない?)ディーラー営業さんの話では「同じです」ということでした。でもデフが違うとなれば、やはり色々細かな違いがありそうですね。
そういえば、今まで523iに乗っていた2.5L6気筒も、その323iや325iと型番は同じエンジンですね。でも、どんなに遠くまで来たのやら、と思うほど違うエンジンです。この辺から先の話は、BMW内部のエンジニアじゃなきゃわからないかもしれませんね。
そうなると、F30の320iと328iのエンジンも、型番は同じでも、制御や補助系で色々違うかもしれませんね。燃費は似てますが(笑。
まあ、本国の320iと328iはそれでいいんですが、おそらく日本の320iは、1シリーズと同じ1.6Lターボになるような気がして、そして、本国の320iは、日本では323iになるような気がして、ちょっと暗い気分です。こういうことに詳しくなりすぎるのも考え物ですね。F30の発売はまだ先のことですが、当分様子見って感じですね。その間にご担当店の方にも反省してもらいましょう!
2011年10月23日 23:39
久々にみんカラにログイン致しました。
スパグラさんの精力的な記事を拝見すると、昔に戻ったようで嬉しくなります♪

さて、F30のワールドプレミア、私も生で拝見していましたが、やはり無条件にワクワクしますね。デザインも十分に許容出来るものですし、F31のデビューが楽しみになってきました。
とはいえ、発売されたらすぐに乗り替えるかと言われたら話しは別ですかね。E91とF31を乗り比べたら、F31の上質感にノックアウトされそうですが、そもそも5年以上乗ったE91とF31を比較するのが間違いってものです。E91の乗り慣れた味、N52エンジンのフィール、子供に汚されてももはや気にならない適度なやれ(汗)、全てを捨ててF31に逝くのは相当な勇気、きっかけが要りそうです。
コメントへの返答
2011年10月24日 1:08
boughさん、こんばんは!コメントありがとうございます。
昔ね(汗。しばらく逼塞してましたもんね。まあ、お互い頑張りましょう!そうそう、twitterでのリツィートありがとうございます。
ワールドプレミアはほんとに楽しかったです!それだけのためにfacebookのアカウントを作って(別に不要だった)、ドイツとの時間差を計って(でも7時間間違えていた)、PCの前に陣取って(録画ができず画面をカメラで撮った)、大騒ぎのお祭り気分でした(汗。
デザインは正面方向から見たフロントフェイスが下に潰れて開いたみたいで、あれえ?と正直思いますが、斜め横から見ると、その理由がグッと下に向いた先端部のためなんですね。E90もそういう傾向がありますが、F30はさらにそれを強めましたね。それにホイールベースもトレッドも随分大きくなったので、ほんとに1ランク上の乗り味になったと想像しています。
でもあえてF30のネガティブなことを言えば、やはり一番はエンジンですね。335i以外に6気筒がない。これに尽きます。だからboughさんのN52は、極めて大切にすべきと思います。今になって私も、E91-320iの次は、やはりE91-325iにすべきだったか、と後悔もあります。それから、8速ATとヘラ型シフトノブですが、必ずしも良いとも思いません。基本的にエンジンを回さないギアなので、つまんないです。ヘラ型ノブは、ギアと左手のダイレクト感を奪いました。あ、燃費はいいですけどね、8速AT。
カタログをあれこれ訳して眺め、新しいような機能を一覧して、最終的な結論は、E90/91でいいんじゃないの?って気がしています。特に今乗っている人は。これから買う人には、悩ましい選択だとは思いますけど。

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