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2012年08月22日

F11-523i(4気筒ターボ・モデル)のインプレッション

F11-523i(4気筒ターボ・モデル)のインプレッション  最近、同僚の友人がF11(ツーリング)の523iを購入した。4気筒ターボ版である。以前、「BMW 120iカブリオレ vs Mercedes 320CLKカブリオレ」という記事で触れた方で、そのCLKカブの他に持っていたAudi A4 Avantからの乗り換えだった。早速試乗させていただいた。
何よりもまず、パワーを感じた。それはちょうど軽くなったF10(セダン)の運転のようだった。ところが実際には、F11は1,860kgもあって、重いサンルーフや19インチ・ホイールを装備した私の車よりも、さらに70kgも重いのである。

そこで、例によって6気筒(N52B25)エンジン対4気筒ターボ(N20B20)エンジンの比較グラフを描いてみた。そのトルク・カーブ(黒実線と赤実線)を見ても明らかだが、4気筒ターボは、わずか1,250回転という低回転域から4,500回転という中高回転域に至るまでの間、270Nmもの最大トルクを発し続けている。6気筒エンジンの最大トルク域は2,750~3,000回転という、まずまず常用域ではあるものの、とても狭い範囲で、しかも250Nm止まりである。
要するに、5,000回転を少し超えた辺りまでの間はずっと、4気筒ターボの方がハイ・パワーなのだ(黒点線と赤点線)。もちろん、これは同じギアを使った場合の比較である。だから、6気筒が4気筒ターボにパワーで勝るためには、1速からスタートして回転数を思い切り引っ張り上げ、レブ・リミッターに当てながら、2速、3速と矢継ぎ早にシフト・アップさせることで、つねに5,000回転より上の高回転域を維持し続けねばならない(それが気持ち良いわけだが)。
しかし、誰もがいつもそんな運転をするだろうか。8速ATの、しかもノーマル(コンフォート)・モードで、普通にペダルを踏んでいる限りでは、せいぜい3,000回転前後で、ギアは次々とシフト・アップしていってしまう。しかもそれで十分な加速力があるのだ。つまり、車のそういう運転=日常使用では、4気筒ターボの方が、つねにパワフルで乗りやすいのである。また、エンジンの回転数は、即座に燃費に影響を与える。2Lの4気筒をゆるゆると回すのと、2.5Lの6気筒をいつも目一杯回すのとでは、その差はかなりのものとなるだろう。

さらに、4気筒ターボを積んだF10/11に装備されている「エコ・プロ・モード」は、そもそも低速トルクが強いこのエンジンには、とても相性が良い。試乗の後半は、ずっとこのモードで走ったが、車体はスイスイと移動してまったく不満を感じることがなかった。しかも、この車には上質な静止時間とともに燃料を節約する「アイドリング・ストップ」まで備わっている。「やれやれ、一体自分の6気筒はどれだけ燃料を食っているのか…」と、我が愛車を思い出して少しため息が出た。
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Posted at 2012/08/22 14:51:51

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この記事へのコメント

2012年8月22日 15:12
こんにちわん( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ

とっても解りやすいインプレありがとう御座います(*・ェ・*)ノ

日常使用するには4発の方が経済的なんでしょうね♪

これが弄り始めてしまうと・・・・ヽ(ヽ ̄□ ̄))))) ヒイィィィ!!
コメントへの返答
2012年8月23日 0:01
わんちゃん(*・ェ・*)ノさん、こんばんは!最初のコメント、どうもありがとうございます。
こちらこそ、読んでいただけて嬉しいです。ありがとうございました。
実は私には、この時が初めての、4気筒ターボ版の5シリーズの運転だったのです。同じN20B20は、F30-328iと320iは運転したことがありました。でもBMWって、同じエンジン名でも車種によって随分異なったアレンジを加えるんですよね。それで、この523iがどんな感じなのか、とても楽しみだったのです。で、記事に書いたような感想を持ちました。素晴らしいですね!
「弄る」というのは、基本的にはアンチ経済性ですよね(笑。目的によっては、それも良いんじゃないでしょうか(^^)
2012年8月22日 15:39
こんにちは( ´ ▽ ` )ノ
4発・6発ともに良いところを持ち合わせていますよね!
私は4発のりですが、低燃費はたしかにありです!
ですが、シルキーシックスを味わえず悔やんでいる部分があるのも事実ですね( ;´Д`)
コメントへの返答
2012年8月23日 0:09
ASK05さん、こんばんは!コメントありがとうございます。
4発・6発のどっちが良いかという問題は、そのどっちかの選択ができた時の話ですよね。6発が無くなるのが惜しまれる中、あえて4発を選んだ人も私は知っていますが、一つの考え方だなぁと思いました。
N20B20というエンジンは、私も以前取り上げて書いたことがありますが、素晴らしいエンジンだと思います。でも今回、4発の5シリーズを運転してみるのは、初体験でした。そしてやっぱり、さすがエンジン屋のBMWだなぁと感心しました。
2012年8月22日 15:39
こんにちわ♪

F11はF10が納車されるまでの間(12月末~1月初旬)、ディーラーの計らいで代車として乗ってました(半分以上は帰国した弟が独占…笑)。

グレードは523iハイラインですが、乗ってみて思ったのは…


①鼻先が軽く、3シリーズのような動きをする

②トルクが太く、さほど回さなくても加速する

③ハイラインにつき、乗り心地がすごく良かった

といった感じでしょうか。

乗り換える前のE61(525i)と比べても、走りが軽やかだったように思います。もちろん、E61はE61で素晴らしかったですが。

確かに2リッター直4ターボの出来はいいと思います。義弟もF10の523iMスポーツを購入し、このエンジンに惚れ込んでます。

でも…直6命の僕的には、直4ターボがいくら優秀でも、シルキーシックスのフィーリングやサウンドに勝るものはありません。直4ターボになって失った物は官能的な部分だと思います。


僕的には『シルキーシックスこそがBMW』なもんで(^_^;)


長々と失礼致しましたm(__)m
コメントへの返答
2012年8月23日 0:52
ミゼット侍@直6命さん、こんばんは!コメントありがとうございます。

私が乗せていただいたF11-523iは、オプション無しの車でした。でも、内装がベージュで、車内が基本的に明るいことと、F10/11には標準装備の木目パネルも素敵で、オプションなしと言えども、高級感溢れる素晴らしい車でした。

これが、F10/11の凄いところなんですよね。本国では「520i」の名前で売られていて、日本でこれを「523i」と呼ぶことには違和感を覚えていましたが、日本の「523i」には、その名にふさわしい装備が施されていますね。

さて、4気筒版のF11-523iハイラインの感想、とても興味深いですね!私はエンジンの違いの一部しか記事に書かなかったのですが、なるほどなるほどと、ミゼット侍さんの感想に納得しました。

①鼻先の軽さは3シリーズのようでしたか。ということは逆に、6気筒版はそこで、3シリーズの軽快さには一歩劣るんでしょうかねー。まあ確かに、3シリーズでも6気筒の方はそれなりに鼻先が重いですが、最新のF30-320iや328iは、本当に鼻先も走りも軽いですよね。

②トルクの太さは、さすがターボ・エンジンだけのことはありますね。回す必要がないエンジンですよね。これは私も今回一番大きく感じたことでした。

③ハイラインとは、要するに革シートですね。私の車ですが、今回はMspoのクロス・アルカンタラですが、前の120iカブは革シートだったので、その革シートが身体に伝えてくる、独特な車の感覚の違いに驚いたことがあります。
それから、Mspoじゃない車の標準のサスペンションは、さすがは5シリーズと言いたくなるような素晴らしい乗り心地ですよね。5シリーズって、あまりガチガチじゃない方が良いなぁと思います。

E61-525iは、随分以前にお友達のお車を少し運転させていただいたことがありますが、素晴らしい車でした。でも、今F11と乗り比べるとどう感じるかなぁ?アクティブ・ステアリングの味付けもちょっと違うんですよね。また乗ってみたくなりました。

義弟さんは、4気筒版のMspoセダンを買われたのですね。惚れ込んでいるのは素晴らしいことだと思います。
ミゼット侍さんは、お名前がお名前だけに(笑、やはり直6版に惚れ込んでらっしゃいますね。それは長らくBMWの6気筒とお付き合いされてきたからこそなんでしょうね。E61の前にお乗りの、E46-325iも、エンジンとボディの組み合わせとしても、素晴らしかったんじゃないでしょうか。そういう車歴が羨ましいです。

私は半年前にようやく初めて(そして滑り込みみたいに)BMWの6気筒を手に入れることができました。まだまだ入門中です。
2012年8月22日 15:41
エンジン屋のBMWが考えた末、往年の6気筒を廃止して作り上げただけはありますね。

確かに6気筒のフィーリングは最高ですが、常時高回転まで回してるかと言われれば、普段は3千回転位ですからね。

本日出た320dだと、6気筒は太刀打ち出来なそうですね。
(^o^;
コメントへの返答
2012年8月23日 1:47
kokuboさん、こんばんは!コメントありがとうございます。
そうなんですよねー、BMWが直6NAを廃止するくらいのことですから、開発や企画の内部ではそうとう議論があったでしょうね。で、その結論が、この4気筒ターボへの置き換えだったわけですから、それなりに説得力のある性能がある、ということですね。
130iのMTなんていう、エンジンを楽しむには最高のBMWに乗っておられるkokuboさんでも、3,000回転くらいでシフト・アップされるのでしょうか。NAといえども3Lのトルクは相当あるので、1速でも回しきったら結構な速度になるんでしょうか。
320d、いよいよ出ましたね!これは何と380Nmものトルクがありますね(汗。まあ130iにはかないませんけど、私の523iなんかは軽く追い越されちゃいそうです…。
2012年8月22日 16:10
こんにちは!
結局、BMWとは言え日常に乗られる物ですので、やはりそのあたりを意識するのでしょう。
それに加えて「駆け抜ける楽しみ」を、いかにそれによって現実させるのかは、さすがプレミアムメーカーです。
あと、おそらくツーリングとは違う乗り方をされるZ4のN20B20Aも、同じ様な回り方をするのかも気になります。
コメントへの返答
2012年8月23日 2:05
ねこパパさん、こんばんは!コメントありがとうございます。
まさにおっしゃるとおり、日常使用と駆け抜ける歓びの両立に、この4気筒ターボ・エンジンへの載せ替えの鍵があると思うんですよね。で、結局はかなり高いレベルでの成功を果たしたと思うのです。
私自身、BMWの4気筒ノンターボを乗り継いで来て、とても楽しかったです。これに、さらにターボを加えることで、6気筒をしのぐパワーを持つエンジンを作り上げました。そして、BMWの新しい4気筒ターボも、もちろんとても楽しいです。
これはもの凄い事じゃないかと思うのですが、ついつい、6気筒特有のフィーリングが失われた、ということばかりに目が言ってしまうので、その凄さがアピールしにくいという状況がありましたね。でも、最近は4気筒ターボがどんどん支持されて来ていますね。
Z4にもN20B20Aが採用されていますね。この5シリーズの他にも、Xシリーズや新型3シリーズなどにもあって、同じ型番のエンジンでも、アレンジが車種ごとに違うんじゃないかと思います。私の車のN52B25も、本当に多様なアレンジがありました。「同じなのはエンジン名だけじゃないの?」って感じです。
2012年8月22日 16:15
それでも6気筒の方が上質で長く付き合っていける素質があるのではないでしょうか?
低燃費への対応は販売戦略や環境問題への対応では仕方ありませんが、5シリーズ以上のボディで幾らエコと言っても限界あると思いますので、プレミアムな車の良さに6気筒はお似合いだと思います。
長く所有してなじんでいく車だと思います。
4気筒で通勤カーなら何でも許せる気がしますが、6気筒は許していけない領域がある気がしています。

コメントへの返答
2012年8月23日 2:28
pon太さん、こんばんは!コメントありがとうございます。
おっしゃりたいことはよくわかる気がします。それに何となくかばっていただいたようで嬉しいです(^^)ありがとうございます。
結局「車」とは何か、私たちはある種の「車」に対して、どんなイメージを持って、どんな風にそれを買ったり、使ったりするのか、という事ですよね。
ただ、そこには人や立場によって、微妙に違う基準があるかなと思いました。
たとえば、日本の「523i」の4気筒版は、本国名は「520i」ですよね。で、あちらの方は、安くて親しみやすい5シリーズだと思って喜んで買って乗るんだろうと思います。
でもたぶんBMW Japanには、日本の「輝けるBMW・5シリーズ」のイメージ戦略があって、「520i」という名前や、それとともに簡略化される標準装備、そして価格の引き下げなどが、日本市場にはそぐわないもの、として拒絶されたのでしょうね。で、従来の6気筒版に勝る豊富な標準装備を加えつつ、「523i」の名を維持したんだろうなと思います。あちこちに批判がありました(私もその一人でした)が、今はそれとして受け入れられ、売り上げも伸びているようです。
私自身はといえば、20代の頃からの憧れの6気筒にようやく手が届くかと思った矢先に、急な4気筒ターボへの載せ替えで、消滅寸前となった6気筒をはからずも買い換えてしまったような人間なので、あまり客観的に考えるのが難しいのですが、「6気筒」への特別な思い入れさえなければ、この4気筒ターボの「523i」は十分に有り得ると、運転してみて実感した次第です。
2012年8月22日 17:15
いつもながら分かり易いグラフの比較ですね。こうすると、ダウンサイジングターボといえども、常用域ではより排気量の大きい直6を上回るパワーなのが実感出来ますね。

今度は320dや523dが出た時にも、同様の比較をお願いします(爆)。

私自身は同じエンジンながら328iよりも320iの方を気持ち良さ、レスポンスの鋭さにかんして高評価を与えましたが、スパグラさんはこの点については523iのエンジンに関してどのような印象を持たれましたか?
コメントへの返答
2012年8月23日 2:44
RANちゃんさん、こんばんは!コメントありがとうございます。
久しぶりにグラフ描きにはまりました(笑。私のN52エンジンの方は、今回ちょっとアレンジを加えました。以前、N52の高出力版のグラフをネットで拾いまして、なんと5,000回転あたりにフラット・トルク帯があったのです。Dの担当セールス氏が受けてきた講習会の中でも、「高回転域でもう一度伸びを楽しめるアレンジが施されている」と聞いたと言っていましたので、その高回転域のフラット・トルクはそのことかなぁと思った次第です。まあ、その辺をちょこっといじっても、パワー・カーブの方は大して変りませんけど(笑。やはり6気筒の最大のメリットは、5,000回転から上の伸び上がる感覚なんですよね。
常用域のトルクの太さという武器の強力さは、何と言っても、RANちゃんさんのD3BiTurboで思い知らされました。4気筒のガソリン・ターボはそれほどではないですが、似た扱いやすさを持っていますね。その意味でも、まもなく試乗もできそうな320d、523dの乗り味が楽しみ(というかちょっと恐ろしいw)です。
ご質問の件ですが、それは4気筒版の528iと比べて、ということですよね。ところが私はまだそれに乗ったことがないのです。というよりも、4気筒版の523iも初めての体験でした。ちょうど同じボディの6気筒版523iが自分の車なので、比べやすかったのもありますね。それで、改めてこんな風に感心しました。
それから、ちょっと友人には申し訳なかったのですが、数回、レブ・リミットまで回してしまいましたけど、まだ2千キロも走っていない新車なのです(汗。だからこれ以上の比較は、ディーラー車で、チャンスを見て続けたいと思います。
2012年8月22日 17:53
なかなかの好評価ですね♪
6発vs4発(ターボ)、クルマに何を求めるか、常用する環境は何か等々でどちらにでも評価が転がるまさに甲乙つけがたいという感じですね。
最近、私のE90の燃費の悪さが・・・まぁ街中を這いずり回っているし、回してるし(私が乗ると)仕方ないのですが、7kmを切ってますから(汗)

今回の帰省で、激コミでノロノロ運転だった新東名から東名への合流付近、斜め前にF10がずーっと並走していたのですが、嫁さんが「綺麗ね」を連発して「スパグラさん乗っているの!似合うかも」と申してました(^^)
じゃぁ、買うか!って話にならないのが、嫁さんの芯の強さですが(爆)
コメントへの返答
2012年8月23日 2:56
Mさん、こんばんは!コメントありがとうございます。
4気筒ターボの523iって初めて乗ったのですが、高評価でしたねー。そもそも(自分の車なので、こう言うのはちょっと憚られますが)、F10というのは完成度がとても高いです。それも高評価の理由の一つにあったとは思います。
燃費のことでは、本当に「最新のエンジンが最善のエンジン」みたいな具合ですよね。それにしても320iで7km/lを切るとは…(汗。回す私でも、320iや120iで8km/lを切ったことはさすがにありません(笑。まあでもねー、せっかくBMWに乗っているんだから、この際、ガソリン食おうよ!みたいなアンチ・エコな気持ちは多分にあることも確かですが(笑。
Mさんの奥様、犬のキャリーのことをほめてくださったり、こんどはF10が似合うとまで言ってくださったり、これは私は何かお礼をしなければいけませんね!とりあえず、くれぐれもよろしくお伝えくださいね。と同時に、「ダンディなMさんにこそお似合いだと思います」(これマジで)と、私が申していたことも。
2012年8月22日 19:21
 興味深く読まさせていただきました。
 エンジンの官能的な部分は6気筒とは別物ではあるけれど、万人が体感する実用域での性能自体は6気筒よりも優秀で、まさに効率的(エフィシエント)なんですね。
 ただ、6気筒のフィールや官能に対して支払う対価とダウンサイジングによって得たもの、失ったものがある中で支払う対価が同じでよいのかという問題はあるんですけど…。
 今後発売される523dの価格が今の523iと同じならば、納得なんじゃないかと思います。
(ということは今の523iの価格を15~25万円下げるということです。)

 ツーリングの鼻先の軽さは個人的にはE91 320iの初期モデルで嫌な癖を体験しているだけに、前後のバランスを考えると、ある程度フロントに重量を載せたいと思いますね。
ツーリングに限ってはバッテリーをフロントに積んでもいいような気もします。
コメントへの返答
2012年8月23日 16:37
MINI6773さん、こんにちは!コメントありがとうございます。
320dの価格が470万円と、320iに比べて20万円アップとなりましたね。これを5シリーズに当てはめると、523dは630万円ということになります。これが高いのか安いのかを判断する基準がいろいろで、なかなか難しいですね。
どのみち、4気筒版になってから、本国では「520i」である車を、日本では豊富なオプションを装備して「523i」として売ったのと同じ事が、おそらく「523d」でも繰り返されるのは確かなようですね。私はこういう名前の変え方に違和感をもちますが、色々調べていく中で、車両本体価格の中で、標準装備とされたオプションの占める割合が結構大きいことがわかってきて、まあ仕方がないかとも思うようになりました。逆に言えば、F10という車の出来がとても良いので、その違和感が減るというのもあります。
MINI6773さんは、E91初期のリア・ヘビーな感じに抵抗があったのでしたっけ。4気筒版のF11の前後重量比は、ちゃんと調べてこなかったのですが、今回も含めて、今まで色々なF11に乗ってみた感じでは、後ろを振り向かなければ、それがワゴン車であったことを忘れるような、挙動の自然さがありました。
ただ、4気筒版の523iと同じ(または似た)エンジンを積んだF30-320iや328iで、本当にノーズの軽さを感じたことがあります。それを思い出してみると、もともと重厚感が大きいF10/11では、F30の時に感じたほどの、いわば「軽すぎ感」は少なかったかな、と思います。やはりボディや設計のせいでしょうね。
2012年8月22日 19:22
相変わらず素晴らしい解説ありがとうございますひらめき

スパグラさんの記事を読んでいると、4発の方がフィーリング面を除いて全てにおいて勝ってると思ってしまいました。冷や汗

が、、ビッグ6にブレーキ回生システムやエンジンストップ機能、はたまた気筒休止システムを採用したら…exclamation&question
あるいは、2.5L直6ターボに上記システムを付けたらexclamation&question
と、考えてしまいます。冷や汗少なくともパワーじゃ負けませんし、19km/l程度ならそれ程差がないと思うのですが。。

「我々はサラブレッドだからハイブリッドには興味がない…それがBMWたる所以…」などと言っていたのは彼ら自身なんですがね。。

株主でない一ユーザーの立場としては、シルキー6を作らないBMWという会社が存続したって、さして価値はないと思ってしまいます。
コメントへの返答
2012年8月23日 21:33
heartbreakerさん、こんばんは!コメントありがとうございます。
いえいえ、こちらこそ丁寧に読んでいただいてありがとうございます。
この記事に書いたことに関しては、4発が明らかに勝っていますね。もちろん、6発の長所は色々ありますが、それを言い始めると焦点がぼけるので、ほとんど触れませんでした。
BMWの6気筒とターボの組み合わせというと、N54/55エンジンですよね。ところがこれらは3Lで、2.5L版はないですね。機構の複雑化による重量増と、出力や燃費などとの兼ね合いで、3L未満のエンジンには向いていないのかもしれませんね。
他には直噴NAのN53エンジンが3Lで、E90/91/92の325iには採用されましたよね。本国やアメリカの6気筒版523iや528iが、このエンジンだったと思います。特に523iは、4気筒版と同じ270Nmのトルクと150kWのパワーを持っているので、「520i」を差別化できる「523i」の実質を持っています。私はF10後期にはこのエンジンが載るものとばかり思っていました。
ハイブリッドに関して言えば、N55エンジンとモーターを組み合わせた、ActiveHybrid5や同3の技術は、まだ過渡的じゃないかと、トヨタとの提携の様子を見ながら思いました。
まあBMWとしてもダウンサイジングやハイブリッド自体は目的ではないと思うのですが、何しろCO2排出量をどんどん下げねばならないので、もう選択の余地がないというところまで追い詰められていると思います。
今回は、エンジンの話だけに絞って書きましたが、F10/11という車の出来映えや総合的な走行感覚自体はとても素晴らして、私はBMWというメーカの幅と奥行きを感じました。
2012年8月22日 20:32
わかりやすいインプレ参考になりました。街乗り比較ですと、四気筒の評価が高いですね。フラットトルクの出力がそれを物語ってますね。328の経験ですが、Eco Pro モードは同感です。良く出来てると思います。アクセル踏み込むとマッピングも変化する?のですかね。ちゃんと走ると思います。しかし、四気筒は五千回転でパワーがドロップしてるんですね。これは今後、高出力仕様を示唆してるのでしょうか。しかし、車好きとしては、五千回転以上の非日常領域で愉しませてくれる六気筒万歳です。135のエンジンラインナップが増える事に期待します。最後になりますが、ターボラグは気になりませんでした?NA マニュアル乗りとしては、少なくなったとはいえ、アクセルの突きに対して一呼吸有るかなと。四気筒としての出来は素晴らしいので、唯一気になりました。
コメントへの返答
2012年8月23日 21:57
147-TSさん、こんばんは!コメントありがとうございます。
いやー多岐にわたり、また視点も多様な147-TSさんの328iインプレには到底敵いません。また今、読み直してしまいました。素晴らしいです。
今回の私のインプレは、平地の市街地~郊外をまったり走った時のものなので、山道に持っていったらどうなるか、これはちょっと興味深いですね。でも、回さないとパワーが出ない6気筒NAは、たとえば上り坂でも、よほど踏み込んで、かつ低いギアをあえて選び続けないと、4気筒ターボよりも遅いでしょうね。逆に言えば、普通に走って、坂を楽々登るのは、やはりトルクで勝る4気筒ターボということになりそうです。
エコ・プロに限らず、あのDPCというものは、アクセル・レスポンスの他にエンジン・レスポンスも、そしてギアのシフト・タイミングを制御しているようですね。アクセル・レスポンスの変化については、流行のスロコンを標準装備しているようなものですね。エンジン・レスポンスはどういう制御なのかちょっと不明ですが、バルトロやVANOSなどのちょっとした変更で、燃費と出力の優先順位を変えているかもしれませんね。
4気筒ターボのグラフを見て、残念だなぁと思うのが、5,000回転以後のフラット・パワーですね。でもN54/55などは、ターボを用いても、もっと山なりの綺麗なパワー・カーブですから、本当はそんな風にもできるんじゃないかとも思います。でも、それをやっちゃうと、わざわざダウン・サイジングした意味がなくなるといった事情でしょうかね。
または、このフラット・パワーは、その上にモータ出力の助けを得て、ようやく綺麗なパワー・カーブになる、なんていうようにも見えます。
ターボラグは、私の街乗り程度ではよくわかりませんでした。これも逆に言えば、もしかするとあったのかもしれないけど、問題にならないくらいにチューンされている、と考えることができるかもしれません。
2012年8月22日 21:58
こんばんちわ

ちょっと前まで、鼻先が軽くてパワーの有るBMは無かった。
今日、スパグラさん解説で改めて知ってしまった・・・・・。
正直、知りたくありませんでした・・・・・。認めたくない・・・・・・。

パワーがあって、鼻先が軽くて、燃費も良くて、
そして、とても気持ち良くなるんでしょうね・・・・・。
コメントへの返答
2012年8月23日 22:10
さいえんさん、こんばんは(自分中心時間ですw!コメントありがとうございます。
さいえんさんは以前320iツーリングにお乗りだったんですね。そして今は325iセダン。素敵なお乗り換えだなぁと思います。
それなのに~(笑。そうですか、パワーがあって、鼻先が軽くて、燃費も良いBMWに惹かれておられるんですね。それなら、迷うことなくズバリF30-328iのM-Sportでしょう!614万円くらいしますが(汗。これはとても気持ちが良いと思います。
その他の選択肢としては、つい最近発表になった、F30-320dのM-Sportですね。こちらなら、328iより100万円も安い514万円!
でもまあ、E90-325iのN52エンジンはとても貴重なので、そのままでも十分だとは思いますが。
2012年8月22日 22:00
こんばんは!
新しい4発ターボはかなり優秀のようですね〜
うちのDからも盛んに「New5はいかがですか?」攻撃が・・

いろいろ思いはありますが、私はせっかく(無理して?)買ったNA6発
時代に反して、状況が許す限り乗り続けたいと思います。
新しいエンジンには性能的にはかなわないのはわかっていますが、性能だけがエンジンの良さではないと思いたいと・・(^^;
燃費は悪いけど、買いたいと思っても新品ではもうほとんど買えないエンジンになってますしね
コメントへの返答
2012年8月23日 22:23
ちゃわんさん、こんばんは!コメントありがとうございます。
ちゃわんさんの325iはN52エンジンですよね~。しかも218psのフル・チューン版。私もこれが欲しかったなぁ。F10ではデチューンされちゃいましたから。燃費は…正直なところ、BMWを選んだという時点で問題外ですw。
まあ、この記事は、最新の4気筒ターボを積んだ、しかもデチューン版の523iが、実用上まったく不満がなかった、というのが趣旨ですから。
ただ付け加えるならば、F10/11の乗車感覚は素晴らしいの一言に尽きます。それはエンジンの違いを超えて共通な気持ちよさを持っています。それが、この4気筒ターボを積んだF11の高評価につながっていることは確かですね。
そもそも、今、新車で523iを買おうと思ったら、4気筒ターボしかありません。そこでためらっている人がもしいたら、十分にお勧めできますよ、という気持ちはありますね。まずは試乗してみてはいかがでしょう…って、あれ?私はちゃわんさんのDか(汗?
2012年8月22日 22:28
今、代車で4気筒ターボの523TRに乗ってます。
大きいけど、その大きさを感じさせないのはトルクがあるからですね♪ ゆったりしてるけど、加速する時はしっかり加速します。スポーツモードにすると体感できるくらい脚もしっかりするんですね。乗ってて楽しいです。何か、欲しくなってきました(爆!
コメントへの返答
2012年8月23日 22:32
シャトー・マルゴー(Ch.Margo)さん、こんばんは!コメントありがとうございます。
代車でそんな面白い車に乗ってらっしゃるんですかー羨ましいな!…ってよく考えると、ちょっと今、大変だったんですよね(汗。でも私はF10に乗り換えて、代車ではまだE87しか乗ったことがありませんw
F11欲しくなってきましたか(笑!でもマルゴーさんの踏み方だとやっぱり535iでしょうかね?
DPCのモードを変えると、足回りも変ったと思うでしょ?でもたぶんそれは気のせいです(汗。私もそこに期待をしたのですが、どうやらステアリング・フィールの変化が、ボディ全体の引き締まり感を作り出しているのではないかと思います。
2012年8月22日 22:43
う~ん、、
いつもは、やっぱり自分の車が一番!
的結末で終わるケースが多いのですが、
今回は違うようですね、、、。
ワタシも最近はエコプロモードで走っています。
最初はこんなの使わない、、と思ったのですが。
新技術に感心されられっぱなしです。
やっぱりBMWって面白い!。
コメントへの返答
2012年8月23日 22:36
パタさん、こんばんは!コメントありがとうございます。
そーなんですよね、いつもの私の記事なら、すました顔をして「愛車を愛している」なんて終り方です(爆)
まあ今回は、あまり色々書くと長くなるしわかりにくくなるので、ピンポイントに絞りました。でも、書いた内容には間違いはありません!素晴らしいパワー感覚でした。
そうそう、エコ・プロ・モードって案外使えますよね。私たちだって、いつもイキリ立っているわけではありませんから(笑、そうやってのんびり走って、しかもお得~なんて楽しみ方も良いですよね。
2012年8月22日 22:53
断腸の思いでE90-323を降りて10日間。
700kmほど走りましたが、トルクの出方の違いからまさにスパグラさんのグラフの通り、3よりでかい巨体があれ?というくらい軽く動きます。これは病みつきです。
鳴らしのためエコプロで2000回転縛りですが、
普通に走る限り2000回転以上回らないです(笑)
コメントへの返答
2012年8月23日 23:05
amaranthさん、こんばんは!コメントありがとうございます。
この記事の趣旨はエンジンのトルクとパワーのことなので、失礼ながら以前お乗りのE90-323iとF10-523iを比べてみますね。
323iの最大トルクは230Nm、最大出力は140kW。車重は1,510kg。トルクウェイトレシオは6.57、パワーウェイトレシオは10.79。
523iの最大トルクは270Nm、最大出力は135kW。車重は1,770kg。
トルクウェイトレシオは6.56、パワーウェイトレシオは13.11。
やはりトルクで少しまさって、パワーで少し劣っていますね。ということは、日常使用では、軽いE90の6気筒に劣らない動きが可能ですよね。5,000回転以上回していった時には、E90より少し遅いですが、予想より差は少ないんじゃないかと思います。それに、おっしゃるとおり、DPCのモードや8速ATという多段ギアの働き(さらにパドルの使い方)などで、実質的にはF10の方が気持ち良い動きをするんじゃないかと思います…と勝手な分析、失礼しました。慣らしが終るのも楽しみですね(^^)
2012年8月23日 0:31
こんばんは。
日常使用では、やはり低回転からトルクがある方がいいですよね。
高速の追い越しなどもギアを落とさずにストレスなく加速できるのではないでしょうか。
いつでも自分の思う通りに楽に運転できる4気筒ターボも良いと思います。
また、6気筒NAも高回転域を生かした運転する楽しみ(煩わしさ)もあると思います。
エンジンの吹け上がりやエンジンから伝わる振動の静かさといった面では、
6気筒の方が優位のような気がします。
何に重きを置くかによって選択肢が変わりますね。
もちろん財布が一番大きいのですが・・・(爆
コメントへの返答
2012年8月23日 23:40
とろピカ男さん、こんばんは!コメントありがとうございます。
私も似たような購入経過だったのですが、とろピカ男さんはF30-328iを見に行って、今のE92-325iを買われたのですね。新旧523iの差以上のパワーの違いがあったと思いますが、それを乗り越えてのE92-325iの選択は、一つの考え方、立場表明のようなものだなぁと思います。
「6気筒NAも高回転域を生かした運転する楽しみ(煩わしさ)もある」ってお言葉、面白いですね~。確かに、6気筒を使いこなすのは、楽しい反面、「煩わしさ」みたいなものもありますよね。これを好むかどうかで、4気筒ターボの評価も変ってきますね。
私自身、320iと120iという2台の4気筒自然吸気を乗り継いで来て、ようやく6気筒に乗るようになって半年ですが、アイドリングや低速走行時の静かさと、いざ回した時の気持ち良いうるささは、とても好きです。
あー財布。。。BMWにはまると、これがやばいんですよね(汗。
2012年8月23日 8:14
6気筒NAと4気筒ターボ、どちらがいいはないんです。
どっちもいいんです!
だから私は今の愛車を大事にしていきます♪
そして次期愛車は4気筒ターボを満喫するつもりです♪
328iはホントいい車だったので(>_<)
コメントへの返答
2012年8月23日 23:46
しゅんや@愛知さん、こんばんは!コメントありがとうございます。
確かに、今のN52エンジンの6気筒の愛車を大事にしたい気持ちと、新しいN20エンジンの底力を発揮した328iに惹かれる気持ちと、どっちも本当ですよね~。
私自身、BMWに触れてから、逆に乗り換えペースが速まってしまいました(汗。だからなんとなく、その気持ちがわかる気がします。
2012年8月23日 11:44
分かりやすいインプレッションをありがとうございます。
スパグラさんはいつも客観的でスマートな書き方をされますので、呼んでいてとても安心します。
何かと非力さを突かれる4気筒ですが(実は私も若干そう思っておりますが・・・)、それぞれの良いところを受け入れて、しっかりと楽しもうとされているところに共感を覚えます。

友人の6気筒F10を乗り、また自分の4気筒F10を乗りながら、それもあり、これもありと思う今日この頃です(笑)
コメントへの返答
2012年8月23日 23:59
のんびりF10さん、こんばんは!コメントありがとうございます。
こちらこそ、丁寧に読んでいただいて、お褒めのお言葉まで頂いて恐縮です。
「非力」といえば、このグラフを見ても解るとおりで、6気筒と言っても250Nmのトルクは、ちょっと足りないかなぁと思うことが時々あります。私はいつもパドルをぱこぱこ押して走っていますが、ちょっと加速したいかなぁと思う時は、三回くらい連続押しでシフトダウンします(笑。4気筒ターボなら、そこまでやる必要は無いでしょうね。
それに今回、私は4気筒ターボの523iを運転するのは初めてだったのですが、記事にも書いたとおり、エコ・プロ・モードがとても実用的なのに感心しました。F10は結構重いですし、電気の消費も多いので、燃費が悪化しがちだなぁと、自分の車に対して、最近よく感じていました。
本当に、それもあり、これもあり、ですね!
2012年8月23日 12:52
さすがにきちんと時間と手間と思考を尽くして書いているだけあって、素晴らしい内容ですねぇ。
6発オーナーのスパグラさんの記事を拝読させていただき、新型過給機付4発車と6発車については、どう考えてみても機能的にはもはや「勝負あった!」とあらためて思ったものです。(BM6発愛好家のかたにはお詫びします・・・でも、めちゃくちゃ重いツーリングですらこうなのですから・・・・)
では、6発車はすべて劣るのか、というと、グラフからもわかるように5500回転くらいでは、6発の良さがキラリと光るのでしょうが、ガソリン代のこともそうだし、赤旗を持った制服姿の方や、テッチンホイールのクラウンのことが気になって、僕などは所有する気がおきないように思います。僕のような庶民派は、NA4発車でブンブン走るか、あるいはかなり古い国産6発車でまったり走ることといたしますわ(笑)。
なお、新型320iと、つい最近発売になったディーゼル版はおそらく自分にとって実に好印象のクルマとなるような気がするのですが、自分のおバカさ加減は良くわかっているので試乗はしばらく避けておくことにします(苦笑)。
コメントへの返答
2012年8月24日 0:15
赤カブ望さん、こんばんは!コメントありがとうございます。
いやー(汗、この記事は試乗の翌日に仕上がりました。それに比べれば、赤カブ望さんにお話しした、1・3・5シリーズの比較なんていうネタは、ブログ更新を一ヶ月ストップさせるに足る難問で、しばしば考えたり資料集めをしたりしていますが、完成の見込みが立ちません…。
新旧523iの比較は、本当はもっと他に色々書くべき事があります。実際、この友人とはエンジンのことだけじゃなく、足回り(友人の車は17インチ標準の軽くて優しいタイヤです)や、装備(新しい方が明らかに良いです)や、ワゴンとセダンのボディの違い(F11には専用のエアサスが標準装備です)や、内装(友人のF11は明るいベージュ・シートに木目パネルです)などの話をしたり、それに彼は実に色々な輸入車を乗り継いできて(しかも記事に書いたようにCLKカブと二台所有)いて、とにかく濃い体験でした。
それでこのブログは、同じ「523i」の異なるエンジンの性能だけに絞って書きました。赤カブ望さんがおっしゃるとおりで、日常の走行性能と燃費での優劣は明らかですね。
まあでも、6気筒の523iの動き方は、すでにご存知の通り、普通に踏んでいたらしごくまったりしたものですから、ちょうど120iカブリオレの4気筒を、ギアを駆使して回し切って走っていた自分の体験と近い感覚はあります。
320d、ついに公式発表ですね!私も、これは元もと買いたかった車なので、かなり気になります。赤カブ望さんと違って浅慮の私は速攻試乗に行きますよ~(^^)っていうか、赤カブ望さんも是非乗ってきて、是非インプレを書いて下さい。本当に読みたいです。
2012年8月23日 17:32
そもそも気持ち良いエンジンに燃費
なんて求めちゃ駄目なんですよ。
僕の46なんかエアコン効かせて市内で
流れをリードする位で走ると燃費5が
デフォですから(爆)

コメントへの返答
2012年8月24日 0:22
直6 LOVERさん、こんばんは!コメントありがとうございます。
いやーまさにおっしゃるとおりですね。BMWという会社は、本当は燃費よりも走行感覚を優先したいのだと思います(私もw
でも一方では、優等生の会社にもなりたいようですね。そして今までにない、新しいユーザも獲得しつつあるのは確かです。
そのうえ、今、新車でF10を選ぼうとすると、535iとかAH5以外は4気筒ターボしかありませんし。そんなこともあって、正面から味わってみました。
燃費5ですか…でも私もつい一ヶ月くらい前にリセットしてみたのですが、4代です(汗。
2012年8月23日 20:07
おばんです♪
ご無沙汰してますm(__)m

私は今の320に乗り始めた時から
鼻先の軽さはこのままに
ターボでも付けてもう少しパワーアップしたら
ムチャクチャ楽しい車になるだろうなと思っていました

そう思いながらも
このままでもATをマニュアル操作すれば
ホンダの3.2L(?)、トヨタのV8などに
ぬえわkm/h以上であれば十分追い抜ける実力があります!

ギア比のセッティングによるところも大きいのでしょうけれど
国産車は相変わらずの試乗会セッティング
ドイツ車は相変わらずのアウトバーン仕様なんだなと
あたりまえの話なんですが実感しています♪

っということは
最新のターボエンジンのセッティングはどうなんでしょう?
今までのドイツ車好きにはやっぱり直6NAなのかな~

とスパグラさんのブログを読んでも…
なかなか面白いですねf(^_^;
コメントへの返答
2012年8月24日 1:47
だべささん、こんばんは!こちらこそご無沙汰です。コメントありがとうございます。

最新ターボ・エンジンの出力特性は、この記事のグラフに描いたとおりなんですが、速度の出方というと、やはり8速ATのセッティングが鍵でしょうね。

以前調べてみたのですが、実質は6速もあれば十分なので、オーバードライブとなる7速・8速は高速かつ低回転維持用のエコ・ギアですね(アウトバーンならもっと実質的ですけど)。

逆に、6速のギア比が1なので、それより低いギアだと、6速ATよりもスポーティなクロス・レシオになります。

ということは、トルクの太い最新ターボ・エンジンで、クロス気味のギアを次々にシフト・アップさせながら走ることで、かなりスポーティな加速が味わえると思います。

ここで気になってくるのが、つい先日公式発表された、320dなんですよね。何しろ、同じ2Lでも、ガソリン・ターボが270Nmのトルクなのに対して、ディーゼル・ターボは380Nmものトルクを持っています。

実際は、乗ってみてからもっとハッキリすると思いますが、ぬえわkm/hなんて所に行くよりずっと前から、他の車をぶっちぎって走れるんじゃないか…と想像していますが、どうかなぁ。

ただ、だべささんの320iとは、エンジンのフィーリングがだいぶ違うでしょうね。4気筒6気筒を問わず、自然吸気と過給吸気とでは、それぞれ独特な感覚がありますよね~。
2012年8月23日 23:05
こんばんは

すごく白熱した展開ですね
6発、4発それぞれ。

各個人の今までの経験してきた事象がやはり好みのベースになっているように思います。
乗って操って、心に響く何か
があればきっとハッピーだと思います。

4発エンジン、距離(10万キロ以上)走るとエンジンからの振動が大きくなってくるような気がしますが、今のクルマではそういう経年変化はみられないのでしょうか?


直噴、エコターボ、フラットトルク・・・
?的な感じです。

この度、M54B30ベースエンジン車を迎え入れることに(謎



コメントへの返答
2012年8月24日 2:06
BM W221さん、こんばんは!コメントありがとうございます。

おお!M54B30とは凄いですね!早速調べてみると…E46の330i、E39とE60の530iにも、搭載されたことがありますね。どれかな?!

私自身の経験では、かつて乗ってみたBMWの中で、一番感動したのが、M54B25のE46-325iでした。本当に「クォーン!」って音がするんですよね~。

今私が乗っているN52B25も、だいぶ良い音になってきましたが、なかなかM54のような、濁音のない澄んだ音には遠いです…あ、BM W221さんもそれでしたっけ?シルバー・ヘッド・カバーの初期バージョンが、最も良い感じのN52だと聞いたこともあります。

私自身は慌ただしい買い換えで、10万キロ以上も走ったことはないので、自分の体験としてはわかりませんが、多くのBimmerは長い距離の愛車を楽しんでおられますよね。

振動が増えてきたら、オーバーホールが一番だと思いますが、最近知ったのですが、ワコーズのRECSという洗浄剤で、それに近い効果をわりと簡単に実現できるそうですね。

2012年8月24日 10:33
スパグラさんのブログに対するコメントの数にまずはびっくりです。皆さん毎回ブログを心待ちにしているのでしょうね。また、コメントに対するご返答もひとつひとつがまた新たな記事にもなっているようで素晴らしいと思いました。

やはり今Bimmerが最も関心があり、議論の対象となるのがこの『6気筒vs4気筒』なのでしょう。ただスパグラさんの記事にはあくまで客観的な表現とBMWに対する優しい目があるためか、皆さんのコメントも極論にはなっていないようですね。またどちらがより良いかなんて断言できないほど、両エンジンとも魅力的なのだとも思います。

いずれにしてもご返答にあるように「F10/11の乗車感覚は素晴らしいの一言に尽きます。それはエンジンの違いを超えて共通な気持ちよさを持っています。」に大賛成です。

コメントへの返答
2012年8月24日 21:12
Z4T.Styleさん、こんばんは!コメントありがとうございます。
ダウンサイジングの嵐がまだ始まらなかった昔から、6気筒vs4気筒というテーマは、特にBMW関連の掲示板などでは、白熱するというか、荒れたりすることが多かったですよね。
私自身、ずいぶん前の学生時代に「シルキーシックス」という言葉を聞かされ、漠然と憧れながらも、そもそもBMW自体が敷居が高くて、しかも6気筒というのはさらに高くてなかなか手が出なかったです。私のBMW歴はまだ7年目程度ですが、そのほとんどの期間は4気筒でしたし、やっと手に入れた4気筒のBMWをエンジンもシャーシもすべて含めて、大切に味わい続けてきました。
だから4気筒だって素晴らしい、という気持ちは根の所にありますね。
今でこそ523iの6気筒エンジンの車に乗れましたが、そのことの方がむしろ予想外の展開で、ダウンサイジングの嵐の中では、新しい4気筒ターボエンジンや、もうすぐ日本でも発売になるディーゼル・モデルの方に、頭を切り換えようと頑張っていたという経緯もあります。
「BMWが自信を持って造って、売り出した車なんだから、素晴らしい出来だろう」というような信頼感はあります。
日本の売り方はどうかなぁと疑問に思うことも多いですが、でもそれにしたって、結局日本で正規ディーラーから買うとなれば、決められた枠の中で選ぶしかないですね。
そんな具合に、自分固有の事情や思い込みや、受け入れるほかないような状況の中で、自分で働いて得たお金を注ぎ込んで、これという一台を選んで精一杯楽しもう、なんていう気持ちで、皆さんも私も生きてますよね。それが一番大切なことかなぁと思いますよね。
2012年8月24日 13:03
連コメ&長コメ(爆)失礼します。

みなさんが色々なコメントをされて、それに丁寧な御返事をされているので、コメント欄を読むだけで普通のブログ記事以上の勉強になりますね。

ところで、直6で2.5Lくらいのダウンサイジングターボならどう?という御意見もありましたが、その実現はかなり難しいのでは、と感じました。

以前にもちょっと触れた通り、BMWのエンジンのセオリーとしては「1気筒当たり500ccがベスト」のようですから、その理論に乗っ取ると4気筒なら2L、6気筒なら3L、8気筒なら4L、12気筒なら6L(かそれ以上)の排気量が必要になるので、たとえダウンサイジングターボであってもその線ははずさないと思います。

更にエンジン製作上としては、ピストンやヘッド周りの設計をモジュラー化した方がコスト的にも有利になるので、再来年に発売になる「i8」に採用されると言われている3気筒の1.5Lのエンジンもその延長上にありますから、将来的には2L未満のエンジン(MINIや1シリーズなど)は3気筒のダウンサイジングターボに置き換わるのではないでしょうか。

そう考えると、6気筒の存在価値は「4L前後の自然吸気の置き換えとしてのダウンサイジングターボ」という位置づけになると思います。

だとすると、5シリーズをはじめ3シリーズでも高級グレードとして搭載されると思いますので、なかなか手軽に買える車両ではないのが残念ですね。

ただ、ターボ制御が高度になってくと、カバーする排気量の想定領域が広がってくると思いますので、もしかすると8気筒もなくなって全部直6ダウンサイジングターボになってしまう可能性もありますね。今度のM3は直6ターボで450psのようですし、ディーゼルエンジンはV8は廃止されても381ps/740Nmも出ているのですから。

例えばディーゼルエンジンなら、4気筒の2Lエンジン1種類で「116d」の116ps/260Nmから「125d」の218ps/450Nmまで、と2倍近いパワーとトルクのレンジをカバーしていますから、直6ダウンサイジングターボであってもバリエーションが増えてお求めやすいモデルが出てくるかもしれませんね。

現時点で一番期待したいのは「新型N56エンジン」になって、より軽量でパワフル、気持ち良さも倍増(笑)のダウンサイジング直6ターボに進化してもらう事でしょうか。

でも、直6を愛する方達にとっては「あの気持ち良さと吹け上がりは自然吸気でなくては」という御意見もあるでしょうから、そういう意味では全く望み薄のような気がします。

でも、N20B20エンジンも328i仕様のものよりは320i仕様のものの方がブーストも低く、逆に圧縮比が高い分レスポンスも良く気持ち良いので、あえて下のグレードのエンジン仕様を購入して楽しむ、という乗り方もあるかもしれません。

エンジンの味そのものは、まだターボのチューニング次第で良い方向に向かうと思いますが、いかがでしょうか。

そういう意味では、BMWの「ボア84mm、ストローク90mm」のセオリーからはずれたスパグラさんのショートストロークの直6の523iはここ数年のBMWエンジン中では屈指の楽しめるエンジンだと思います。

ちなみに、噂では(笑)「ディーゼルエンジンは走行10万Kmで当たりが付いて、20万Kmから本調子」とかいう話もあるようですので、家のD3君はあと900Km走ってやっと本領発揮のようです(爆)。
コメントへの返答
2012年8月25日 2:04
RANちゃんさん、こんばんは!たびたびコメントいただき、ありがとうございます。

レスまで読まれているんですね(汗。でもこうやって、みなさんにいただいたコメントにレスを書きながら、本当に人それぞれだなぁと感じます。特に今回は4気筒vs6気筒という、いわば古典的なテーマなので、「恋愛とは何か」みたいに話が尽きませんね(笑。

そんな中でRANちゃんさんの語る恋は、私のような小さなエンジンをいかに使い切るか、なんてことに夢中な人間には、雲の上の壮大なロマンスのようです(^^)素敵だなぁと思いつつも、私にはなかなか縁遠い感じです。

直6を、それもやや半端な2.5Lでやっと所有できた私には、次に見えてくるのはE90/92M3のV8NAです。でもまあ、N54/55でも絶対持て余すに違いない私には、宝の持ち腐れになりそうですが。

あ、そうだ、でもF10-M5は、それがどういうエンジンかはともかく、F10であるというだけで興味がありますね。私の車もキドニー・グリルだけはM5なので(爆)買えるとしても中古。それも今の愛車がどうにもならなくなってから…その頃には、また別の魅力的な車が出ているかもしれませんが。

RANちゃんさんお話と全然かぶらなくて恐縮ですが、私はF10-523iは後期モデルで3L直6NA(N53ですね)を載せて「525i」になると期待していました。なぜかあまり良い評判を聞かないN53ですが、理想の500ccが6本ですし、出力も燃費も2.5LのN52を上回っていますから。

実際、日本以外の多くの国では、このエンジンを用いて「523i」を名乗らせていますよね。出力は同じ150kWながらもトルクもNAながら270Nmもありますしね…あ、だから本国の「520i」と差別化できるのですね…やっぱり日本は…(-_-;

でも、N52B25のショート・ストロークという特性が、RANちゃんさんがおっしゃるとおり、とても貴重なものなので、やはりトルクの細さ(実は250Nmって、私にはそんなに細く感じられないのですが)を回転数でカバーしながら、大事に楽しんで行きたいなぁとも、もちろん思っています。

F30-320dがいよいよ発表になりましたね。どんな感じかなぁと楽しみな反面、RANちゃんさんのD3BiTurboクラスの「125d」「525d」のエンジンが、日本で売り出されそうな雰囲気が、とんとありませんね。まあ、ディーゼルの導入だけでも日本では画期的なことなので、あまり多くは望めないかもしれませんが。

N54とN55の違いは、ターボチャージャーの数の減少と、バルブ・トロニックの採用でしたっけ。すると、もしも「N56」なんていうエンジンが出たとすると、どんな技術的変化があるでしょうかね?

AH5に続いてAH3が出て来ましたが、トヨタとの技術提携によってきっと進化するに違いないHybrid技術が、ヨーロッパで目下の急務のCO2削減のために、さらに積極的に採用されるでしょうね。i8はなんと1.5L3気筒ですか。こんな具合に、BMWもだんだん電気自動車になっていくのでしょうね。

ターボ・エンジンって、私はかつて一度も所有したことがないのです。だから、噂に聞く「ドッカン・ターボ」というのもよくわかりませんし、E92-335iが初めて登場した時に、ものすごい低速トルクに感心して「これがBMWのターボなのかぁ」と思ったくらいです。

そんな私の経験や感覚では、ターボのチューニング次第でどんな風にエンジン・フィールが変るのか、というのは、もちろん、とても興味がある問題ではありますが、ちょっと見当が付きません。

ただ、この記事に書いたように、4気筒でもターボが着くだけで、それよりも排気量や気筒数の多い6気筒をしのぐ(N20B20のフル・チューンの528iならなおさらですね)トルクとパワーが出せるんだ、ということを身を持って体験して、とても感心するばかりです。

ディーゼル・エンジンは長命なんですね。ボディの方が先に逝っちゃいそうですが、RANちゃんさんならではの走行ペースなら大丈夫ですね。素晴らしいD3BiTurboを味わい尽くして下さいね。
2012年8月24日 20:36
おっ!相変わらずの濃い~~~内容で♪

自分の思うところはあるのですが、ここでは書きません(笑
まあ、スパグラさんは分かってくださっているとは思いますが♪

いろんな人が、いろんな感覚・価値観を持ち、それぞれライフスタイルも、車に求める物も、そして車に掛けられる金額もそれぞれ、それぞれですから、、、
みんな違って、みんな良い♪ですね♪

・・・沢山書きたいですが、お会いした時にじっくりと話したい内容です♪
コメントへの返答
2012年8月25日 2:23
E30-325さん、こんばんは!コメントありがとうございます。

まあ、E30-325さんが何を言いたいかは、お察しの通り大体見当が付きます(笑。

今回は、記事に書いたとおりのことを感じた、ということだけです。記事に書いてないことも色々ありますが、かえって言いたいことがぼけてしまうんですよね。

こういうことって、生き方みたいなものかなとも思いました。つまり、自分の顔や身体は自分が好きで選んだわけではないけど、やっぱり自分は自分なんだから、精一杯生きていこうとか…ちょっと違うかな(笑。

別の言い方をすると、「自分は日本人だ」と言った時、それは「自分は外国人ではない」ということを強く意識している場合と、別に意識していない場合とがありますよね。そんな感じかな…ってわかりにくいですね(笑。

E30-325さんの言いかたの方がずっとわかりやすいですね(汗。
2012年8月25日 0:51
今回のブログ記事は、これまでの記事よりもまして、凄く分かりやすい内容で助かりました(汗)

と、いうか、これまで私が時々コメントを入れてきたような、、日常運転を考えると、せいぜい、ひっぱって3000、場合によっては、2000ぐらいで静かに(笑)BMWを運転しているドライバーにとっては、最近の4気筒レベルでも充分、、(もちろん、そのシルキーシックスと呼ばれるエンジン音は味わえませんが。。。)

ということでしょうか。。。
コメントへの返答
2012年8月25日 2:29
横浜すみれっ子さん、こんばんは!コメントありがとうございます。

わかりやすかったですか、それは良かったです(^^)ありがとうございます。やはり結論の方向がハッキリしていたからでしょうかね。

それで思い出しましたが、自分の6気筒エンジンですが、低速・低回転でも良い音がするんですよね。「ウィ~ン」って多重モーターみたいな。これも結構気持ち良くて、低速・低回転だと、4気筒ターボにはパワーも燃費も勝てないんですが、まあ、良い音だからいいか、みたいな。

なんだか、諦めながら楽しむという風情がニクイです(笑。あ、この言葉だけをとらえたら、4気筒ターボに乗っている人も、同じように感じるかもしれませんね。BMWって切ないですね(笑。
2012年8月25日 2:44
こんばんは。

いつもながら分かり易いグラフで参考になります。
形だけを見ると、個人的には6気筒エンジンのパワー&トルクカーブの方が好きです(爆)

4気筒ガソリン・ターボのグラフを見ていると、同じようなパワー&トルクカーブの形を描く上に、トルクの太いディーゼルでいいのでは?と思えてきます(苦笑)
コメントへの返答
2012年8月26日 22:23
bogeyman_hさん、こんばんは!コメントありがとうございます。
335iのエンジンなど、N54/55のエンジンは、同じガソリン・ターボでも、パワー・カーブの方はフラットですよね。なぜN20にはそれができないのか、私にはわかりません。なんとももったいない気がします。
ディーゼルと似ていますよね。でもガソリン・エンジン。だから両方の特性を持っているんでしょうね。トルクフルで吹けも良い。でもどっちもちょっとだけ、みたいな。328iみたいなフル・チューン版だと、その中くらいさが目立たないかもしれません。面白いエンジンですね。
2012年8月26日 21:12
こんばんは。
今日120dを車検に出してきました。代車は高回転型NAエンジンの典型とも言える本田VTEC搭載車でした。パワーウェイトレシオでは120dより遥かに優るのに、シフトダウンをサボると踏んでも大して加速しません。それでいて100km/h時のエンジン回転数は3,000rpmを超え、燃費も期待出来なそうです。
スポーツ走行時は常に低ギヤを選択して意図的に高回転キープ出来ますが、巡航時は燃費を考えたら回転を落とさざるを得ませんので、そこから加速に移行する時のドライバビリティが問題になります。カタログ馬力の差なんて何馬力あっても実用上はほとんど関係ないと言う事が良く解る、とても参考になるインプレッションでした。
コメントへの返答
2012年8月26日 23:24
もげ.さん、こんばんは!コメントありがとうございます。
そう言えば、BMWってカタログ値よりも良く走るという印象がありますよね。VTECならぬバルトロやVANOSのおかげか、ガソリンのNAでも実用的なトルクは十分にありますし、高回転までスムーズにパワーを出していきます。
そのスムーズさゆえにドライバビリティもあまり高くない、と言うか、あまりそれを意識せずとも、誰でもクイックに運転できちゃいますね。
それはエンジンだけでなく、ギアやボディやステアリングや足などのそれぞれと、それらの完成度の高い統合の成果だと思います。
だとすれば、4気筒ターボ、6気筒、そしてディーゼルのそれぞれのエンジン特性に応じた各部の最適なセッティングがあって、それを実現しているんでしょうね。
私は今、東北の奥地で愛車のパワーのスムーズな使い方を修行しています(^^)
2012年9月5日 21:39
こんばんは!
非常にわかりやすかったです。特にトルクカーブなんかはマネしたいくらいです笑

やはり523iの直4はかなりパワーがあるような感じがするんですね!
BMWの直4は音もいいし、悪いところは・・・

先日4発の528iに試乗しましたが、やはりトルクが厚くなった感じはしました。 スポーツモードにするとなかなかいい音出して吹けてくれますし。

ですが、総合的な気持ちよさはやっぱり直6 523iです。

直6の528iにも乗りましたが、523iはこんなにも気持ちがいいものなのか!!っと感銘をうけましたね!

アレにのってしまうとエンジンパワーなんてどうでもいいような・・・とにかく気持ちがいい。

528iはやっぱり523iに比べると粗さといいますか・・・一気に分回るような気はしませんでしたもん・・・

528iなら直4ですが、523iなら直6がいいかなぁ~なんて笑

直4 523iに乗ったら、またいろいろわかるんでしょうけどね~^^

コメントへの返答
2012年9月6日 0:04
気まぐれ日記さん、こんばんは!コメントありがとうございます。
いよいよ9月になりましたね。気まぐれ日記さんの新車がやって来る日が、また一歩近づきましたね!さぞ待ち遠しいことでしょうね。
去年の9月生産くらいから、直6NAが直4ターボに置き換えられましたよね。私が直6の523iの残り物に思いがけず出会えたのが今年の2月でしたが、以後(528iはまだしばらくあったようですが)直6NAのF10は選べなくなりました。
私は直4ターボエンジン(N20B20)は、新型3シリーズで328iと320iに、試乗したことがあります。328iのパワーは、もうそれが4気筒か6気筒かなんてことはどうでも良いと思うほどの素晴らしさでした。トルクも35.7kgmもありますもんね(当時私が乗っていた車のトルクは20.5)。
今回、F10の直4ターボ、それもよりパワーの小さい523iの方に初めて乗ってみました。そして、そのパワーの扱いやすさに驚きました。それはF30の320iの時とはちょっと違う印象でした。その理由は、F10というボディの違いもあるでしょうし、また同じ名前で同じパワーのエンジンでも、搭載車両によって、結構アレンジが違うということもあるかもしれません。
でも、まだ直4ターボの528iには乗ったことがないです。相当パワーがあるので、夏場で少々非力感が目立って来ている、自分の523iと比べてしまいそうでちょっと嫌です(笑。
さて直6の523iと528iのエンジン・フィールの違いですが、大枠では両車とも「N52B」という所までは同じエンジンですよね。でも、2.5Lか3Lかというサイズ以外にも、調べてみると違いがあるのが面白いですね。
523iの方はボア/ストロークが82/78.8(ショート・ストローク)、圧縮比は11.0、
528iの方はボア/ストロークが85/88(ロング・ストローク)、圧縮比は10.7です。
私はコスト・パフォーマンスで523iを選んだので、それがショート・ストロークで吹けが良いというような事は、後から知りました。というよりも、自分自身で直6の523iと528iを何度か試乗してもそこまでは実感でわかりませんでしたが(汗。
気まぐれ日記さんの今乗ってらっしゃるお車のエンジンは、スクエア・ストロークなんですね。とても気持ち良い6気筒なんだろうなと思います。
2012年10月1日 13:03
またまた超オソコメすみません・・・

この頃はあらためてスパグラさんの記事を読み返していたりします。

書きたいことはおそらくいっぱいあるのですが、僕なりが感じたフィーリングでコメントさせていただきます。

4気筒、6気筒、ともに、BMWはエンジンを楽しむクルマ、のような気がしてきました。

まずは、4発。
新型116iに試乗した時にはあまりの走りの変革に度肝を抜かれたのですが、今、ふと、思い起こしてみると、洗練度が非常に高く高性能の新型と比べ、赤カブ号のアクセルを踏んだときのあの回転数の高まり、つまりパワーもなく洗練度も低いけど、「リアルな感じ」、が、これはこれで良いし、新型にはそのようなものの実感が少し損なわれてしまったようで、なんとも寂しい、部分がなきにしもあらずなのではないか。

そして、6発。
プログレの6発はスパグラさんの愛車の6発と比べると、スムーズさでは勝っていると思います。
ポルボクの水平対向6発は、存在感はすごいのですが、クルマ全体の走りの硬質な統一感が際立っていて、走っているときに、エンジンそのものを愉快に楽しむという感じがわずかに少ないように感じました。(ただし、Z4とポルボクに交互に試乗しましたが、走りにおいてはすべてがポルボクが上だと思います。)

「官能的」というとありきたりなのでしょうが、「なんとも愉快になる感じ」がZ4の6発には比較の2社より強く感じられました。

そして、4発も6発もそうなのですが、オープンカーで乗ると、さらに音、振動、すべての楽しさ、愉快さ、がもっともっとリアルに感じられて、楽しくて愉快でしょうがない。
4発は軽快、6発は豪快だけど繊細、の個性差があったりして、それはそれぞれの楽しさですよね。

スパグラさんがここで書こうとしてあえて書かなったことは、おそらく、4気筒と6気筒の違いではなくて、運転するときの原始的な楽しさって、なんなのだろう、それはどちらに強く印象づけられるのだろう、便利・高性能になって失われたものはないのだろうか、そういうものに慣れていくことへの戸惑い、そんなもろもろのことなのではないか、と勝手に想像したりしました。


コメントへの返答
2012年10月1日 21:07
赤カブ望さん、こんばんは!コメントありがとうございます。
この記事は、F10-5シリーズの間での比較を書いたので、正確には異なるのですが、F20-116iは、とても素晴らしい車でした。以前、まだ120iカブリオレに乗っていた時に、それとの比較試乗記を書いたことがあります。
「BMWの1シリーズ、F20-116iとE88-120iを比べる」
http://minkara.carview.co.jp/userid/224462/blog/24551696/
でも、この記事にも赤カブ望さんはコメントをくださっているので、もうご存知でしたね。
この記事では、120iカブリオレの印象を次のようにまとめました。
「帰りに自分の車を運転していて、今までにない感じを覚えた。初期トルクの細さとエンジン回転の高さ、そして豪快な音だ。トルクと回転は、いかにもターボ・エンジンと自然吸気エンジンの違いで、淡く澄みながら始まり、重く濃く豪快に伸び上がっいく愛車120iカブリオレの感覚には、同じ4気筒でもこれだけ違うのか、と改めて感動した。」
これはちょうど、この記事で書いた(というか書いていませんが)4気筒ターボと、6気筒自然吸気の違いと似ていると思います。トルクは小さいけれど、「淡く澄みながら始まり、重く濃く豪快に伸び上がっいく」ところに、自然吸気エンジンのフィーリングの長所があります。さらに言葉を付け加えるなら、エンジンの存在感がドラマチックに高まっていく、という感じです。
それから、やはりこの記事のテーマではありませんが、4気筒と6気筒の違いについても、以前別に書いたことがあります。
「F10 523iのインプレッション ~ (3) 直列6気筒エンジンについて」
http://minkara.carview.co.jp/userid/224462/blog/26607448/
この記事にも、赤カブ望さんのコメントがあるので、もうお読みのものですね。今ここでは、その記事で5つ上げたポイントの最初の2つについて補足します。
それは「(1)エンジン音の重奏感」、そして「(2)エンジン・フィールの滑らかさ」です。これらに共通する6気筒らしさについては、最近になって、いまさら気付いた事があります。それは、6気筒エンジンの「刻みの細かさ」です。クランク・シャフト1回転につき、4気筒では2回の、6気筒では3回の爆発があります。このことが、想像以上にエンジン音(そして排気音)やフィールに大きな影響を与えている、ということです。
その辺りの感覚が、赤カブ望さんの言われる「「官能的」というとありきたりなのでしょうが、「なんとも愉快になる感じ」」と似ているのではないかと思います。
私がこの記事で書いたことは、あくまでも、523iの4気筒ターボ・エンジンの、トルクの太さと燃費の良さ、そして6気筒自然吸気エンジンとの馬力の出方の違いです。前車なら低中回転が、後車なら高回転が有利、ということです。
オープンカー乗りの赤カブ望さんも十分ご承知のことですが、「運転するときの原始的な楽しさ」というものは、別にエンジンだけによるものではなく、車一台丸ごと全体から感じられるものですよね。話をそこまで広げていくと、たとえ4気筒ターボと言えども、F10-523iの出来映えは出色のものですね。
それから、赤カブ望さんの「プログレの6発はスパグラさんの愛車の6発と比べると、スムーズさでは勝っている」という言葉が気になるのですが、私の思っている「スムーズ」という言葉とは、どうも違う意味で使われているように感じられます。そこでお願いしたいのですが、プログレの6気筒とZ4の6気筒の「スムーズさ」を比較する記事を今度書いてください。よろしくお願いします。

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何シテル?   07/14 02:42
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