• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

スパグラのブログ一覧

2010年06月26日 イイね!

X1 sDrive18i のインプレッション

X1 sDrive18i のインプレッションお友達のパタさん経由で、BMW Performance から4気筒用のデュアル・テール・マフラーが出るという話を知った。ディーラーへ詳細を確認に出かけたら、ショー・ルーム入り口に素敵な色のX1が停まっていた。それはやはり、試乗用のX1 sDrive18i だった。早速乗ってみた。



明るいベージュの革シートは、黒とツートンのインテリアデザインとなる。深い赤のボディ・カラーと相まって、ハッとするほど華やかでお洒落な雰囲気だ。木目調のトリムも、とてもよく似合う。エンジンの小さな「18i」だから…といった、やや軽く見下したような気持ちが、あっさり裏切られた。



ふと見上げると、大きなサン・ルーフがある。あいにくの小雨交じりだが、カバーを開けて光を取り込むだけで、オープン・カーのような開放感が車内に満ちる。



パノラマ・ガラス・サンルーフという名前にふさわしい、大きな視界が上方に広がる。帰宅後に調べて驚いたが、このX1のHi-Lineパッケージには、なんと革シートの他に、このサン・ルーフも装備される。これで36万円とは、車両本体のみならずオプション価格までもが、掟破りの破格と言うほかない。

             *       *       *       *       *

さて、肝心の走りはと言えば…私にはまったく不満のないレベルだった。元々私は、320iツーリングを、このX1と同じ150psのエンジンで、サーキット場まで走らせていた。今の120iカブリオレにしても、パワー・ウェイト・レシオは似たようなものだ。

しかしそれ以上に、このX1-18iには小さくない特長がある。それは4.444という、かつてなく高いファイナルのギア比だ。 実際にアクセルを踏み込んでみても、それは「ビィィーン!」というサーキット場でしか聞けないような、BMWの4気筒特有の甲高いエンジン音を、一般道路に力強く鳴り響かせる。

「非力な4気筒」という言葉は、パワフルなBMW車に乗る人にとっては、正直な感想だろうと思う。けれども、170psの直噴4気筒エンジンが登場した今になってもなお、150psのバルトロ4気筒エンジンの音とリアリティは、BMWの誇るべき伝統と技術の確たる結晶であることを、ドライバーの全身にハッキリ伝えてくるのだ。

たかが18i、などと侮ってはいけない。Hi-Lineパッケージの他に、30万円もするiDriveを奢っても、一向にもったいない車ではない。それが今回の私の、正直な感想だ。

さて、懸案のBMW Performance マフラーは…3シリーズ用は確かにあるとのことだったが、1シリーズ用は正式にはまだラインナップされていないらしい。新しい情報が入ったら連絡してもらうことをお願いして、我が120iカブリオレに戻った。X1に乗った後だけに、地を這うような愛車の低さが新鮮だった。
Posted at 2010/06/26 21:35:47 | コメント(18) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2010年06月20日 イイね!

170psになった320i

170psになった320i170psになった320iに乗ってみた。プラス14psのパワーアップはハッキリと体感でき、今までで最も軽快なE90-320iであることは間違いないと実感した。面白かったのは回した時のエンジン音で、これまでの4気筒とは明らかに違う、低く強く響く音だ。もちろん、高く澄んだ6気筒の音とも異なるが、NAらしい素直なパワーの伸び方が、心地よく気持ちに伝わる。BMWの新しいエンジン音の誕生だ。


15ミリ下げられた車高は、運転席に座ったとたんに実感できる。私はかねてから、E90の最大の特徴は、その低さから来る包まれ感だと思っている。それはごく低速時でも、ステアリング・レスポンスやブレーキング、コーナリングの快感となって如実に感じられる。だから、メーカ自らが行なったこのロー・ダウンは、逆に、なぜようやく今頃になって…?と思われるほど正しい変更だと思う。

外見の面でも、タイヤ・ハウスの隙間はずいぶん減ったし、LCIモデルになってからはリアのトレッドも広げられて、「電車の車輪」の汚名もすっかり返上されたようだ。2005年春に初登場したE90だが、わずか5年の間の進化は凄いものだと思う。そういえば、最初の323iは177psだった。



先月は話題のX1-25iに乗った。兄貴分のX5やX3に囲まれた姿は、いかにも末っ子の弟分だ。けれども、Xシリーズとしては控えめな車高を含めて、逆にそのコンパクトさは、ドライビングの様々なシーンで強みとなる。さらにデチューン版とは言っても、3L直6NAという魅力的なエンジンの絞り出す最高の音とパワーによって、E90ベースのボディを存分に心地よく滑らせることができた。BMWらしからぬ価格設定も魅力の一つだ。



さて最後に…仕事続きの合間を縫うようにして、小さなモディを実行した。こんな小さな部品でも、やはりさすがに純正品、クルクルと回して取り付けた後の隙間がまったくゼロ。少し長くなって、感度が上がった(かもしれない?)のと同時に、その存在感が上がったのも良かったかもしれない。

パーツ・レビューに記事を追加。
Posted at 2010/06/20 00:42:55 | コメント(23) | トラックバック(0) | E90 3シリーズ・セダン | クルマ

プロフィール

「[整備] #ケイマン 2024/7/12:12ヶ月法定点検:走行距離 9,593km https://minkara.carview.co.jp/userid/224462/car/2612759/7865831/note.aspx
何シテル?   07/14 02:42
Porsche Cayman GT4に乗っています。他にBMW320dツーリング(G21)が妻の車です。 ハンドルネームの「スパグラ」は、初めてのBMW車...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2010/6 >>

  12345
6789101112
13141516171819
202122232425 26
27282930   

リンク・クリップ

ポルシェ ケイマン 
カテゴリ:見てみて!
2015/04/26 18:41:19
 
Porsche Japan 
カテゴリ:Dr. Ing. h.c. F. Porsche AG
2014/07/29 13:18:10
 
BMW Japan 
カテゴリ:BMW.A.G.
2011/12/05 00:55:29
 

愛車一覧

ポルシェ ケイマン ポルシェ ケイマン
ポルシェ ケイマンGT4、左MT。 2016年7月初回登録の中古車、2018年7月購入時 ...
BMW 3シリーズ プラグインハイブリッド BMW 3シリーズ プラグインハイブリッド
BMW 330e セダン M Sport (G20)、色はスカイスクレイパー・グレー。 ...
BMW 3シリーズ ツーリング BMW 3シリーズ ツーリング
BMW 320d xDrive ツーリング M Sport (G21)、色はアルピン・ホ ...
BMW 3シリーズ ツーリング BMW 3シリーズ ツーリング
BMW 320d xDrive ツーリング M Sport (G21)、色はドラバイト・ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation