午後から休暇を取って,今年初めてのサーキット。全長1kmほどのカートコースである。到着すると,走っているのは250γ1台だけ。ガラガラである。
暖機もそこそこにコースイン。コースの下見をしたいし,気温が低くタイヤも温まりにくいので,ゆっくりと周る。
えぇ冷静でしたとも…
タイム計測器のレンタルがあるが,今までは使ったことが無かった。タイムを削る走りをするわけじゃなく,膝擦って喜んでるる程度が爺の嗜みってもんだから。 でも自分がどれぐらいのタイムで周っているのか知りたくなって,今日は借りることにした。
コースインして,徐々にスピードを上げていく。5周目に一度ピットに戻ってタイヤを触り,人肌に燗された(酒じゃないって)ことを確認して,徐々にスピードを上げていく。
えぇ冷静でしたとも・・・・
今年初めてだから早めに休憩をいれることにして,そこから5周回して再びピットに戻る。計15分ほどの走行。ラップタイムを見に行くと,ベストは1分3秒864。
へぇ,今まで計ったことは無かったけど,周りと比べたところ5秒前後だと思ってた。3秒台出てんじゃん。だいぶマージンとって走ってるから,もうちょっとタイム削れるよな。
えぇ冷静なつもりでしたとも・・・。
15分ほど休憩して,再びコースイン。
ブレーキングポイントを少しだけ遅らせて突っ込み速度を上げ~の,アクセルを開けるポイントも少し早目にして脱出速度も上げ~の。10周ほど周ってピットに戻り確認すると,4秒を切るか切らないかのタイムが連続している。
うぅ~ん。がんばって走ってるわりにはタイムが出んよなぁ。がんばりすぎてラインが乱れてるのかしら。
すぐコースイン。数周はゆっくり走って走行ラインを確認してみることにした。
えぇ冷静だった・・はず・・・なんだけどなぁ・・
6週目からアタック! 7周目に,この日のベストタイム1分3秒367を記録!
しかし,9周目に最終コーナーひとつ手前の左90度ターン。立ち上がりで,リアタイヤがアウトへ逃げて行く。瞬時のことで何の反応もできずに転倒。やぱりこんな気温じゃ,タイヤの温度はそう高くなかったんだろう。しかも,バイクがまだ寝た状態でガバッと開けりゃぁ,そりゃぁ滑るわ。
ウインカーが曲がってリアフェンダーが割れる。せっかく塗ったサイドカバーにも傷が入る。写真のブレは動揺か・・・。

左のバーエンドも削れた。

ステップバーの先端も削れた。曲がったチェンジペダルはモンキーで挟んで修復する。残り時間はまだある。せっかく来たんだから走ろう。タイムはもうチョイ削れるはずだ。
えぇ冷静だった・・・・と思ってただけ・・・なんだろうなぁ・・・
1時間ほどで修復。
それっ! 残り時間がすくないぞ。
えぇ冷静・・・・なはずないじゃありませんか。
コースインして7周目には,この日2番時計! 今までの経験から,他車に離されるのはRの大きなコーナーだ。もっと突っ込め,もっと早くアクセルを開けろ!
えぇ,すっかりムキになってましたとも・・・
そして8周目に3コーナーで,またもや転倒。右へのバンク時にブレーキを残し過ぎた。俗に言う「握りゴケ」である。
マスターシリンダーは根元からボッキり。

ラジエーターはひしゃげて,

オイルポンプカバーが削れ,ウォーターポンプカバーには穴があいて緑の液体がドボドボと。
写真がぶれているのは,えぇ,動揺してましたとも・・・。
両足がバイクの下敷きになり,サーキットの係員に助け出された。特に右足のすねとふくらはぎを強く打撲しているものの,歩くことができる。
それより,メンタルの損傷が激しい。(ToT)/~~~
這う這うの体で撤退。
サーキットではアドレナリンが出ていたのか痛みはなかったが,車を運転して落ち着きを取り戻すにしたがって,右足が痛み出す。しまいには,アクセルが踏めなくなってしまう。
しかたなく,左足一本で運転して帰ってくる。普段からブレーキは左足で踏んでいるので,左右が同じように使えるのだ。
えぇ,何の自慢にもなりませんとも・・・
帰宅して,ざっと洗って泥を落としてR1-Zをしまい込む。う~ん,修復せねば。
えぇ,悩み事が増えましたとも・・・
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サーキット走行 | 日記
Posted at
2015/03/18 22:06:01