プチツーリング

　５時にアラームで目覚める。知人と呑んでいた昨夜の疲れが残ってはいるのだが、Ｒ1-Ｚで出かける。

　いつもの峠からチョイと足を延ばして、能登半島は七尾市へ。小生の生まれ故郷だ。

　北陸新幹線が開通してから、金沢の「百万石まつり」が全国的に注目を浴びるようになった。だが、小生にとっての“祭”とは生まれ故郷の「青柏祭」なのだ。

　「百万石まつり」は、私にいわせりゃ観光収入をねらった行政主導の“祭“である。だが、“祭”とは本来そういうものではないだろう。長い歴史の中で民衆の生活に根差したものであるはずだ。

　「青柏祭」の詳細は関連ＵＲＬをご覧いただくとして、一言で言やぁ【巨大な山車（だし）を曳き回す祭】なのである。手前に写っているＲ1-Zが小さく見えるでしょ！
　なぁんだそれだけか・・・と言われりゃぁお終いなのだが、曳山が巨大なので、市内を曳き回されるその姿は、さながら屋根瓦の海をゆく船なのだ。
　この勇壮な様は、見た者にしかわかるまい・・・。


　…と一人で興奮していているのだが、子どもの頃は４月中旬から始まる曳山の組み立てを、今日はここまで出来たか明日はどうなると、毎日見に行ったものである。

　そういうわけで、今年も堪らなくなり、早起きしてＲ1-Ｚでカっ飛んでいったわけ。


　実は、この曳山に釘は使われておらず、藤づるで固定されているだけなのだ。


　曳山は合計三つ。これは別町会のもの。


　こちらが三つ目の曳山。



　七尾市の人口減少で曳き手が少なくなり、何年前からかゴールデンウィークの開催となった。近県の皆様、いかがです？　いらっしゃいませんか？