父が入院してからというもの

　父の体調不良は“引導を渡す“シリーズで書いてるところだが，家族が入院すると少なからず生活に影響が出るのは当然。


　ちっちゃなことだが，包丁の切れが悪くなったのもその一つ(そこかっ！笑)。父がマメに研いでたんだが，ここしばらくは使いっぱなしだったのである。

　電動研ぎ機も有るっちゃぁ有るのだが，砥石使って我が手で研いでこそ魂が込められるってもんよ。（日本刀じゃないですから　笑）



　写真を撮ってるヒマもないぐらい，集中して手を動かす。無心になり，そこに刃だけがある世界…
　いや…果ては刃すらも無くなり心は空。

　研いだのは刃ではない。己の心である。心地よいひと時だった。

　試し切りに誰か…誰かじゃない(笑)…何か無いか？

　おぉ～，スッと斬れるわ。（“斬れる“じゃなくて“切れる“だってば　笑）