梅雨の晴れ間なんだがなぁ…

　長雨が続いたが，昨日の天気予報は晴れ！　午後からサーキットの走行枠があるから，新調したラジアル・タイヤでベストタイムを一発…って田舎から三人の叔母が連れだって墓参りに来るそうな。
　勝手に参って帰ってもらっても結構なのだが，当家は本家筋に当たるので，挨拶に寄られるとあっちゃぁ…。

　吉田兼好や鴨長明みたいな生き方が理想なんだが，俗世間に生きる小生にゃぁほど遠い話よ。(-_-;)

　
　んで…親戚のおもてなしなんちゅうのは，小生よりも（自身もお腹の底では気乗りしてない）御台所に負担がかかり，御下知を賜る。
　トイレ掃除しぃの…洗面所掃除しぃの…窓ガラス拭きぃの…玄関の戸磨きぃの…。



　手間をかけて準備したにも関わらず(笑)，叔母たちはコロナ感染のこともあり10分程度の雑談後に帰って行った。手土産にこいつを置いて。



　当然，ハンマーを振り回すわけで…



　ぶち割って飛び散った殻や内臓を始末…



　ここに至る頃には，サーキットへ出かける時間はない…



　小さいころから好きだった煎餅も覚えててもらえて…



　手作りのトウモロコシに枝豆も頂戴する…

　有難いことなんだが，何をするでもなくこうして一日が終わる。

　白州次郎の遺言状に「葬式無用　戒名不要」と書いてあったと聞く。吉田兼好や鴨長明には届かんが，それぐらいのことを言い残して死にたいもんだ。
　生きてる者の手を煩わせたくねぇな。