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2017年07月26日 イイね!

TRD製 ドア・スタビライザー&ブレースキット インプレッション(その4)

TRD製 ドア・スタビライザー&ブレースキット インプレッション(その4)ドア・スタビライザー&ブレースバーを同時に交換したので,どちらがどれだけ効果があるのかは判別できない。でも,効果があったのははっきり体感できた。(あっ,あくまでも個人的感想です。試す方は,お約束の自己責任ってヤツですぞ。笑)


 組み込んで,さっそくテスト走行。駐車場スペースから車道に出ようと,アクセルを踏みつつ左90°ターン。
 「おおっ!」
 回頭性が増した。鼻先の向きが変わるのが早いのである。正確に言えば,ステアリングを切ってからノーズが向きを変え始めるまでのタイムラグが少ない。
 ノーマルだと,操舵からワンテンポ遅れて車体の挙動が出始めるように感じる。タイヤの向きが変わってヨー運動が始まっても,ボディが歪んで車体に力が伝わるのが遅れるのだろう。

 2車線の空いたバイパス道路へ出かけ,同乗者が乗っていれば車酔いしそうなくらい,ちょっと乱暴に何度も車線変更。
 操舵に遅れることなくキュンキュンと向きが変わるのが気持ちいい。大げさだがカート感覚だ。それだけではなくレーンチェンジが終わってからのオツリがない。治まりも早いのだ。

 治まりがいいのは,道路の荒れや継ぎ目,段差などでも。ブワンとオツリが来ず,ダンパーが一発で吸収してくれる。「サスがいい仕事してまっせ」ってなもんである。でも,ダンパーに依存するだけに,抜けてスカスカになってしまったら問題だろうな・・・。

 ワインディングへ。チョイチョイと制御システムが介入するような走りをしてみる。鐘炎は,こんな走りをする車じゃないんだけどね(笑)。
 ここでも「サスがしっかり仕事をしてくれる感」が高い。先だってプレミアムタイヤに履き替えた効果もあるだろうが,タイヤが鳴かないのである。いや,鳴かないというより,鳴きそうになる手ごたえがよく分かるので,鳴き出す一歩手前でコントロールしやすいのだ。
 特に外側前輪に大荷重がかかるようなコーナーリングだと,車体が歪むことなく四角い箱のままロールしていくのがわかる。だから,荷重がストレートにタイヤに掛かかるから,荷重をコントロールしやすい。


 1週間ほど乗り込んで,面白いことに気付いた。
 3列目シートを【降ろした状態】と【跳ね上げた状態】の差が大きくなったのである。
 3列目シートを降ろすとボディの剛性感が増すのである。
 ドア・スタビライザーとブレースを取り付けてボディのドア回りを強化すると,3列目シートあたりに歪みが出ることになってしまうのだろうか。

 もともとこの辺り,スポット溶接ではなく接着剤で面接合されいる。トヨタ自身が設計段階でコストを掛けて強化している部分。
 3列目は,後輪タイヤハウス上部に跳ね上げヒンジがあり,下げた時は床の部品と締結される。


 つまり,降ろすとタイヤハウスと床の間にガセットを取り付けた状態になる。上げると床とタイヤハウス上部の締結が解除される。
 この変化を感じるようになるということは,ドア・スタビライザーとブレースバーで剛性があがった分,この辺りが歪むようになったのだろうか。

 
 ・・・とまぁ,プラシーボ効果も多分にあるだろうが個人的には十分満足している。
 ボディがしっかりしてサスが仕事をするようになったということは,フリクションの少ないダンパーをいれればもっと・・・。
 いや,止めておこう。イジリ地獄にはまるだけである。(もうはまってる? 笑)









 

Posted at 2017/07/26 05:49:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | ヴェルファイア | 日記
2017年07月25日 イイね!

TRD製 ドアスタビライザー&ブレースキット インプレッション(その3)

TRD製 ドアスタビライザー&ブレースキット インプレッション(その3) 上が純正のバー,下がTRD製である。後部ドアの床下に付いている純正パーツを交換するのだ。

 ご覧のように,純正品はパイプの両端を潰して成形したもの。


 純正のパイプ径は約19mm。



 純正部品の潰された部分,板厚は約4mm。ということはパイプの肉厚は約2mmということか。



 車体への前側取付部分の比較。上が純正で下がTRD製。
 TRD製は取付部分をプレスで別パーツとして製作し,パイプに溶接したもの。見るからに剛性が高そうだ。
 パイプの径も純正の約19mmから約22mmへと,一回りアップしている。ちなみにTRD製のパイプの肉厚は約2mm。つまりは,厚さは同じだがちょっと太いパイプを使っているということである。



 前側取付部分を横から。
 純正の厚みが約4mmに対しTRD製は4.5mmと,ここもちょっと厚みを増している。



 同様に,後ろ側取付部分。



 パイプを潰してボルト穴を開けただけの純性が華奢に見える。



とまぁ,ブレースバーを見ただけで剛性が高そうなのはお分かりいただけただろう。
次回は,装着してフィーリングがどう変わったか・・・・・つづく。
 

 
Posted at 2017/07/25 06:17:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | ヴェルファイア | 日記
2017年07月24日 イイね!

TRD製 ドアスタビライザー&ブレースキット インプレッション(その2)

TRD製 ドアスタビライザー&ブレースキット インプレッション(その2)写真は,運転席ドアを閉める直前に,室内側から隙間を覗くように写したものだ。

 車体側のストライカーを,今まさにドアが咥え込もうとしているのが見える。でも,その奥,明るく写っている部分を見ると,ドアと車体の隙間は1㎝近くあるようだ。
 この隙間を埋めて車体の剛性を上げようっていう製品が,ドア・スタビライザーなのである。
 詳しくは,TRDのサイトへどうぞ。
 
 交換するパーツを純正ストライカーと比べてみよう。



 純正ストライカーと厚みにかなりの差がある。


 ドアが閉められた時,接触するプラスチックパーツ部分がスライドすることで,ドアとボディの隙間を無くす仕組み。(ありゃ? 前の写真と向きが逆だ 笑)



 ドア側にもプラスチックのパーツを取り付ける。こちらはボディ側と異なり可動しない。



 ヴェルファイア専用ブレースと同時にセットしたので,このドアスタビライザー単体でどれだけ効果があるのかは分からない。
 だが,点で固定されていた部分が,ドアが閉まる時にわずかとはいえ面で接触するようになるのだ。剛性が向上する理屈としては理に適っていよう。

 ・・・その3につづく。
 
Posted at 2017/07/24 07:31:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | ヴェルファイア | 日記
2017年07月23日 イイね!

TRD製 ドアスタビライザー&ブレースキット インプレッション(その1)

TRD製 ドアスタビライザー&ブレースキット インプレッション(その1)鐘炎ハンドリング向上作戦(名前だけは大層だ)を行ってから一週間。皆様の咬ませ犬を務めるべく(笑),レポートしたい。

 結果を先に言ってしまえば,【3万円程度の投資でボディの剛性向上を望むなら,十分な価値アリ!だと言えよう。
 ※あくまでも個人の感想であることをお忘れなく。試す方は自己責任でどうぞ。


【お手頃価格で購入可能】
 極論を言ってしまえば,バイクや車イジリなんて,金さえかけりゃぁ何でもできるもの。ヴェルファイアだってプロに依頼してワンオフでロールケージ組みりゃぁ,究極のガッシリボディができるってもの。(ミニバンにロールケージいれた奴っていないだろうな? 笑)
 そこまで贅を尽くさずとも,ヴェルファイア用のストラット・タワー・バーや各種ブレースは,巷に溢れている。

 ところが・・・・,どれも結構値が張るのだ。(俺が貧乏なだけか? 笑)その点,3万円程度で購入できるこのキットは価値があると思う。


【お手軽にポン付可能】
 作業慣れしていない人にとって,車体の剛性を上げるパーツは荷が重くなる場合が多いと思う。プロに作業依頼する人は関係ないが,自分でイジることが楽しいって人にはうってつけ。ホイホイって組み付けられるのだ。(困難な作業が楽しいって,作業マゾの人は別。笑)

 その点,このキットのブレースバーは,車の下に頭を突っ込む必要があるけれど,車高を落としてなければリフトアップする必要さえない。
 ドア・スタビライザーとブレース,二つ合わせて小一時間もあれば作業は完了する。それに,必要な工具もM12に2種類のトルクス(T30/T40)だけだ。お手軽で素人向きである。


【信頼の製品】
 車体がネジねじれたりタワんだりするって,考えようによっては外から加わった力を,そこで吸収したりいなしたりしてるということだ。そんな部分を強化すれば,加わった力が他へ掛かることは,十分に予想できる。
 ヴェルファイアにストラット・タワー・バーを組んだら,フロントの三角窓ガラスにヒビが入ったなんちゅう話もSNSで拝見したことがある。

 各パーツショップだってテストはしているだろうが,個体差があることは否めない。

 その点,TRDはトヨタ傘下の会社だから,市井のショップよりは信頼が置けるだろう。ブランドイメージってものがあるからな。

 このキットだって,もともとは汎用ドア・スタビライザーをヴェルファイアに取り付ける企画から始まったという。ドア・スタビライザーだけ組み込んだ場合にリア廻りとの剛性バランスがとれず,結局は車種専用ブレースを開発するに至ったという。

 
 ・・・とまぁ,かようなわけで個人的には満足している次第であるが,次回はドア・スタビライザーのパーツをご紹介したい・・・・つづく。
Posted at 2017/07/23 07:12:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | ヴェルファイア | 日記
2017年07月15日 イイね!

車体の剛性アップ と ハンドリング

車体の剛性アップ と ハンドリング 時間外勤務4時間ごえの日々に加えこの暑さ。事務所にはエアコンがあるものの,仕事場はうだるような暑さ。へろへろである。
 おわらサーキットの走行枠があるにもかかわらず,出かける気にならず。


 さて,鐘炎の車体剛性アップ計画と称して膨らむ妄想。いろいろとSNS情報を漁ってみた。

 TRDから発売されているドアスタビライザーの汎用品は,確かにヴェルファイアに取り付け可能なようだ。ボディの剛性がアップしてハンドリングが向上するという。
 だが,ヴェルファイアの場合はドアスタビライザーだけを取り付けると,ハンドリングのバランスが狂うという情報もある。

 写真のように,ヴェルファイアは純正でリアドア下部にブレースバーが取り付けられている。これを,TRD専用品に交換することが必須だという。
 車体の下に頭を突っ込んで覗いてみると,純正品はパイプを潰した簡易な造りだ。いかにも華奢である。
 
 TRDが交換せよというパーツをネットの写真で見る限り,かなりガッチリしたもの。
 ボディの剛性が向上すりゃぁ,ハンドリングもそりゃぁ良くなるだろうよ。

 欲しいぞ!

 なんて言ってないで,ここは一発導入してみましょうか・・・。
Posted at 2017/07/15 15:57:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | ヴェルファイア | 日記

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「[整備] #ロードスターRF 気温が下がって来たのでエア圧点検 https://minkara.carview.co.jp/userid/2364047/car/3181470/8420380/note.aspx
何シテル?   11/02 19:01
 夏は自転車とバイク、冬はスノースクートと年中ハンドルを握っています。今回、人生最後の1台にロードスターRFを手に入れました。
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