
ここしばらく、コバスの修復に頭を悩ませている。
実を言えば、たいして困ってもおらず、どうすっかなぁ~なんて楽しんでたりするので、ブログとしてダラダラと書き続けるうちに、シリーズ化しそうだ(笑)。
だもんで整理番号をつけるが、初回から数え直し、いきなり“その8”から始まるのである(笑)。
今回エアクリーナーの目処がついた。
写真にあるようなアルミパーツを取り付け、この上からスポンジを被せてしまうことに落ち着いた。今後のパーツ供給を考えてのことである。
これならスポンジが風化してしまっても、取り替えりゃぁいい。前回の
スポンジ付きファンネルみたいに廃番になってしまうことはないだろう。
しかしこのアルミパーツ、汎用品なのでキャブの取り付径とは合ってない。
だが・・・
「そんなもんは、旋盤で削って合わせます」
「長さも現状ではフレームに干渉するので削って短くします」
・・・とは、40年来の付き合いがあるバイク屋店主の声である。
しかし、ここで大問題。
キャブにはゴムのインシュレーターが取り付けられるよう、段差が付いている。これが邪魔なのだ。これとて削ってしまえばいい。だがヤスリを使った手仕事になる。
「手で削っていい?」
遠慮がちに尋ねるバイク屋店主。
付き合いが長いので、口には出してこない裏の意図が読める。「こういう手仕事をプロにさせるとコストが高くつくけどいいですか?」って事なのだ。
作業料って、要は時間拘束代金なのだから・・・。
それで即答!
『そんな楽しいことは俺がやる~!』
というわけで、プロから作業の外注を受け(笑)、キャブだけ持ち帰ってきた。
まずは削り粉がキャブの中に入らないように養生。
削り取ってしまいたい“山”の前後にマジックで線を引く。ヤスリがけしてこの黒線が消えてきたら、“山”が平坦になったということだ。
削る時の目安にするのである。
後は、ただひたすら慎重に削っていくだけ。
シュリシュリシュリ
シュリシュリシュリ
シュリシュリシュリ
シュリシュリシュリ
時々手を休めて削り具合を確認しながら、ひたすら根気よく向き合うだけ。
やっと、手前側の“山”が消えた。向こう側は差し込んだファンネルが当たって止まるよう、残してある。
さて、サイレンサーはどうすっかなぁ。
Posted at 2017/11/06 22:08:38 | |
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JJ Cobas JY-4 | 日記