今から夏を迎えようというのに,心はちょっぴりゲレンデに向かっている(早ぇし 笑)。スノー・スクート用の新しいブッシュを手に入れた(こっち参照)からだ。
写真右が3~4シーズン使ってきた非貫通ブッシで,左が今回手に入れたもの。ブッシュはボードの雌ネジにこうやって取り付けて使う。このブッシュの上にフレームを乗せて固定するのだ。
右の古いブッシュが大きくて柔らかそうだが,一概には言えない。ゴムの硬度の問題もあるが,単位体積当たりの荷重を考えれば,大きい方が変形量は意外と少ない。
変形量もさることながら,問題は変形する“方向”だ。
本来ならば垂直方向にだけ潰れて欲しいのに,円柱形だとどっち方向にも…板のフレックス方へもトーション方へも倒れ込む。これでは思い通りにエッジに荷重することはできない。
サスペンションはストローク方向だけに動いてほしいわけで,アーム類にガタがあっては使い物にはならないのと同じだ。
そこで手に入れたのが左のブッシュ。
青色方向の剛性を100%とするなら,赤色方向は30%だそうだ。
これなら,ナナメに取り付けてフレックスとトーション,剛性をどちら側へ振るかというセッティングの選択肢が出てくることになる。
イジッて乗る楽しみが増えるってもんよ。…半年先のことだけどね(笑)。
スノースクートって(こっち参照)自転車のフレームにボードを付けたような構造なんだけど,その“ボードの取り付け方”に歴史が有る。
考案された当初は,フレームに直接ボルト止めだったらしいが,それじゃぁボードがしならない。
で,写真左のようにフレームとボードの間にブッシュを入れるようになった。これが変形して衝撃を吸収したりボードがしなったりできるように。
でも,ブッシュが変形するときに,フレームの取り付け穴の中をボルトが上下に動く。そうするとボルトが穴を削り広げフレームがダメージを受ける。また,ボルトが動くだけに上部のナットが緩みやすい。
これを解決すべく,最近は写真右側の非貫通ブッシュが一般的。貫通していないネジの下部はボードにネジ込まれ,上側はナットでフレームに固定。上下ともガッチリ固定されていても,そのボルト自体はゴムの中を貫通しておらず,真ん中のゴム部分が荷重で変形するという仕組みだ。
ボードは動くしナットも緩まないのだが…。ボルトが上下だけに動くわけではなのが欠点。左右にもグニャグニャと動いてしまい,エッジに思ったように荷重できないという欠点がある。
ゴムブッシュがたわむ荷重は真ん中方向へ集中し,横方向へずれないのである。
スクート用品の相場は,今が底値。新品同様の良品をゲットできたわ。(^ ^)/~
昨冬は積雪がなかったが…。今シーズンはどうだろうかね? それよりコロナ騒ぎが治まらないと,ゲレンデで遊ぶどころじゃぁないかな。
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