
ニセコ町から残雪の羊蹄山を望む。

乙部町のシラフラのつづき、道の駅ルート229元和台に立ち寄ったのは8時半ごろ。

道の駅の裏のモニュメント。

残雪の山の風景は春の北海道を感じさせてくれる。

反対側は海のプールの一部が見える。

道の駅からすぐ近くにある元和八幡神社。

桜が咲いている様子が見えたので来てみた。

この時期の北海道は桜のスポットとして紹介されていなくても各所で桜が見られる。

9時ごろ、しびの岬公園へ。

駐車場の所だけでもこの桜、期待できそうな雰囲気。

道路を一本挟んだ向かい側へ。

昨年の北海道滞在中はまだしびの岬公園の存在を知らなかった。

ここは国道277号から側道へ入る必要がある。

諏訪神社、写真のような鳥居が続く道はこの時見当たらなかったが、
あとで確認するともう少し北の方へ歩けばこの鳥居が続く道があったようだ。

初めてきて様子が分からないのでまずは行ってみよう。

桜はちょうど見頃。

しかし、こんな桜のスポットがあったとは。
昨年も今日と同じように松前城を経由して追分ソーランラインを走行している。
もし昨年ここへ来ていたら、きっと桜が咲いている光景を見られたに違いない。

これだけ桜が咲いているのに、この桜を見に来ている人がほとんどいないということ。
北海道は桜が見られる場所がたくさんあって、一か所に人が集中しないのが良い。

少し進むと桜が無くなる。

海が見える場所に出た。

国道が見えるところまで来た時に気付いた。

写真中央辺りがこれまで何度か立ち寄った鮪の岬展望スポットで、
今自分はマグロのウロコの上に立っているんだと分かった。

残雪の山と海の風景もキレイ。

駐車場の方へ戻る。

しびの岬公園は桜だけでも規模が大きく見応えがある。

さらにマグロのウロコの上に立てるというのが面白い。

しびの岬公園から北海道最西端となる尾花岬を望む太田神社へ行きたいという気持ちもあったが、
今日のゴール地点は石狩のスーパーホテル、残り時間を考えてきむら荘の交差点を右折して噴火湾側へ。
八雲町のさらんべ公園に立ち寄ったのは10時半ごろ。

さらんべ公園は昨年も来ている。

桜の開花状況は個体によって差はあるものの、全体としてはちょうど見頃の時期に来ることができた。

青空に桜が映える。

このあと長万部公園へ行こうかとも考えたが、まだ桜の見頃には早いかなと思って行くのは止めた。

羊蹄山の西側、ニセコ町を目指す。

11時半ごろ、道の駅らんこし·ふるさとの丘。

残雪の山並みに向かって行く感じが爽快。

一本の大きな桜の木、つぼみが膨らんでもうすぐ開花しそう。

視界に人工物が多数入るものの、この桜が咲くとすごく良い風景になりそう。

12時、蘭越町のせせらぎ公園。

まだ見頃には早いと思いながらも、桜のスポットとしてどんな所だろうと寄ってみた。

駐車場近くの案内板はランラン公園となっていて、せせらぎ公園との境目がよく分からなかった。

尻別川沿いに桜並木が続く。

ここは桜が見頃の時に来たらなかなか良さそうな場所だと思った。

尻別川。

電線越しに羊蹄山が見えるため、桜と羊蹄山がキレイに見られる場所ではないことが分かった。

蘭越町からニセコ町に入って一旦、国道5号から外れる。

この辺りは羊蹄山の見晴らしが良い。

左はニセコアンヌプリ。

残雪の羊蹄山は美しい。

羊蹄山の右には尻別岳。

残雪のニセコ連峰、この風景は春の北海道の醍醐味。

黒川ビューポイントパーキング。

羊蹄山に向かってどんどん近づいていく。

宮田ビューポイントパーキング。

今年の羊蹄山は雪がたっぷり。
昨年は暖かかった影響でこれよりずっと雪が少なかった。

たぶん咲いていないだろうなと思いながらも真狩神社へ行ってみた。

昨年来た時はちょうど桜が見頃で、素晴らしい桜のトンネルが出来ていた。

特に昨年はこのアングルからの羊蹄山と桜並木の光景が素晴らしかった。

咲いていない桜並木を通り抜ける。

真狩神社の駐車場。

レンタカーで来ていた家族があれっ、もう散ってしまったのかと言っていたので、
桜が咲くのはまだこれからですよと伝えた。
確かに昨年は滞在後半で真狩神社の桜を見たが、例年は5月中旬が見頃かもしれない。

桜が咲いている時もこの道は通行止めにはならないが、人も多いので通らない方が良い。
早朝ならどうなのか?それは実際に行ってみないと分からない。

13時半、有島記念公園に到着。

羊蹄山を見る場所として望羊の丘は午後の時間帯は逆光となるため、こちらにやって来た。

有島記念館と羊蹄山。

桜はどうかなと。

真狩神社では固いつぼみだったか、こちらは膨らんでいて2~3日後にはけっこう咲いているかもしれない。

桜と羊蹄山が見られるポイントでもある。

水面に映る羊蹄山。

桜はちょっと早かったが、雪がたっぷり残っている羊蹄山は美しい。

数年前に新日本海フェリーに乗船した時、船内誌の表紙に有島記念公園から見る羊蹄山の写真があった。

あの船内誌を見る機会が無かったら、今でも有島記念公園の存在を知らなかったかもしれない。

東の望羊の丘、西の有島記念公園、この2ヶ所からの羊蹄山は特に素晴らしい。

こちらでも逆さ羊蹄。

振り返ればニセコアンヌプリ。

午前中は望羊の丘、午後はこの有島記念公園から羊蹄山がキレイに見える。
これを逆の時間帯に行ってしまうと似ても似つかない光景となってしまう。

羊蹄山周辺を後にして余市川桜づつみに立ち寄ったのは15時半ごろ。

羊蹄山があれだけキレイに見えていたのでもう少し色々なところから見たかったが、
今日は石狩に泊って明日は早目に出発したいので、あまり宿到着も遅くならないようにしたい。

余市川桜づつみは余市川の両岸に桜並木が続く。

桜はつぼみが膨らんだ状態。

もう少しで一気に咲きそう。

余市側の向こうに見える建物はニッカウヰスキー。

北海道滞在最終日は小樽港からフェリーに乗船するので、
またここで桜を見られるかなと思ったが、結局来ることはなかった。

16時45分、石狩のスーパーホテルに到着。
なんとこのあとエバートンびんさんがここに到着されたと知って驚いた。
この石狩のスーパーホテルは北海道の中でちょうど中心になるような場所で、
ここに泊まれば翌日は宗谷岬や釧路、函館と北海道のどこへでも行くことができて、
新日本海フェリーで小樽港に朝4時半に到着してその日のうちに北海道のどこへでも行けるのと同じ。

ホテルの斜め向かいにガソリンスタンド、ちょうど隠れているがその右にセイコーマートがある。
到着前に給油してセイコーマートでたしかカツ丼か豚丼のどちからを食べてホテルへという流れだった。
ホテル到着前に給油と買い物へ寄りたいので、ここはホントに都合が良い。

明日は午後から雲が広がる天気予報のため、早目に出発して午前中に宗谷岬まで行きたい。

18時半ごろ、夕日を見ながら一日を終える。
今日は松前城の桜、残雪の羊蹄山といった春に訪れるからこそ見られる北海道の風景を堪能できた。
新函館北斗駅前の東横インを出発して石狩のスーパーホテルまで、本日の走行距離は470km。