かもめ島を前にして厳島神社の鳥居と瓶子岩。
函館周辺を巡った翌日、宿泊した東横イン新函館北斗駅南口を3時半に出発。
山間部の厚沢部町を通り抜けて日本海側に出る。
風車の中に北海道夜明けの塔が見える。
5時ごろ、道の駅上ノ国もんじゅの手前で日の出を迎える。
昨年北海道夜明けの塔へ行く途中に前を走る車が左へ入って、何があるんだろうと今回行ってみた。
公園なのかなと思いながら、右の案内図は「追分ソーランライン鳥瞰図」と書かれている。
今日はここから追分ソーランラインを北上する予定。
駐車場を出たところでキャンプ場の文字を見つけてキャンプ場であると分かった。
まずは北海道夜明けの塔へ向かう。
北海道夜明けの塔に到着、まだ5時を少し過ぎたところ。
ひょっとしたら菜の花が見頃ではと期待したがまだだった。
昨年の記録を見ると、5月1日に来たときはまだ咲いていなくて菜の花畑の存在すら分からず、
1週間後の5月8日に再びこの場所へ来ると辺り一面の黄色の菜の花に驚いた。
塔の中へ。
今年は函館エリアの桜の開花が例年より早かったので、ひょっとしたらここの菜の花もと期待した。
もし菜の花が見頃だと手前の緑の部分が黄色で覆われる。
分かっていても良いなと思うここから見る日本海の景色。
西の方も海が見える。
次へ行きます。
近くの夷王山へ。
頂上はすでに見えている。
昨年も夷王山へは来ているけど、良いところは何度でも行きたい。
夷王山山頂に到着。
振り向くと風車群の中に北海道夜明けの塔。
夷王山神社があるので360度の視界というわけではない。
この青い海というのは良い。
海岸線の景色はもう少し時間がたつとキレイに見える。
昨年はお昼前にかなり良い景色をここから見ていて、今日は時間が早いのでこんな感じ。
海岸線の先に見えるかもめ島、ここはあとで行きたい。
道の駅上ノ国もんじゅに立ち寄ったのは5時45分ごろ。
「原歌」のバス停、ここの住所が上ノ国町原歌だった。
この道の駅にこんな天気が良い時に来たのは初めて。
昨年は夷王山にいた時は晴れていたのに、その後雲が広がってすごく残念な思いをした。
晴天の道の駅上ノ国もんじゅ、素晴らしい。
先端の方へ歩いてみる。
早朝のため、建物の中には入れない。
晴れたらこの下へ行って海を近くで見たいなと思ったこともあった。
しかし、手前の崖はまだ光が当たっていないし、まあいいかと引き返す。
道の駅の名称の「もんじゅ」が「もんじゅ岩」からきているという情報を昨年末くらいに知った。
近くで一番目立つこの岩が「もんじゅ岩」なのだろうと、
次回行った時に何か案内でもあるのか見てみようと思っていた。
だけど、この辺りにはそれを示すものは見当たらない。
道の駅の2階はレストランで、時間が合えば海を眺めながら食事が出来たらいいなと思っている。
最初に訪れた2019年の時は夕食時間帯も営業していたが、現在はお昼のみの営業。
もんじゅ岩らしきものの近くへ。
まだ冬季閉鎖中なのか、下りる階段の入口が閉ざされている。
こんなところに文殊(もんじゅ)の名称があった。
案内にも「もんじゅ」のことは書かれていない。
この道の駅、晴れた時の景色は素晴らしい。
屈斜路湖の景色が見られる美幌峠の道の駅は、日本一の絶景地で間違いない。
しかし、道の駅の建造物を含めた景色となるとこの上ノ国もんじゅが日本一ではないかと思う。
その日本一の絶景が見られるのは太陽が当たる午後の時間帯になる。
渡島半島の日本海側、追分ソーランラインというのは北海道の中でもまた違った面白さがあると思う。
道東や道北エリアで見られる雄大な景色、美瑛・富良野で見られる丘の景色に対して、
この追分ソーランラインはその海の美しさと海岸の景色を楽しむことができる。
6時半ごろ、江差町のかもめ島に到着。
この場所に初めて来たのは2019年の春、曇り空で風が強く寒い日だった。
2019年の時はこの開陽丸を見学して、かもめ島はまた天気が良い時にゆっくり歩いてみようと思った。
その後もかもめ島を通るときはなかなか晴れのタイミングに出会えず。
ということで今日が初めてのかもめ島。
厳島神社の鳥居と瓶子岩。
朝から何とも清々しい。
まずこの晴天の景色が見られただけでも良かったと思った。
かもめ島は車を降りて階段を上がらないと様子が分からないので、これまで謎の場所だった。
初めてかもめ島に立つ。
まずは灯台へ。
夕日の展望灯台となっている。
正式名称は鴎島灯台。
展望灯台ということで階段で上がることができる。
鴎島灯台から見る日本海。
手前は千畳敷、海が青い。
かもめ島は小さな島だけど、平らではなく起伏に富んでいることが分かる。
後方に見える風車群が上ノ国町の北海道夜明けの塔があったあたり。
千畳敷へ下りる道があったので行ってみる。
ロープが垂れている。
ロープを持って下へ行けるということだが止めた。
この場所から千畳敷を見て引き返す。
かもめ島の南端まで行こう。
それにしてもかもめ島っていいところだ。
この先は馬の背のように狭くなっている。
歩いていてすごく気持ちが良い道。
海の景色も良い。
最後はまた広くなって。
キネツカ台場跡が南の終着点。
すごく達成感が感じられる場所だった。
戻って北の方に厳島神社があるはずなので行ってみる。
かもめ島だけにベンチもかもめ型?
厳島神社はどこだと探したら、この右手の裏でした。
こんな目立つ建物なのに遠くからはパッと見えなかった。
これでかもめ島は終わり。
ちょうど1時間ほどこの場所に滞在したが、かもめ島はすごく良かった。
暑いだろうけど夏のかもめ島もいつか見てみたいと思う。
朝からいろいろ回って写真もたくさん撮ったけど、それでもまだ時刻は7時半。
追分ソーランラインを北上します。