
浜名湖花博が2004年に開催されてから20年。当時はサテライト会場だったはままつフラワーパークが浜名湖花博2024として、3月23日からイベントがスタートした。浜名湖ガーデンパークは本日4月6日スタート。写真は園内で見かけた紅枝垂。

はままつフラワーパークには開場30分前となる8時30分に到着。
土曜日なので混むだろうと少し早目に出かけたが、続々と駐車場に車が入ってくる。

フラワーパークは2009年12月のイルミネーションの時以来で、15年ぶりだった。

ソメイヨシノが三分咲きの案内、開花したばかりかなと思ったがそんなに咲いているのか?

入口近くの目立つ桜の木。

新しい品種ということだ。

到着して10分後の8時40分には右折で入る車の列がとてつもなく長くなっていた。

左折で入る車もあって、入ってすぐのところにゲートがあるのでそこで詰まってしまう。
この光景を見て、とりあえず8時30分到着にしておいてよかったと思った。

そして開場を待つ人の列も長くなる。

浜名湖花博2024がスタートしてからこの1週間は天候に恵まれず雨の日が多く、
今日は晴天の土曜日ということで混むだろうと、前日の夜に電子チケットを購入しておいた。

きっちり9時にならないと入れないかと思ったが、予定より15分早い8時45分に開場。
写真はちょうど入口の門が開いて、人が入り始めたところ。

噴水ショーが行われる池、久しぶりでこの光景が懐かしい。

右の方にはサクラのピンク色が見える。

待機するフラワートレイン。

今回は事前に打ち合わせをしていて、今年91歳になる義母はもう長い距離や坂道を歩けないので、
うちの奥さんと共にまずフラワートレインに乗って園内を周って、自分は一人で歩いて周り、
1時間後くらいを目途に合流することにしていた。

ここからは一人で園内を周っていく。

前方の丘に大きな桜の木を見つけて近づいていく。
左のアーチを見て冬に見たイルミネーションのアーチかなと思った。

上の写真は最後に訪れた15年前の2009年12月のフラワーパークのイルミネーション、
アーチの構造が現在と違うけど、たぶん場所は同じだと思うが記憶がハッキリしない。
イルミネーションは時之栖やなばなの里が有名だけど、ここは人も少なく気軽に来られた。

丘に立つ一本の大きな桜。

これが入口の案内にあったように三分咲きのソメイヨシノかなと思ったが。

エドヒガンザクラだった。
平成2年植樹というと34年前、こんな立派な木に生長した。

この先の丘にも濃いピンクが見える。

目に留まったオリーブの木、小豆島町から贈られたものと書かれている。
小豆島に行ったのは6年前の2018年、異国の様な雰囲気が良かった。

なんだろう、桃の花なのかと思ったら。

陽光桜というものがあることを知った。

すごく鮮やか。

この辺りは記念撮影スポット。

園内を走るフラワートレインが絵になる。

以前来た時は無かったエレベーター。

小さな観覧車は昔からあったと思う。

久しぶり過ぎて、反時計回りに進むにはどの道へ行けばいいのか分からなくなった。
最初間違えて温室があるクリスタルパレスへ行ってしまった。
現地のマップを見ると桜の木のマークがそこら中にある。

道を確認してエレベーターの下付近まで歩いて来た。
三分咲きは場所によるのか、ここのソメイヨシノはつぼみの状態。

その横のツバキ園のツバキのじゅうたん。

観覧車のりばへと続く道のところ、紅葉の様な雰囲気にも見えたが。

「古里桜の並木」ということでこれも桜だった。
平成26年植栽と書かれているのでちょうど10年前。

こちらはソメイヨシノが立ち並び、もう数日後に来るとキレイな桜並木になるだろう。

スマイル・ガーデンを歩いていると。

左の斜面にけっこう咲いている桜が目に入る。

近づくと神代曙と書かれていて、ソメイヨシノではないことが分かった。

風に乗って花びらが少し落ちてくるので、ちょうどこの桜は満開の感じ。

ソメイヨシノの桜並木は見られなくても、こうして見頃の桜が少しでも見られるとすごく良い。

そんなところへまたフラワートレインがやって来る。

園内にたくさんあるチューリップに心が和む。

この左の桜もけっこう咲いていて、地面に花びらが落ちている。

小松乙女(こまつおとめ)、エドヒガン系だと早く咲くんだ。

明らかに周囲とは違う白い桜、白く輝いているかのよう。

これは天城吉野、単にサクラと言ってもいろいろある。

ソメイヨシノはあきらめていたものの、思いのほか見頃の桜があった。

これはちょっと前に見た神代曙だった。

色とりどりの風景はみんなを笑顔にさせてくれる。

秋に主役になるであろう立派なメタセコイヤ。

ひときわ目を引く大きな桜。

プレートには「紅枝垂(べにしだれ)エドヒガンのしだれ型のうち花色の濃いもの」と書かれている。

こちらは隣の小さめの紅枝垂。

河津桜もそうだけど、ピンク色が濃い桜は華やかな感じ。

立派なヤナギを見て、洞爺湖北のとうや水の駅にある大きなヤナギを思い出した。

また戻ってきて再び同じ紅枝垂を少し離れて撮る。
今回はこの場所の紅枝垂が一番印象に残った。

池の反対側から見るヤナギ。

ヤナギの右には紅枝垂、たくさんのチューリップが鮮やか。

上の写真は2005年4月5日、ヤナギやメタセコイヤの感じからだいたい同じ場所から撮っていた。
イルミネーションに来たのは15年前だけど、サクラの時期にフラワーパークに来たのは19年ぶり。
この19年前の写真を見ていると、ソメイヨシノがまだほとんど咲いていない。
調べると2005年のこの地域は4月2日に開花ということで、開花したばかりだと分かった。
その19年前はサクラをたくさん見た記憶だったけど、ソメイヨシノ以外の桜を見たのだろう。
桜にいろいろな種類があることも知らなかったし、何となく見た風景を撮っている感じだった。

現在の写真に戻って、池の中のグリーンはまだこれから咲くチューリップ。

足元のグリーンはコケ、そのコケのためだと思うが写真右から水が少しずつ出ていた。

この紅枝垂はホントにキレイだと思った。

これは神代曙。

咲いている桜には人が集まる。

チューリップ畑と走り抜けていくフラワートレイン。

フラワーパークで作出された品種の浜名湖手毬(はまなこてまり)、
天気が良くてチューリップがあるとあらゆる景色が絵になる。

坂道を登るスロープカーも以前来た時はなかった。

自分の足で坂道を登っていると、沢山ではないけどスイセンが見られた。

ということで温室の方に戻ってきて別行動の2人と合流。

たくさん歩いてレストランへ行くと食事は11時から、まだ30分待つことになるのでやめた。

ソメイヨシノがほとんど咲いていないということで行こうか迷ったが、
他の早咲きの桜がたくさん見られて、久しぶりのフラワーパークを楽しむことができた。
(さらに3日後の夕方、地元テレビでフラワーパークは三分咲きと紹介されていた。
訪れた日から3日間は暖かい日が続いて、だいぶソメイヨシノも開いたということで、
入口には三分咲きの案内があったが、この3月30日は咲き始めか一分咲きが現状だったと思う)

帰ろうとする10時半過ぎ、入口近くの広い駐車場は満車、
来た車は600m離れた臨時駐車場へ回されていた。