発売も 売ることできぬ 新型車

新型N-WGNが発売となりましたが、電動パーキングブレーキの不具合により、早々に出荷停止となりました。

ネットの意見では、パーキングブレーキなんて手動で十分、と言っている方もいましたが、衝突安全性向上の為の自動ブレーキ(衝突軽減ブレーキ)にとっては、無視できない機能です。
現在、多くの軽自動車で採用されている自動ブレーキでは、緊急時に自動的にブレーキが働いて一時的に止まっても、そのあとクリープで動き出してしまいます。それを防ぐためには、停止後にパーキングブレーキを機能させて、停車状態を維持させる必要があります。
普通のドライバーならば、自動ブレーキで止まったら、操作しない限り止まり続けているのが当然と考えるでしょうし、メーカーとしても当然実現させるべき機能だと考えているはずです。
だから、電動パーキングブレーキは絶対必要です。(自動ブレーキがある限りは)

So!としては、オートマ車のクリープ機能こそ、必要ないものと常々考えているのですけれどね。
ブレーキを緩めただけで走り出す、なんて危ないのだろう。

そんなわけで、試乗もお預け状態なのですが、展示車を見せてもらいました。
非常にシンプルな面構成で好感が持てます。
これまでは側面にビシビシとキャラクターラインを刻み込んだ車が多かったですが、今後はこのようなのが流行りとなるでしょうか。


後部ランプユニットは、旧型から意匠を引き継いだＤ型のものです。

旧型よりも上下が小さくなっているので、So!はそこで見分けています。


軽自動車は後部座席にも乗員がいると、荷物スペースは狭くなってしまいます。

上下仕切り板で、スペースを有効活用。


普段乗っているインサイトに比べると、シートの座面が高く、視界良好。

シートはツートンカラー。
ベージュっぽい色だと思いましたが、カタログによるとアイボリー。


後部座席の足元に、長傘を置くことができるトレーがあります。

これ、地味ですがいいなと思います。
インサイトにも欲しい。


こちらは、N-WGNカスタム。

ノーマルは丸いライトが優し気な印象を醸し出しているのに対し、
カスタムは角形で精悍な感じ。
でも、釣り目のような細いデザインではないので、悪人っぽくはないですね。
グリルもメッキ部分が多くなっていますが、悪趣味な威圧感はありません。


ホイールは黒塗りの入ったアルミホイール。

ノーマルのホイールカバーよりも、こちらがカコイイ。


内装は、ノーマルの白基調に対し、黒基調でまとめられています。


ブレーキのメーカーが海外(おフランス)だそうで、解決が長引きそうです。

written by So!@BlackInsight