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まーねこです。

我が家のリースパは初号機も弐号機も、この10年くらいはカストロール・ウルトラクリーン（旧XF-08）の部分合成5W-40を、夏冬通じて使っています。

昨日、近所のホムセンに畑用の防鳥ネットを買いにいったら、たまたま広告の品で1缶1980円（税別）で売っていたので２缶ほど買って来たしだいです（安い！）。

この商品、ホムセンの特価コーナーに並ぶことも多く、特価で買えればコストパフォーマンスに優れた商品だと思います。





さて、我が家のリーザスパイダーですが、サービスマニュアルをみると、メーカー指定のE/Gオイルは10W-30のSF相当。

左側がノンターボのリーザのEF-HL、右側がリーザスパイダー（全車ターボ車）のEF-JLのデータですね。

なんせ30年前のクルマなので、SE相当、SF相当というところが時代を感じます。

SIとSKは「SI単位系」や韓国のオイルメーカーの商標「SK」などの他の用語との混同を防ぐために欠番なのですが、昨日買った特売カストロールだって、SFからは5グレードアップのSMグレード。

欲を言えば、SM⇒SNで動弁摩耗防止性能が上がっているので（ここがSMとSNの違い）SNにアップグレードしてくれると嬉しいなぁと思いますが、SMグレードだって大古車（笑）リースパにとっては夢のエンジンオイルです。

では、なぜここまでエンジンオイルが進化したかというと、クルマが進化したからにほかなりません。いまの新型車は、エンジン部品の工作精度が上がり暖機運転が不要になったことや、さらなる省燃費を求めるために0W-16などというスゴい番手が標準になっています。



ちなみにこのSMとかSNなどのAPIグレードですが、API(American Petroleum Institute、米国石油協会）がエンジンオイルの品質に基づき認定している・・・・ものではありません。

実は、オイルの製造業者が「一定の基準を満たしている」ことを証明できれば、「APIマークやドーナツマークなどを商品に付けられるライセンスを認証する」だけのシステムなので（EOLCS、エンジンオイルライセンス認証システムと言います）、SN規格だから良いオイルだとか、高いオイルだということはまったくありません。


では、グレード以外でどういうオイルが良いかというと、難しいですね（笑）
安くて良いオイルもあれば、安いなりのオイルもあります。ブランディング費用や研究開発費は商品価格に転嫁されるものなので、大手メーカーで高い物を選んでおけば間違いない、ということは言えますが・・・。



あっ、そうそう、エンジンオイルの性能の中で「せん断安定性能」（エンジンオイルが劣化しても性能を安定して維持する性能）は、昔のオイルも今のオイルもそんなには進化していないので、指定の距離数（5000～10000km）ごとに交換しなければならないのは、昔も今も変わりません。