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2022年08月16日 イイね!

Camarillo空港のゼロ戦

Camarillo空港のゼロ戦カリフォルニア州には、Chino空港の機体とは別にもう一機、飛行可能な状態のゼロ戦が存在します。
記念空軍Commemorative Air Forceが所有する機体で、ロサンゼルスから西へ車で1時間と少し走ったところにあるCamarillo空港にいます。空港横にでかいアウトレットモールがあるので地名を知っている人もいるかも。

こちらの機体はレプリカというべきもので、オリジナルの部品を参考にロシアで作製されており、エンジンも栄ではなくP&W R-1830が使われているので、ちょっとエンジンカウルが大きくなっています。

これまたかなり昔の話になりますが、夕方にたまたま空港へ行ったら、当日午前中のイベントでエンジン始動に失敗?したためプラグを外して掃除していたところに出くわして、至近距離からしっかりと見学させてもらえた時の写真です。当たり前ですがほかに見学者無し!ラッキー!!

エンジンプラグの点検作業中

二人で作業されていましたが、14気筒星形ですからなかなか大変そうでした。

エンジンカウル内側

なかなかレアな写真だと思います。見えているのは上側半分で、7.7ミリ銃の玉が通る部分の構造が分かります。

機体後ろ半分

尾輪はこんな感じなんですね。

機体左後方から

90年代に組み立てられた機体ということもあって、機体表面の状態が良いです。昔組み立てたプラモデルと同じ形なことに感動しました。当たり前なんですが。

真後ろから

本当にスマート細身なんですよ。
よく見るとエンジン(実際にはカウルフラップです)がわずかにはみ出しているのが分かりますが、逆にこれが空冷星形エンジンを採用した機体の不利な点なんでしょうね。

右斜め後ろから

オーナーのCAFのマークが書かれています。
あと、プロペラのブレードは人間の頭よりも幅が広いんですね。

翼の下側

脚の形もプラモデルそのままでした。

機体としてはChinoのものより無理が効くと思われるので、飛行中の姿を見ることが出来る可能性が高いのはこちらの方でしょう。


Posted at 2022/08/16 09:24:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 飛行機 | 趣味
2022年08月15日 イイね!

Chino空港の旧日本軍機 ゼロ戦以外

Chino空港の旧日本軍機 ゼロ戦以外栄発動機で飛行可能なゼロ戦がいるカリフォルニア州のChino空港には、それ以外にも旧日本軍機が展示されています。
かなり前に撮影したものになりますがご紹介します。




彗星

もとは水冷エンジンを搭載していた機体ですが、そのままでは復元困難ということから、入手可能なP&Wの空冷エンジンに交換し、外見も33型相当にした上で、地上走行が可能な状態にされています。

オリジナルのスマートな機首形状とは違ってしまいますが、首なしでは展示も難しいですから合理的な対応ですね。


雷電

ゼロ戦と同じ開発者が担当したとは思えない力強い外観の雷電です。
静態保存とは言え、現存する唯一の機体ですね。

飛行時に独特の音を響かせていた強制冷却ファンが観察できます。こんな感じなんですね。プロペラのブレードもゼロ戦と比べると太いです。



一式陸上攻撃機

これは完成機としてではなく、残骸として展示されています。もとの残骸の状況及び修復にかかる手間や費用などを考え、修復は困難と判断されての対応のようです。あと、山本五十六長官の乗機がジャングル上空で撃墜されたことも念頭に置かれているのでしょう。

なおこのChino空港には、撃墜した側の機体P38(飛行可能な状態)が別のハンガーに展示されています。

この時は別の機体が収まっていましたが。

旧日本軍機については、これ以外にも興味深い展示がされています。
Posted at 2022/08/15 22:14:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 飛行機 | 趣味
2022年08月14日 イイね!

Chino空港のゼロ戦 ばらばらの図

Chino空港のゼロ戦 ばらばらの図10000機以上が生産されたゼロ戦ですが、現存する数は非常に限られ、その中うち飛行可能な機体は本当にごくわずかです。さらに生産当時に搭載されていた栄エンジンを搭載した飛行可能な機体は1機のみです。
それを保有しているのは、カリフォルニア州のChino空港にあるPlanes of Fame航空博物館です。
こんなレアな機体を民間団体が維持管理しているところが飛行機に関するアメリカの底力を感じさせます。
飛行機に関する理解/ルールが日本とアメリカでは全く違うのと、集中力の持続が苦手な日本人の性格が大きく影響しているんでしょうけど、、、。

さて以前(2012年の日本への里帰りの前後)にその機体を見る機会に恵まれました。特に里帰り後は分解整備中(ほぼ放置??)という、あまり見ることが出来ない状態を見ることが出来たので紹介します。2014年ごろの撮影です。

ゼロ戦は軽量化のために、「主翼は左右一体」「主翼と胴体は分離できない」「その代わり胴体の後ろ半分が分割される」という構造を採用されていることはよく知られていますが、その構造を実際に見ることが出来ました。なるほど、、。

胴体と主翼。こんな構造なんですね。


胴体内部。


胴体を左側から。


胴体後部。ラダーはついてません。


結構長い間この状態で放置されていた(結構雑に放置されているように見えた。胴体の前と後ろは別の場所に置かれていたし。まあアメリカ的には普通なんですが。)ので、どうなるのかちょっと心配でしたが、その後飛行可能時な状態に無事組み立てられています。

Chino空港のイベントでP38と飛んでいる図。


実際の機体を見ると、本当にスマートに出来上がっていることが実感できます。特にエンジンが大きくて胴体がごついグラマン等と比べるとそのスマートさは際立ちます。

これからも元気に飛び続けてほしいですね。

Posted at 2022/08/14 10:28:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 飛行機 | 日記

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「[整備] #C3エアクロスSUV 初めてのスパークプラグ交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/3238085/car/2929785/8176342/note.aspx
何シテル?   04/05 21:28
sideway01です。現在はNDロードスターとバモスを所有しています。ND購入時は迷わずNR-Aを選んだほとんど”ビョーキ”レベルの車好き運転好きですが、最近...
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