
自験の「実録」を「どぶろっく」バージョンでご紹介します。
先日、自宅の近所で、心を鷲づかみにされるような体験をしました。それは、確かに、40年以上前の日本では、当たり前に見ることができた光景でした。自分の母親も似たようなことをしていたと思います。いつしか失われた習慣に関する話です。
「いつもご苦労様」
近所の年配のご婦人が、宅配便を受けとったところでした。
非常に丁寧な物腰で、心地良い温かみを感じる場面でした。
このご婦人は、荷物を受けとると、驚愕の行動に移りました。――氷が入った麦茶のような飲み物を差し出し、「あとひと頑張りね」と言いながら、バナナも手渡したのです。宅配便のドライバーに対するいたわりとリスペクトを感じました。もしかすると、ご自身の息子の姿を重ねていたのかもしれません。ドライバーは、地域社会になくてはならない存在であり、その一員として認められているのが分かりました。
思えば、こういう光景は、夏の風物詩のような感じで、近所中で見かけることができるものでした。いつしか、その類のふれあいは激減し、対価を支払っているのだから当たり前という風潮が支配的になってしまったのだと思います。
深い自省の念に駆られました。洗車用品を頻繁に通販で購入している兼ね合いで、各社のドライバーはよく知っています。麦茶を出すのは、上述のご婦人に任せるとして、応対になにかひと工夫して徳を積みたいと思いました。
実録は、以上です。
ここで、「どぶろっく」師匠の登場です。
――もしかしてだけど、うちにくるドライバーは、俺と桃子の恋仲を見抜いてるから、将来の同居を見据えて、親切なんじゃないの~。
時計など気にせずに、
抱きしめあえたら、
fell so nice!
Posted at 2025/07/19 08:37:07 | |
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