
今春は、イングリッシュローズのガーデニングとカーディテイリングのプチ二刀流を楽しみました。花後で庭から彩りが消えているのですが、この時期ならではの重要なイベントが進行しつつあります。株元からベーサルシュートが発生する時期なのです。
アスパラガスのようなこの新鞘は、非常に柔らかく、1ヶ月に40cmくらいの勢いで伸びていきます。やがて蕾が付きますが、花を咲かせず切ってしまうのが定石です。何故なら、来年以降の花枝となる重要な鞘だからです。
写真のアンブリッジローズは、多花性のため、ベーサルシュート1本で30輪相当の価値があります。
四季咲き性の薔薇の枝は、3年目くらいがピークで徐々に花付きが低下していきます。冬剪定で、古枝を落とし、新鞘と入れ替えることで、主枝となる花枝を更新させていくことができるのです。
ベーサルシュートの発生は、完全にランダムで、まったく出ない年もあります。秋の風台風が心配ですが、このまま順調にいけば、来年も車体に映り込む景色が撮れると思います。

Posted at 2022/06/05 08:20:09 | |
トラックバック(0) | 日記