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桃乃木權士のブログ一覧

2022年08月17日 イイね!

アイアン・ドーン・イン・アトランタ2006 珍道中-2-

アイアン・ドーン・イン・アトランタ2006 珍道中-2-2006年に1週間滞在したアトランタは、まさに珍道中でした。リーダー格の加納先輩(仮名)は、何度か渡米経験があり、怖いもの知らずでした。児玉先輩(仮名)は、初の渡米で画に描いた慎重居士でしたから、なにをするのにも私が調整役を務めました。
最初の波乱は、夕食でした。ガイドブック等を見ず、私が雰囲気だけで選びました。モンタナグリルというバイソンビーフの有名店です。どのような肉質なのかは薄々想像できていました。弱気な児玉先輩は思い切り嫌がっていましたが、せっかくこの地にきて体験しないのはもったいないと説得しました。
いきなり450gをオーダーしました。長く記憶に残る強烈な臭みでした。表面をしっかり焼くことで、生臭い獣の風味がしっかりと封じ込められていました。柔らかい赤身なのですが、特製ソースがなければ完食できなかったと思います。不思議なもので、これが慣れてしまうのです。1日4食の生活でしたので、毎日通うことになりました。
ただし、2日目だけは、最初、別の店を訪れていました。初日の深夜に、酒屋を探しに行こうと言い出した加納先輩のわがままで非常に危険な目に遭っていました。警察が目の前で不審者を現行犯逮捕してくれました。人気番組だった警察密着24時の視聴者ではなく、出演者になった気分でした。命がけでようやく見つけた酒屋では、童顔で小柄な児玉先輩が未成年者として扱われ、「ガキには売れねえ」と断られてしまうハプニングが続きます。
2日目の昼には、「僕、正直言ってアトランタ嫌いだよ」と児玉先輩の元気がありません。この晩訪れたアジアンレストランでは、熱帯魚のような白身が出てきて、さらに元気がなくなりました。「こんなの寿司じゃないよ。昨日のお肉のほうがまだマシだよ」という訴えで、モンタナグリルを再訪したのでした。
3日目に、アメフト選手のような巨漢の集団と隣席になり、彼らが注文した品をこっそり覗くと、私とまったく同じものを食べていました。2m、100kgに近い巨漢の方々でしたから、自分が過食気味なのを悟りました。
Take careと卓に言い残して、その集団の何人かが先に店を出ていったのですが、肉以外はほとんど手をつけずに残していることに気がつきました。私のほうがはるかに高カロリーを摂取していたのです。前菜が皿いっぱいのフライドポテトで、オニオンフライも付き、さらには大量のマッシュポテトも添えられていました。それらを当然のように完食していました。
帰国する前日には、ズボンのボタンが止まらなくなり、現地で安物を緊急調達しました。肉に罪はなく、炭水化物を食べすぎたのだと思います。1週間で8kg太りました。
あれから16年が経ちました。バイソンビーフは、まったく恋しくありません。でも現地に行ったら、ホテルにチェックインする前にあの扉を開けてしまうような気がします。

Posted at 2022/08/17 08:46:37 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2022年08月17日 イイね!

アイアン・ドーン・イン・アトランタ2006 珍道中-1-

アイアン・ドーン・イン・アトランタ2006 珍道中-1-米国アトランタへの出張を命じられ、2人の先輩とアトランタに1週間滞在したときの思い出です。標題のとおり、2006年のときでした。
車の話題としては、日本車の多さにびっくりしました。わけでも目立っていたのが、ハリアーでした。
初日は、完全にフリーでしたので、3人で街中を散策しました。中心街には、立地的に安全で味も確かそうなレストランが多く、1週間の夕食には困らないと確信できました。
突然、最初に声をかけられたのは、私でした。現地の少年が、「アイアン・ドーン」を連呼してくるのです。ジェスチャーは、物乞いでした。先輩方に訊いても、そんな単語は知らないとのことで、スルーすることにしました。
Iron×Dawnの謎だけが残りました。直訳してしまうと、鉄の夜明けとなり、意味が通りません。未知の外国語か、何かの暗号にしか思えませんでした。
少し遅めの昼食をオープンテラスで食していると、再び「アイアン・ドーン」の連呼に遭遇しました。先ほどとは違う少年でしたが、物乞いの仕草は共通していました。その少年は、我々だけにしか関心がなく、他の客には目もくれていませんでした。
こうなると、偶然とは考えられません。想像していたとおり、間もなくして、三度目のアイアン・ドーンに遭遇しました。明るいうちに地下鉄の様子を見ておこうという話になり、下りのエスカレータに乗っていたときでした。反対側の上りに乗っていた少年が、同じように連呼してきたのです。ただ、一つだけ違いがありました。物乞いではなく、フレンドリーな話しかけられかただったのです。
その少年の笑顔を見た刹那、閃きがありました。
アイアン・ドーン、アイガン・ドーン、アイガ・ドーン、アイガ・トーン、有難う!
――日本の皆さん、ジョージア州へようこそ。
そう解釈しました。
物乞いの謎も解け、スッキリしました。
Posted at 2022/08/17 08:34:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2022年08月17日 イイね!

🥢グルメモ-13- マンゴツリーカフェ スパイシー&ハーブ

🥢グルメモ-13- マンゴツリーカフェ スパイシー&ハーブ 具だくさんのトムヤム冷麺です。パクチー増しをしていますので、デフォルトの状態も撮っておきました。
Posted at 2022/08/17 17:00:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | グルメ/料理

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筆名、桃乃木權士(もものき・けんじ)です。カーディテイリング大好き。おもに、Sam’s Detailing の用品を愛用中です。 薔薇園芸の世界には、「薔薇は...
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