• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

桃乃木權士のブログ一覧

2022年10月19日 イイね!

ある競馬ファン

ある競馬ファン牧場めぐりをしていると、熱狂熱烈という形容では収まらない偏執狂的な競馬ファンと出会うことがあります。トップ画像がそのときのスナップなのですが、種牡馬となっていたオグリキャップの周囲には、そういう方々が多く集まっていました。
しかし、最も印象的だったのは、別の名馬を見に来てきたファンでした。皐月賞とダービーを制した名馬ミホノブルボンの前に、その方は佇立していました。
ミホノブルボンは、菊花賞でも大本命で、クラシック三冠が期待されていました。それをゴール前の末脚で差し切ったのが、ライスシャワーでした。
杉本清氏の名実況が、殿堂入りの如く、ファンの語り草になっています。
「外からライスシャワー襲いかかってくる。ミホノブルボンは3冠にならず。ライスシャワーです。ライスシャワーです。ああ〜という悲鳴に変わりました、ゴール前。ミホノブルボンは惜しい2着。勝ち時計は、レコード」

放牧中のミホノブルボンは、引退してから久しいのに、相変わらず栗毛の美しい馬体をしていました。しかし、近づけません。前出のファンが、泣きながらミホノブルボンに話しかけていて、妙な雰囲気になっていたのです。
「なあ、ブルボン。ライス強かったよなあ。あの小さい身体でよく頑張ってたよなあ。お前の三冠を阻止したために、ライスの奴、競馬界の悪役みたいにされちまってよう。お前はそう思わないだろ。ライスは、年上のメジロマックイーンにも圧勝したもんな。最後、かわいそうだったなあ。引退したらきっとお前と友達になれたと思うんだ。なのによう。最後よう」

ライスシャワーは、最後の出走となった宝塚記念を走行中に骨折し、予後不良と診断されてその場で安楽死の処置がとられた悲運の名馬でした。そのファンは、延々と思い出話をミホノブルボンにし続けていました。
もらい泣きをしてしまったほどで、競馬ファンに対する見方が変わりました。今でも競馬はやりませんが、ロマンを追い求めるファンの心境は理解できます。
Posted at 2022/10/19 11:46:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年10月19日 イイね!

あの名馬の思い出

あの名馬の思い出機械技師だった父親は、日曜日の過ごしかたまで、まるで設計図を描いてあるかのようでした。午前中は囲碁講座、午後になると、のど自慢を経て競馬とプロゴルフの中継を掛け持ちで視聴し、朝から夕方までテレビの前から動きませんでした。毎週規則正しくです。
ある日、母親から「たまには(私を)動物園くらい連れていってあげなさいよ」と怒鳴られ、軽い夫婦喧嘩の末に、ようやく父親が重い腰を上げました。行き先は、巨大な動物園でした。来場者が万単位の物凄い賑わいかただったと思います。新聞を手にしたオジサン達が、短い赤鉛筆を耳に挿している姿をとても不思議に思っていました。
タケホープ、キタノカチドキ、グリーングラス、テンポイントという具合に、当時の競走馬の名前をよく覚えています。周囲のオジサン達が絶叫するので、覚えてしまいました。そして、最も記憶に残っているのは、なんといっても、ハイセイコーです。
母親も怒る気力が萎えてしまったという馬だけの動物園事件から20年後、北海道を旅行した際に、ちょっと足を延ばせば、サラブレッドの里に行けることに気づきました。千歳付近の牧場で種牡馬になっていたトウカイテイオウ、オグリキャップを皮切りに、東方の静内まで走破しました。明和牧場に着くと、ひときわ大きな馬が近づいてきました。見学者の私から離れようとしないのです。それが、あのハイセイコーでした。
手で触れるわけにはいきませんので、「現役のときの君を見たことがあるんだ」と話しかけてみました。すると、まるで私の言葉を理解しているかのようなそぶりをみせていました。何か一緒にできることはないかと考え、ラチ沿いを軽く駆けてみました。すると、ハイセイコーもついてきます。時々バキバキという大きな音を立てながら、地面の草を剥ぎ取っていました。トップ画像がそのときの様子です。
怪我でもさせたら大問題になりますので、走るのはすぐにやめたのですが、もっと走ろうよ、と催促されているように感じました。暑さのせいもあってか、完全に覇気を失っていた前出の2頭とは大違いでした。このときのハイセイコーは、すでに20歳を超える高齢馬になっていましたが、まだまだ元気いっぱいという感じで、根っから走るのが好きなんだなと思いました。
Posted at 2022/10/19 07:27:17 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2022年10月19日 イイね!

🥢グルメモ-76-Topsのエリンギキーマカレー

🥢グルメモ-76-TopsのエリンギキーマカレーTopsといえば、あのチョコレートケーキが思い浮かびます。主要な菓子売り場には、たいてい入店しているような感覚です。
歴史を調べてみると、レストランとしての成功が先だと分かりました。デザートをテイクアウトしたいという要望が多かったようです。

まずは、カレーを味わい、スパイシーさを堪能したあとは、定番のスイーツで〆です。とてもハッピー気分になります。

Posted at 2022/10/19 17:01:59 | コメント(4) | トラックバック(0) | グルメ/料理

プロフィール

筆名、桃乃木權士(もものき・けんじ)です。カーディテイリング大好き。おもに、Sam’s Detailing の用品を愛用中です。 薔薇園芸の世界には、「薔薇は...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2022/10 >>

リンク・クリップ

愛車一覧

レクサス RC F レクサス RC F
「命短し恋せよカーライフ」の勢いで、レクサスUXからの乗り換えです。 ベースグレードです ...
ポルシェ 911 ポルシェ 911
家族がオーナーで、私は専属の洗車担当です。運転はほとんどしていません。
レクサス UX レクサス UX
レクサス UX200 Fスポーツ スタイルブルー グラファイトブラックガラスフレーク
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation