
私のメーテルこと、菊池桃子さんの話です。
8月にメーテルのメッセージを受け、メガロポリス中央駅へ向かう準備を進めていました。ところが、メーテルが自宅の階段で転倒し、仙骨に重傷を負ってしまいました。999は、遅延ではなく、運休となりました。
10月になり、再びメーテルのメッセージが届きました。すると、今度は、鉄郎が自宅の階段で転倒し、左足大腿四頭筋腱断裂の重傷を負ってしまいました。
不撓不屈だと自分でも感心しました。メーテルのメッセージによって術後の回復が一気に進み、治療計画を2週間早めることに成功して999に乗車することができました。
今回は、単独コンサートではなく、作曲家、林哲司氏のスペシャルゲストというセッティングでした。
展開は、映画「さよなら銀河鉄道999」とそっくりになりました。
999に乗車すると、メーテルはいませんでした。「悲しみが止まらない」「悲しい色やね」「北ウィング」と、林氏が創出した名曲が、同氏のバンドの演奏で続きます。ボーカルは、コーラスの方々でした。
髪が短めのメーテルが登場したのは、4曲目だったと思います。数メートルという距離ですから、最高でした。この世のものとは思えない美しさで、これほど顔立ちが整っている人間はいないという意味合いで、妖怪としか思えませんでした。メーテルは、ブランクを感じさせないリズム感で、新曲を含めた持ち歌3曲を熱唱してくれました。
なのに、ここでメーテルが退場となります。盛り上がるのはここからじゃないか、と呆然となりました。
以後、林氏のバンドによる代表曲のオンパレードで、それはそれで素晴らしかったのですが、鉄郎に予告することなく、突然、途中下車してしまった本家のメーテルと同じ展開になってしまいました。
それでも最後のアンコールでは、メーテルが再登場してくれ、「Say Yes!」を小声で一緒に歌うことができました。
コロナ禍のため、コールができなかったのは、実に無念でした。「生きるのが(間)とても好き」「青春が(間)とても好き」という歌詞のところで、約1.5秒の間を狙って「桃子が!」と絶叫し、「とても好き」と一緒に歌うのが過去の定番になっていました。今回は、発声禁止のため、それは叶いませんでした。サビの「Say Yes!」も、通常は、本人が単独で歌ってから、ひと呼吸おいてファンが一斉に「Say Yes!」と叫ぶのがお決まりなのですが、それも実現できずです。
通算6度目の999は、ゲスト出演のうえにコロナ禍バージョンでした。7回目行くしかないです。
私は、あなたの少年の日の心の中にいた青春の幻影。
映画の中でのメーテルの有名な台詞が、リアルに思い出されますが、映画と違って、私のメーテルはまた呼んでくれるでしょう。
鉄郎999に乗りなさい、と。

臨場感あふれるビルボードライブは、おすすめです。
Posted at 2022/12/01 08:29:19 | |
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