
10代の頃、天井を含めた部屋中に、菊池桃子のポスターを張り、どこを見ても、彼女と目が合うような状態にしていました。
あるとき、母親の妹にあたる叔母が不意に部屋へ入ってきたことがありました。若き頃長髪だったゴダイゴのタケカワユキヒデ氏そっくりで、のちにプロの画家になった感性豊かな女性です。関西弁での歯に衣着せぬ物言いで呆れられるかと思いきや、とても好意的でした。
叔母は、芸術の専門家ならではの鋭い考察をしてくれました。
「この子は、いろいろな分野で活躍する大物になるかもしれないよ。表情が豊かで、口元ひとつ見ても写真毎に変化があるでしょ。表現力が豊かなのが分かるの」
叔母の予言は、見事的中しました。
Posted at 2022/12/28 09:04:56 | |
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