
自験の「実録」を「どぶろっく」バージョンでご紹介します。
本稿の主題が、「不発弾」なのか、あるいは、「地雷」とすべきなのかは迷うところですが、ひとまず、前者であるとの前提で、話に入りたいと思います。
防衛省が公表している不発弾処理の実績データを見て驚愕しました。令和4年度で、「1,372件、約42トン」だったというのです。約3割が沖縄となっていました。数十年前くらいまでは、都内やその近郊でもさほど珍しくはなく、ときどき交通機関にも影響が出ていました。上述の統計では、ここ数年で激減している兆候はありませんでしたので、まだ相当数が埋まっているものと思われます。
数理的に不発弾の量を推計することもできます。日本に投下された爆弾量は約37万トンです。そのうちの約5~8%が不発だったと推定されていますので、直近までの除去量を差し引いて、7,000トン近くがなお地中に埋まっている可能性があります。
地雷に関しては、汚染されている国家が、60以上あるようです。統計によっては、78という数字もありました。死傷者の約80%が民間人であることから、「悪魔の兵器」とも呼称されますが、兵士だから踏んでも仕方ないとはとても思えません。私には、ベトナムで片足を失った知人がおり、撤退判断が遅かったという理由で、彼は、当時のニクソン大統領を恨み続けています。
――ここで、重たい話題から、一気に軽くしたいと思います。セカンドギアまでシフトダウンです。
ときどきですが、「菊池桃子」というキーワードで画像検索をかけることがあります。通常の検索をしたついでに、半ば癖でやってしまうのに近いです。上位にヒットする画像は、まず問題ありません。近影から昔懐かしいブロマイドまで、またときには、思わぬお宝があり、楽しいひとときが続きます。
――そろそろ撤退したほうがいいんじゃないの?
自分の中のリトル桃乃木が、そうささやいてきます。
「もう少しだけ」「もうワンスクロール」まで、と引き延ばしているうちに、後悔に苛まれる「アレ」と出会ってしまいます。
必ずといっていいほど、現在のご主人と、前夫の画像が紛れてくるのです。誤解を避けるために記しますが、その方々に敵意はありません。あくまで、今見たい画像はなにか、ということだけです。
これが、私にとっては、不発弾であり、地雷の一種にもなっています。
実録は、以上です。
ここで、「どぶろっく」師匠の登場です。
――もしかしてだけど、次の夫になったときのことを考えて、画像検索の傾向をリサーチしているんじゃないの~。
拙者、Mr. Childrenの「名もなき詩」の世界観が好きです。
「愛はきっと奪うでもなく与えるでもなく、気が付けばそこにあるもの」っていうじゃない。
なのに、最近、イベントチケットの争奪戦が激化していて、気が付けばそこにある状態になっていませんから。残念!(桃乃木侍)
<補足>
主催側が用意した会場の許容力の問題もありますが、いつにも増して、転売目的が目立ちます。熱狂的なファンが多いことから、驚くほど高値でも売れることを知っているのでしょう。
私は、絶対に転売ものは買いません。
「えっ、マジで握手券つきなの? 少し話もできるってことだよね。それ、いくらで売られてるの?」
――でも、買いません。
Posted at 2024/08/18 09:33:05 | |
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