
自験の「実録」を「どぶろっく」バージョンでご紹介します。
タワーレコード新宿店で開催された「菊池桃子TALK&LIVE」に参戦してきました。参加条件は、店頭でベスト盤の新作CDを予約することでした。先着順でしたので、まずはその第一関門をクリアし、入場整理券番号「15」を引き当てました。200人くらいのキャパシティがある会場ですので、かなり幸運だったと思います。
桃子さんのイベントは、可能な限り、車で乗り込むことにしています。ドライブを楽しむことに加え、外界から遮断された環境で帰路の余韻を楽しみたいからです。しかし、今回は、平日開催でしたので、車を断念し、会社帰りの姿のまま駆けつけました。
――桃子さんの拝顔の栄に浴するのは、通算で10回目です。
「15」の意義はとてつもなく大きく、最前列に陣取れる最後の1人でした。16番からは、2列目にまわされていました。
ファン心理として、この1列の、たった30cmの差が、とてつもない大きな差となって感じられるものです。最前列では、遮るものがまったくなく、僅か3mの至近でご本人を拝めます。ステージの昇降時には、1mまで縮まります。しかも、足を止めてスタッフと会話する場面が何度かあり、1mを切っていました。コンサートでは、最前列でも5mの距離があり、しかも歌唱中に歩きまわりますので、15mくらい離れてしまうときもあります。そう考えると、常時3m以内で1時間連続というのは、素晴らしい条件でした。
SNSで速報されるファンの投稿が面白かったです。「脳が揺れる」「視床下部に焼き付く」「瞬きが勿体ない」等、いろいろありました。それでも、「悪いなあ、今回ばかりは、俺の圧勝だよ」との確信がありました。なにせ、最前列で浴びる桃子ビームの破壊力は、メガトン級の強烈さでした。それどころか、彼女のオーラの中に自分が包まれている感覚までありました。なので、刹那に、中枢神経や感覚器がやられるようなレベルを超越してしまっていたのです。
歌唱も見事でしたが、ステージテクニックもバッチリ見せて頂きました。一例として、常時、視線を動かし、常に誰かと目が合うようにしているのがよく分かりました。「後ろのほうまでちゃんと見えてますよう」という声かけも繰り返していました。1985年2月、デビュー直後の高校一年生のときに、日本武道館でのコンサートで22,000人を集めた伝説的記録は、伊達ではありません。
あらたな発見として、超至近の最前列というのは、目が合いにくいものです。でもいいのです。最高の体験ができました。ヒトは、死に際や極限状態に陥ると、人生の思い出が走馬灯のようによぎるといいます。ライブ中に仮死状態となっており、目の前の景色が走馬灯そのものでした。
実録は、以上です。
ここで、「どぶろっく」師匠の登場です。
――もしかしてだけど、俺が引いたのは、桃子さんが用意したVIP用抽選箱で、1~15までしか番号が入ってなかったじゃないの~。
通算2回目の最前列!
「俺って持ってる」という気分でした。
Posted at 2024/09/22 08:52:09 | |
トラックバック(0) | 日記