
自験の「実録」を「どぶろっく」バージョンでご紹介します。
いつも日曜日の昼過ぎになにをしていたか。
――少年時代であれば、明確に答えられます。
日本テレビの「TVジョッキー」に夢中でした。当時の司会者は、土居まさるで、軽妙な語り口が印象的でした。
番組にはいくつか名物コーナーがあり、視聴者への公募でテーマ毎に競い合う企画が面白かったです。「絶壁頭」「ダイコン足」「ボインちゃん」「ペチャパイ」「馬面」「デカ尻」「毛もじゃ」等、いろいろありました。近所の友達に、なかなかの絶壁頭がいたため、「お前なら優勝して白いギターもらえるぜ」と真剣に説得したこともありました。
奇人変人コーナーも人気でした。今思えば、タイトルの趣旨とかけ離れた過激な一発芸が多く、まるで電撃ネットワークの公開オーディションのようでした。司会の土井氏は、大のヘビ嫌いだったため、その系統の芸になると、生放送中なのに、スタジオから一時的に退場していました。
40年以上経っても記憶に残っている奇人に、手首を逆さ方向に180度折り曲げられる出場者がいました。普通は90度が限界で、手首に激痛が走ります。その方は、爪先が自分の手に触れるところまで曲げられました。しかも、その曲げた状態を紐で縛って固定し、逆立ちまで披露しました。文句なしの入選でした。
後年、テニスの全英オープンを史上最年少の17歳で優勝したボリス・ベッカーが、同じように手首を逆さに180度曲げられることを知り、驚愕しました。250km/h出るといわれた弾丸サーブの秘訣を問われ、「僕は手首が特別に柔らかいのさ」と、手首を逆側へ折りながら、答えていたのです。ベッカーにも白いギターを贈って欲しかったです。
のちに、番組の司会者がビートたけしとなり、熱湯風呂等が名物になっていました。この頃になると、出演者を調べるようになり、「菊池桃子」のときだけは欠かさず見るようになりました。生放送でしたので、生歌唱が聴ける貴重な機会でした。
実録は、以上です。
ここで、「どぶろっく」師匠の登場です。
――もしかしてだけど、「桃子マニア大会」があれば出場できたんじゃないの~。
とんねるずの木梨憲武は、非バラエティの音楽番組で、菊池桃子が手にしたカブトムシを口に入れてしまいました。なので、このパフォーマンスが予選通過の最低ラインになるでしょう。
Posted at 2024/11/02 08:38:46 | |
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