桃乃木權士のブログ一覧

朝ラーの続編です。談志、米朝、志ん生、歌丸、三平、圓楽等、落語家の名を冠したメニューが並びますが、曜日等に関わらず、デフォルト的存在になっているのが、朝ラー定食です。好みのラーメン一種とチャーシュー丼という組み合わせになっています。
このチャーシュー丼が超絶美味しいのです。醤油の香りが漂うタレが絶品で、米の炊きかたも最高なので、単品料理としても、高級割烹や寿司屋のレベルに達しています。他のラーメン店には真似できない特別なノウハウが注ぎ込まれていると感じました。

朝ラーの続編です。「歌丸」というセットでは、和牛ハンバーグ丼のお供に、ラーメン一種を選べます。
店主が、芝浜の最高傑作と喝破する、話題の冷やしラーメンを注文しました。
ヤバい！　これを夏季限定にしないで欲しいです。まさに朝ラー向きでしょう。雑味が一切ない優しくて深い味わいで、麺の美味しさが際立っていました。先に麺を開発しているのが、直ぐに感じられたほどでした。
この上を行くという評判の、さらに限定の冷やしラーメンもあるらしく、これは再訪するしかありません。

初回訪問は、食べログ百名店の評価に興味を覚えて何気なしに入店したという経緯でした。何もかもが想像以上で、ただ圧倒されてしまいました。
衝撃を受けた初回訪問後、計画を練って、朝ラーを狙うことにしました。到着は、7時過ぎの開店直後だったのですが、ここでも計算が狂いました。もう既に行列状態で、待つことになりました。
朝ラーは、セットメニューが人気で、多くに落語家の名前が付けられています。
運良く数量限定の「歌丸」というメニューが注文できました。好みのラーメン一種とハンバーグ丼の組み合わせです。
ここの店主は、食を追求する鬼であり、ラーメン界の真打です。A4和牛を店内で挽き、手ごねで仕上げています。焼き加減がレアに近く、中は赤い状態です。表面に塗られた自家製の蒲焼のタレも絶品で、自分がいるのはラーメン屋なのか、混乱を来たす美味しさでした。
ラーメン評論家のように、くまなく新店を食べ歩きしていませんが、ここは最上位に近い存在だと思います。食べログ百名店選出の他店を凌駕している部分を多く感じたからです。創業10年目を迎え、充実ぶりと超絶な勢いが充満しています。質を維持させて欲しいです。

テニス愛好家として、軽井沢は聖地の一つです。学生時代にこの地で鍛えられました。
その軽井沢へ向かう途中で、久々に旧道を走りたくなり、その手前の妙義山中之嶽神社に立ち寄りました。その食堂で、不意に注文した一品です。
下仁田の食材といえば、ネギと蒟蒻が思い浮かび、後者と出会いました。おやつ的な感覚でしたが、あまりにも美味しくて本稿に記しました。
味噌ダレは絶対に余ります。なのに、たっぷりかけてくれるところが嬉しく、この料理をより美味しくしているのだろうと思いました。

食べログ百名店に選出されている名店の続編です。グシナンという料理です。
あとで気づいたのですが、グシナンの「ナン」はインド料理と関係あるのかもしれません。
羊肉と玉ねぎを炒めた詰め物がされている料理です。洋風には、ミートパイということになるのでしょう。スパイシーで美味しい一品でした。
ここでしか味わえないという稀少な料理ばかりで、とても印象に残りました。辛味がインド料理のようにホットではなく、スパイシーさが全面に出ています。ウイグル料理の専門店は、都内でも1軒しかないと聞きました。シルクロードの歴史と共にあるこの伝統料理を日本でも残して欲しいと願っています。
今回4話に分けて紹介したもの以外に、ポロという米料理があります。ピラフ風の炊き込みご飯にヨーグルトをかけるインパクト抜群の一品です。今回は、ランチで売り切れてしまったそうで、残念でした。次回は、ポロを狙って訪問したいと思います。