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桃乃木權士のブログ一覧

2024年09月23日 イイね!

実録「どぶろっく」104

実録「どぶろっく」104自験の「実録」を「どぶろっく」バージョンでご紹介します。
私のカーライフでは、音楽に関する思い出も多いです。邦楽から洋楽まで、それこそランダムに選曲し、ときには、オペラも聴いていました。過去を振り返ると、エンジン音の記憶がほとんどない車種もあります。今でこそ、意識してエンジン音を楽しむようになりましたが、かつての青年時代は、移動するリスニングルームとして利用していたのかもしれません。
ドライブに合う音楽は、枚挙にいとまがない状態ながら、あえて一人だけ、――迷いに迷って――選ぶとしたら、「佐野元春」にします。ロックやブルース系からバラードまで、かなり幅広い曲調の作品がありますが、どれもドライブの景色と合っていて好きでした。
最近、菊池桃子の曲もいいな、と思います。正確には、作曲者の林哲司サウンドであり、プロデューサーだった藤田浩一サウンドでもあります。
当時のアイドルソングは、歌唱力に配慮して音域が狭く、振り付けのためのブレイクが多いのが特徴でした。なのに、桃子ソングには、それがありません。「少年ファン達が大人になっても聴きたくなるような曲作りをする」というコンセプトを抱いていた藤田氏が、この説明で、林氏を口説いたといわれています。林氏は、アイドル向けの曲は作りたくないというスタンスでしたが、それならば、と同意したわけです。杉山清貴&オメガトライブとほぼ同じスタッフですから、質が高いのは当たり前といえば当たり前です。
当時の曲作りに関するエピソードが残っています。深夜にレコーディングが終わると、藤田氏は、できたてほやほやの音源を持ち出し、そのままドライブに出かけたそうです。いくらかの気晴らしもあったのかもしれませんが、車を自分で走らせながら仕上がり具合を確かめたという話でした。
最高の機器がそろっているスタジオではなく、カーステレオを使用したところが、とても興味深く感じます。それと同時に、少年時代からの謎も解けました。何故、他のアイドル達と違って、桃子には振り付けが少ないのだろう、とずっと不思議に思っていたのです。単に、「藤田=林合意」に基づく大前提があったというのが、その答えでした。
実録は、以上です。

ここで、「どぶろっく」師匠の登場です。
――もしかしてだけど、「藤田=林合意」の続きは、「桃子と俺との合意」というシナリオなんじゃないの~。



2024年は、デビュー40周年記念イヤーです。
ファンから長く愛されている曲ばかりで、コンサートでの選曲が大変だと思います。
Posted at 2024/09/23 08:27:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年09月22日 イイね!

実録「どぶろっく」103

実録「どぶろっく」103自験の「実録」を「どぶろっく」バージョンでご紹介します。
タワーレコード新宿店で開催された「菊池桃子TALK&LIVE」に参戦してきました。参加条件は、店頭でベスト盤の新作CDを予約することでした。先着順でしたので、まずはその第一関門をクリアし、入場整理券番号「15」を引き当てました。200人くらいのキャパシティがある会場ですので、かなり幸運だったと思います。
桃子さんのイベントは、可能な限り、車で乗り込むことにしています。ドライブを楽しむことに加え、外界から遮断された環境で帰路の余韻を楽しみたいからです。しかし、今回は、平日開催でしたので、車を断念し、会社帰りの姿のまま駆けつけました。
――桃子さんの拝顔の栄に浴するのは、通算で10回目です。
「15」の意義はとてつもなく大きく、最前列に陣取れる最後の1人でした。16番からは、2列目にまわされていました。
ファン心理として、この1列の、たった30cmの差が、とてつもない大きな差となって感じられるものです。最前列では、遮るものがまったくなく、僅か3mの至近でご本人を拝めます。ステージの昇降時には、1mまで縮まります。しかも、足を止めてスタッフと会話する場面が何度かあり、1mを切っていました。コンサートでは、最前列でも5mの距離があり、しかも歌唱中に歩きまわりますので、15mくらい離れてしまうときもあります。そう考えると、常時3m以内で1時間連続というのは、素晴らしい条件でした。
SNSで速報されるファンの投稿が面白かったです。「脳が揺れる」「視床下部に焼き付く」「瞬きが勿体ない」等、いろいろありました。それでも、「悪いなあ、今回ばかりは、俺の圧勝だよ」との確信がありました。なにせ、最前列で浴びる桃子ビームの破壊力は、メガトン級の強烈さでした。それどころか、彼女のオーラの中に自分が包まれている感覚までありました。なので、刹那に、中枢神経や感覚器がやられるようなレベルを超越してしまっていたのです。
歌唱も見事でしたが、ステージテクニックもバッチリ見せて頂きました。一例として、常時、視線を動かし、常に誰かと目が合うようにしているのがよく分かりました。「後ろのほうまでちゃんと見えてますよう」という声かけも繰り返していました。1985年2月、デビュー直後の高校一年生のときに、日本武道館でのコンサートで22,000人を集めた伝説的記録は、伊達ではありません。
あらたな発見として、超至近の最前列というのは、目が合いにくいものです。でもいいのです。最高の体験ができました。ヒトは、死に際や極限状態に陥ると、人生の思い出が走馬灯のようによぎるといいます。ライブ中に仮死状態となっており、目の前の景色が走馬灯そのものでした。
実録は、以上です。
ここで、「どぶろっく」師匠の登場です。
――もしかしてだけど、俺が引いたのは、桃子さんが用意したVIP用抽選箱で、1~15までしか番号が入ってなかったじゃないの~。




通算2回目の最前列!
「俺って持ってる」という気分でした。
Posted at 2024/09/22 08:52:09 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2024年09月22日 イイね!

🍽️グルメモ-763- Curry House MUMBAI(千葉県松戸市)本格インドカレー

🍽️グルメモ-763- Curry House MUMBAI(千葉県松戸市)本格インドカレーインドカレーの名店の続編です。
単品で、「季節野菜のサブジ」を注文しました。野菜のカレーソース煮込みで、スープカレーと似ています。塩気とスパイスが強力に効いていて、この店の特徴がよく出ている料理でした。
大量のスパイスが皿の底に沈んでいますので、少しかき混ぜると、スパイシーさが際立ってきます。
Posted at 2024/09/22 17:29:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | グルメ/料理
2024年09月21日 イイね!

実録「どぶろっく」102 SAYONARA夏の日

実録「どぶろっく」102 SAYONARA夏の日自験の「実録」を「どぶろっく」バージョンでご紹介します。
彼が啼き始めたのは、高圧洗浄機等のセットが完了し、「よし始めるぞ」と前のめりになった刹那のタイミングでした。樹高5mのキンモクセイは、葉が覆い茂っており、その姿は見えませんでした。
――ツクツクボウシです。毎年、アブラゼミとミンミンゼミの二強が領土争いを繰り広げているような土地で、孤軍奮闘を続けています。8月下旬になると、力関係が変化し、やがて、ツクツクボウシが圧倒的優勢となります。南関東では、10月1週目くらいまで啼き声が聞こえる種で、成虫の活動期間がすこぶる長いです。
足まわりの洗浄が終わっても、彼は、独唱を続けていました。2時間近く粘っていたことになります。ボディ用の洗浄剤をあれこれ出している最中に、そのときは、訪れました。
いつの間にか、3m飛翔し、隣家の壁に場所を変えて、彼が啼き始めました。なにが起きているのかは、一目瞭然でした。



「ツクツクボウシ」と啼いては、蟹歩きのように5cm横へ移動し、愛しの君と見つめ合うまでに3回啼く必要がありました。啼きながら移動し、静粛すると動かなくなるところが興味深かったです。最終的には、15cm移動するのに3回啼き、3分近い時間を要しました。



このとき撮影した画像を見て、あることに気づき、涙が出るほどの感動を覚えました。
よく見ると、メスも数センチ歩み寄っていたのです。トップ画像との比較が分かりやすいと思います。
そして両者は、交尾とは正反対となる方向で顔を寄せ合い、30秒近くも見つめ合ってから、体位を入れ替えて交尾に入りました。
――40分ほどすると、メスは、遠くへ飛び去っていきました。
再び孤独になった彼が、どのような行動をとるのか、興味津々でした。
すると、「えっ、そういうことなの?」という驚愕の行動に出ました。
メスが消えた方向へ50cmほど移動してから、素知らぬ顔で、再び「ツクツクボウシ」と啼き始めたのです。野生の神秘というか、ロマンを寄せつけないほどの、圧倒的な生命力の強さを感じました。



彼は、2回啼き、メスのあとを追うように消えていきました。
その後、何度も耳を澄ましましたが、ツクツクボウシの啼き声は聞こえませんでした。その事実が、自分の解釈を別にものに変えました。――彼は、別のメスを誘うためではなく、夏の終わりを告げるために渾身の啼き声を披露したのでしょう。そして、最後は、死に場所を求めて飛び去ったのに違いありません。
実録は、以上です。
ここで、「どぶろっく」師匠の登場です。
――もしかしてだけど、俺と桃子の運命を演じてくれたんじゃないの~。




自分なら、ミンミンではなく、ツクツクボウシでもなく、ジージー、シャンシャンとも啼きません。
「モーモーコーコー、コーイコーイ」
桃恋蝉と名付けて下さい。
Posted at 2024/09/21 09:14:35 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2024年09月21日 イイね!

🍽️グルメモ-762- Curry House MUMBAI(千葉県松戸市)本格インドカレー

🍽️グルメモ-762- Curry House MUMBAI(千葉県松戸市)本格インドカレーインドカレーの名店の続編です。
ムンバイカレーを注文しました。店名を冠した看板メニューで、野菜が350gも入っています。肉だけを別注して追加することもできます。
万人に好まれる味わいでしょう。次回は、これを激辛にできないか、相談してみようと考えています。
Posted at 2024/09/21 17:44:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | グルメ/料理

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筆名、桃乃木權士(もものき・けんじ)です。カーディテイリング大好き。おもに、Sam’s Detailing の用品を愛用中です。 薔薇園芸の世界には、「薔薇は...
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