
自験の「実録」を「どぶろっく」バージョンでご紹介します。
自分は、普通自動車免許を免許センターの一発試験で取得しました。周囲からは、合宿に行くほうが早いと助言されていたのですが、初志貫徹で挑みました。この結果、「後悔先に立たず」の意味を嫌というほど思い知ることになりました。合宿のほうがはるかに早かったと思います。
「発着点に戻って」
非情な通告です。試験コースの完走さえできず、無念の試験中止となりました。
自分の不合格は明らかなのですが、次回の申し込みをしなければならず、合格者発表の掲示板前で最後まで残っていました。顔見知りもでき、「今日の教官は、厳しかったよね」というような雑談をしていました。教官のせいにすることで、自分達に非違はないと慰め合うしかありませんでした。
平日の免許センターは、割と閑散としており、いつもお決まりのアナウンスで、発表が始まりました。
「本日の大型2種、合格者はいません」
普通自動車の自分には関係ない発表ですので、気にも留めていませんでした。
その次の機会も、またその次のときも、「本日の大型2種、合格者はいません」の繰り返しでした。
4回目のときに、アナウンスに変化がありました。「本日の大型2種、合格者」のところで、間が開いたのです。
「4番!」
このコールと同時に、爆発的な歓声が轟きました。4番が誰なのかは一目瞭然で、スーパーヒーローが誕生した瞬間になりました。
横にいた一発検定仲間と一緒に軽くもらい泣きをしてしまいました。そのうち合格できるだろうという自分達の甘い認識をあらため、検定コースを歩くことにしました。何種類かパターンを想定しながら、進路を暗記することにしたのです。
仮免許は、この次の5回目で合格し、路上は2回目で合格しました。上述の友人も同時に合格しました。
こうして晴れて念願の免許を手に入れたのですが、「4番」の合格シーンに遭遇していなかったら、もっと何度も落ちていたような気がします。落ちる前から逃げ場を作るなど論外であり、真剣に挑むことを教わった貴重な経験でした。
当選、落選という面では、菊池桃子さんのチケット争奪戦も激戦続きでした。先日、確認したら、勝率5割でした。その代わり、当選したときには、いい席がとれている確率が高くなっています。
実録は、以上です。
ここで、「どぶろっく」師匠の登場です。
――もしかしてだけど、桃子本人が俺に嫌われないように合格率をコントロールしてくれているんじゃないの~。
抽選を申し込むときの心境はいつも同じです。
――運命の女神様よ、この僕に微笑んで、一度だけでも。
Posted at 2024/11/30 08:14:28 | |
トラックバック(0) | 日記