
自験の「実録」を「どぶろっく」バージョンでご紹介します。
「The GREATEST HITS」(1989年)
「スペシャル・セレクション」(1993年)
「ゴールデン☆ベスト」(2011年)
「30th Celebration Best」(2014年)
「Eternal Best」(2024年)
すべて菊池桃子さんのベストアルバムです。収録曲は、かなり重複しています。昨年発売された最新作には、「永遠に紡がれる究極のベストアルバム」と記されていました。未公開画像を含んだミニ写真集が付いていましたので、そういう意味では、金城鉄壁かもしれません。
――まさか、すべて買ったのですか?
そのような声が聞こえてきそうですが、当然の行動として、すべて買いました。40年間もファンを続けているわけですから、8年に1回ベストアルバムを購入したのに過ぎません。
――すべて買う必要があったのですか?
そういう話もあるかもしれません。必要性がきわめて高いため、買いました。特に、「30th Celebration Best」と、40th Celebrationとして制作された「Eternal Best」は、そのときのコンサートツアーと密接にリンクしており、その思い出がオーバーラップしてくるので重要でした。
30周年コンサートでは、大阪会場の最前列中央のシートを引き当てました。桃子さんの熱唱を砂かぶり席のような場所で堪能できたのです。彼女のオーラの中に包まれている感覚がありました。
この頃、ラジオ等を通じて、RAMUを聴きたいというファン達の声が強まっていたのですが、本人は、かなり懐疑的でした。RAMUのセールスが、アイドルとしての全盛期の5%まで落ち込んでいたからでしょう。確執や怨恨というほど深刻なものではないのですが、間違いなく障壁はありました。RAMUを95%のファンが支持しなかったために、桃子さんは、いったん歌謡界から姿を消すことになったのです。
それでも、根負けする形で、上述大阪のコンサート本番で1曲だけ披露してくれました。
「本当に聴きたいですか? 私、この曲って、レコーディングを含めて公には4回しか歌ったことないんですよ」
少しネガティブなMCからイントロに遷移したのですが、このときの会場の盛り上がりは、尋常ではなく、忘れ得ぬ思い出です。歴史的和解でした。
以後、桃子さんは、自身での新曲創作に励みながら、RAMUのサウンドも積極的に披露するようになりました。最近は、メディアに対して、公式ファンクラブMOMOCANS’の存在を説明する際に、「私と一緒に成長して大人になっていった人達」と口癖のように語っています。
実録は、以上です。
ここで、「どぶろっく」師匠の登場です。
――もしかしてだけど、コンサートに参加した俺のために、ベストアルバムを制作してくれたんじゃないの~。
整いました。
和歌山名産の南高梅とかけて、
僕の、少年の日の初恋と解きます。
その心は、
たかねでバイバイされました。
Posted at 2025/02/07 07:56:30 | |
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