
自験の「実録」を「どぶろっく」バージョンでご紹介します。
「美人は3日で飽きるものなのか?」
――否です。断じて、否です。ひとめぼれから41年が経った今でも、それどころか今のほうが、彼女は美人だと思います。固有名詞は、省いていますが、菊池桃子さんの話に決まっています。
「美人は、性格が悪いものなのか?」
――これも35年以上抱き続けている印象があり、私の中での答えは、「イエス」です。「完璧な美人で性格まで完璧なんてあり得ない」と長きにわたり、信じ込んでいました。桃子さんに対してもそう感じることがあったくらいなのです。
公式ファンクラブMOMOCANS’の正会員になったことで、桃子さんとの距離が近づき、ときどきですが、結構キツイところもあるんだなあと気づくことがあります。でも、同時に思うのです。――あれほどの美貌を誇りながら、この程度のキツさしかないのは奇跡なんじゃないか、と。もっとわがままで、気性が烈しく、性悪であっても、まったく不自然ではないと思います。
この呪縛の源流と根底を説明するには、古いふるい、テレサテンの思い出に触れなければなりません。
当時のカノジョだった祐美子(仮名)は、美しさに比例した性格の悪さを感じるとても魅力的な女性でした。美しい薔薇に棘があるのと同様に、ヒトもそうなのだと納得していました。
祐美子は、あるとき、私に意外な話をしてきました。「テレサテンって、いいよね」と同意を求めてきたのです。当時のパチンコ屋でよく流れているBGMの印象が強く、あまり共感はしませんでしたが、その場では否定しませんでした。
蜜月のような日々の中で、いつしか、祐美子とテレサテンがリンクするようになり、「時の流れに身をまかせ」が、彼女のテーマソングになりました。「あなたの色に染められ」「あなたの胸に寄り添い」を実践するような愛されかたでした。
ところが、終わりは、すこぶる早く、ある日突然に訪れました。そこで、衝撃的な事実に気づきました。曲の終わりで、その運命は、明確に予言されていたのです。――今は、あなたしか愛せない。
当時は、こんな簡単にすっぱりと別れられるものなのかと驚きました。女性は、そういう生物なんだと受け入れるしかありませんでした。ですが、嘘は語られていなかったのです。曲中の「今は」という前置きにすべてが凝縮されていると思いました。これにより、ずっと長い間、女性には生物として敵わないという思想が固定化されました。
最近になり、医学的にはどうなのだろうという興味が湧き、調べてみると、私にとっては、かなり意外な結果となりました。総じて、「美貌に比例して、性格等はよくなる」という考えが支配的なのです。ハロー効果として、「1つの突出して優れた部分を見ると、他の部分も優れているに違いない」という男性側の心理効果があります。これに、他人からの期待に応えようとするピグマリオン効果により、美人がさらに美しい振る舞いをするようになるそうです。
美容外科の世界で盛名を馳せる高須幹弥先生は、自身のYouTubeで、個人的見解と前置きしたうえで、「美人のほうが性格はいい」と語っていました。
最後に、時の流れに身をまかせて、無私に近い感覚で愛し続けてきた桃子さんに対する想いを記したいと思います。曲の結びにすべてを集約できそうです。――ずっと、あなたしか愛せない。
桃子さんには、是非この曲をカバーして欲しいです。きっと、MOMOCANS’全員が、自分に対して熱唱してくれていると錯覚して多幸感に包まれることでしょう。
実録は、以上です。
ここで、「どぶろっく」師匠の登場です。
――もしかしてだけど、錯覚じゃなくて、俺に対してだけはマジなんじゃないの~。
見つめて、寄りそって、そして抱きしめて。
Posted at 2025/09/13 09:28:17 | |
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