2012年03月06日
今日も電子本カービートを、ポチポチと制作しているノッシーでございます。
実は先週の金曜日、四駆界では有名人である出版社の社長さんと、13時半〜18時まで、色々と話をさせて頂きました。
テーマは…電子本に付きまして…
実は僕、ここのところの体調不良もあり、精神的にも病んでいる部分もありまして…おそらく、そんな状況を御存知で、手を差し伸べて頂いたのかなぁと感謝し、お邪魔をさせて頂きました。
ちなみに、僕も、その方も、電子本には将来性があるというのは一致しておりまして、後は見せ方の問題、コンテンツの問題だということに…
では、コンテンツについて、どうするのか?という話の流れから、「なぜ今のクルマ雑誌は売れないのか?」を考え出してみると…
単純に言えば、「読みたい記事が無いからですよね…」
では、電子本が売れない理由は…「見たことが無いですし、簡単に買えないから…」
つまり、今、現在、その中間がないから、とりあえずネットで…という人も多いですが、みんカラをやられている方は、経験積みだと思いますが、意外と情報を発信し続けるというのはエネルギーがいるもので、
その情報発信し続けるエネルギーとリスクを考えると、情報を見ている方が良いじゃんと考え、情報を発信しなくなる…
するとネットの情報もチープ化し、また販売目的のヤラセも増えてきて、「コレだったら金を出してでも情報や考え方を買った方がいいじゃん」という途中経過にあると、色々と話しているうちに思いました。
それが最近の有料のネット新聞の増加だと思います。
しかし…電子端末はまだ普及していませんよね…さらにクルマ雑誌は…
そこで考えて欲しい…
「競馬の予想屋の番号、なぜ買うんですか?」
「なぜ占い師に金を払って相談するのですか?」
「どうして高学歴や肩書きなどにこだわるのか?」
などなど、考えていったら、あらゆる人は「自信がない」から…とお話をしている間に行きつき、その欲求として「本物の答え」を求めようとしているということに、気付きました。
つまりクルマ雑誌に金を払って読みたいと思わないのは、「そこに本物がない」
しかし、クルマ雑誌に芸能人を出したり、言い方を変えるとAKBにしてもリアルが生まれる…つまり情報が本物化してくるんですよね…
さて、僕がなぜ、スバルさんには本当に申し訳ないのですが、BRZが酸素欠乏症のフナの顔にしか見えず、生理的に受け付けない、
むしろスバル1000やレオーネ、インプレッサの方が断然にスバルらしくて良いと感じる…その訳をずっと考えていくと…
その方も、
今はコンピュータで何でも小手先でごまかされているような感はあるけれど、昔のクルマの方が、何で美しいのか?
ライトにしろ、機械パーツにしても、コンピュータなんていない時代に、どうして昔のクルマの方が引かれたのか?
それは、そこに本物の技術…つまり職人たちの苦悩や実績や経験が入っていたからこそ、心惹かれるものがあって欲しいという気持ちが呼び起こされたんだ…。
ない状況をあるものから、いかに工夫をして作り上げていくのか?今はコンピュータやプラスチック成形で、デザインされたものがそのままにカタチになってしまうけれど、昔のジャガーのフォルムにしても、ランドローバーのディフェンダー、オールドミニなどにしても、アレだけ愛されている理由には、本物の技術が隠されているからこそであり、今でもその基本技術は変わっていない…
そんなこんな話しているうちに、僕がなぜ、スバルさんには本当に申し訳ないのですが、BRZが酸素欠乏症のフナの顔にしか見えず、生理的に受け付けない理由
BRZには本物がないから…「俺はスバルなんだ、俺は誰にも迎合しねぇぞ」という情熱が感じられないから…
つまり建前ばかり言っていて、スバルさんの開発なのに、トヨタさんのような感覚に…
言葉に語弊があるかもしれませんが、わかりやすい例えで表現をすると、「本当は佐藤さんのにも関わらず、私は佐々木の関係者です」とか、「俺だけど、俺…と言っておきながら、相手に勘違いを誘う」というような感覚があって、クルマ好きな僕としては感覚的に許せない
とくに、バンパーの両サイドの当たりは、「こうすることで、どんな意味があるの?」という感じが全く理解不能…本当に、この2年でスバルさんのデザイン力が急激に劣化した感じがしました。
昔、「拘りの店」や「頑固者の店」が流行りましたが、本当に技術を持っていて、自分に自信がある人は貧乏をしていても、自分の道を突き通す…だからこそ、そのオヤジさんにファンがつき、味も守り続けられてきましたが、
今やファミレス全盛期で、どの店に行っても、ある程度味は一緒…見栄えは良いけれど、裏をはぐったらメッキものじゃねぇかと思うものばかり…そんなものにブランドなんて感じませんよね…
僕がやっている電子本カービート…正直、売れていないので、ベストカーさんなどもバイト的に原稿書きをしております。しかし、僕としては苦心しながらも、病院で寝たきりな人でも、文字を読めない小さい子でも、成熟した年配の方々にも、クルマが大好きな人が楽しめるクルマの電子マガジンを作りたい。
暴言バンバンと吐きまくりましたが、僕はスバルさんから、トヨタさんからも、金はもらっていないし、ましてトヨタさんのクルマにも乗ってきたし、乗っているが、特別待遇なんて受けた事もない。
でもトヨタさんのこのクルマが好きだから選んだ…というより、僕は、このクルマが良いと思えば良いと表現したいし、ダメだと思ったらダメとハッキリと言いたい…そのための自分が表現できるように作った電子本カービートなんだから…。
まぁ色々と苦しいですが、僕はアタマが悪いので、時々、思った事をスッパリといってしまいます。
本当に経済的にも精神的にも、メチャクチャ苦しく、どうやったら良いのだろうと考える毎日…でも、コレも自分で答えを出さなければならない…なぜなら僕自身が本物に成長しないと、応援して頂いている方々に申し訳ないから…
ということで、今日も前へ進みたいと思います。
Posted at 2012/03/06 13:33:51 | |
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