
今日もカービート・ディベロッパーの制作にいそしんでいるノッシーでございます。
ところで毎日新聞の『
三菱自は新入社員の「違法指摘」を握りつぶした』
http://mainichi.jp/premier/business/articles/20160803/biz/00m/010/011000c
という記事を読んだことはあるだろうか?
なぜ『障害者手帳を持つ発達障害者の僕』が、RJCカーオブザイヤー組織の前理事として、組織を盛り上げるために頑張ったのにも関わらず、カーオブザイヤー組織を告訴したのか?
それも自分の正体を表し、個人ではなく大きな存在であるRJCカーオブザイヤー組織と戦うことにしたのか?
それは僕が今まで、カービートというメディアを続けてきただけでなく、20年以上メディア制作に関わってきた人間として、ジャーナリストや教育者としての活動した人間として、
今まで『RJCカーオブザイヤー』賞という存在を支持くれてくれた方々にも、クルマ文化を盛り上げていきたいという思いからも、たった一人でも立ち上がらなければならないという気持ちが強かったからです。
この記事には-----------------------------------------------
報告書によると、05年2月に開催された「新人提言書発表会」の席上、新入社員の一人が複数の開発部門幹部の前で、「走行抵抗が法規に従ったやり方で測定されていない」と指摘した。しかし、測定法はその後も改められず、指摘は無視された。この点についても、渡辺氏は厳しい言葉を連ねた。
「(指摘を)覚えていないということは考えられない。幹部らが違法性を認識できたものと理解している」
-----------------------------------------と書かれております。
しかし三菱自動車の他の社員の方々は、新人社員のごく当たり前の指摘に対して、黙認をしてしまった…
その結果…三菱自動車に関わる社員の信用は失墜し、自動車部品を納品していた会社も倒産し、そこに勤めていた働いている人たちは仕事を失い、
三菱自動車だけでなく手を組んでいた日産自動車の軽自動車の販売台数は減少し、
スペックを信じて購入したユーザーたちは余計な出費とクルマの査定価格の下落に落胆を受け…
三菱自動車は今や日産自動車の傘下になってしまった…
もし、「新人提言書発表会」の席で新人が勇気を振り絞って声を上げた時、同僚や先輩、上司が耳を傾けて『そうだ、皆で改善しよう』と言っていれば
権威に恐れず、ユーザーの立場になって『ものつくりしなければならない』と三菱自動車で働く人たちが立ち上がって行動していれば
自分一人はできないけれど、情報発信することで、進歩あるクルマつくりを実現できるかもしれないと勇気を持って立ち上がる人がいれば
きっとクレーム隠し問題は解消され、信用がアップし、ランエボも存続していただろうし、モータースポーツの低迷にもつながらなかったのではないか…
クルマ好きな僕としては、そう思ってしまうのです…
確かに、僕一人で、RJCカーオブザイヤー組織と戦うのは、本当に怖いし、ツライ目にもあっている上に、風評被害もあります。
しかし、RJCカーオブザイヤー組織の前理事として、また今年は自動車の不正燃費で揺れた年だけに、
『RJCカーオブザイヤー』という賞を支持して頂いた自動車ファン、自動車業界の皆さん、そして自動車に関わる全ての人たちのためにも、
あえて苦難の道を選びました…
RJCカーオブザイヤーは、この会員の人たちによって選考されています
http://www.npo-rjc.jp/member/
個々に経歴や肩書きも見る事ができます。
僕は、この会員の方々にも是非とも言いたい…是非とも、立ち上がって欲しいと…
コレ以上、自動車業界の信用・信頼・真実を歪め続けることにより、ココで立ち上がって、新たな発展のために組織内で行われている定款違反や法律違反と思しきものに、声を上げて欲しいと…
奇しくも毎日新聞のサイトにあるココで説明している記事に書かれている文節にある
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「不正発見のチャンスを見逃した」
特別調査委の報告を受け、同じ会場で三菱自動車の益子修会長兼社長が会見に臨んだ。益子会長兼社長は「報告書の内容を深刻に受け止めている。内部の問題について克服していこうという一体感が不足していた」と反省の弁を述べた。また、新入社員の指摘や、社内アンケートの回答を放置したことについて「不正を発見するチャンスを見逃した。非常に反省している」と悔やんだ。
一方で、「次に来る新しい体制に、できるだけ課題を整理解決して引き継いでいくことも私に与えられた責任だ」と述べ、当面は現職にとどまる考えを示した。
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こんな気持ちで次世代に繋いで欲しくないと思いつつ、今日も頑張っていきたいと思います。
Posted at 2016/08/29 08:32:03 | |
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