
あいかわらずしんどいノッシーでございます。
ところで…僕は変態的にこだわる部分を持っております。
例えばクルマ…
実はE15Aのギャラン(エテルナ)Σを3台乗り継いでいること
デリカスターワゴンをコレまた2台乗り継いでいた
そしてW202を3台、そのウチ現在2台ウチにあります…f(^^;)
重ねて乗り続ける一番の原因になったのは、日本における整備対応が悪いから…
きっと今まで乗ってきたボルボやユーノスノードスター、R33、71や81などなど、満足しているクルマは良い思い出で終わらせたいため、乗り続いてきませんでしたがが、この3台は僕の心だけでなく、人生を変えるような魅力を持っていた…
だから結局、自分で直すようになり、乗り続けるようになったというのが、本当の意味での真意が見えてきました。
つまり色々なものが理解できるようになってきてから、「どうすれば良いのか?」という原因の探求と改善、また、「なぜ、それが失敗したのか?だけでなく、成功したのか?」まで考えるようになり、思い悩むところまで到達してしまったというのが、今の僕の苦しみであり、苦境を感じる要素の片鱗だと思うようになりました。
なぜ、それに気が付いたかと言いますと、僕から見るとスゴいお金持ちと呼ばれるクルマ好きな方と、4時間に渡って話す機会があり、「なるほどな」と理解することができました。
コレについては、もしかすると電子本カービートでも書こうと思っているので、ポイントだけにしますが、本当に儲っている人や金持ちは、ノリで人生を生きています…
つまり今、僕が苦しんでいるのも、一番の原因にあるものは、ノリが悪いからということに気が付きました…f(^^;)
まぁノリを良くするにはどうするのか?コレはまた方法論を見つけないとダメなんですけれどね…
お金持ち曰く、「失敗した部分を改善すれば、お金に繋がるんだよ。やらなければ一生、お金に近づけないだよ。だって人って、必要か必要でないかでしか判断しないでしょ。足りているのに無理矢理買わそうと思っても、買わないのは当たり前じゃん。じゃあ、足りているものを買わせるのには?」という言葉がヒントになり、
そんなこんなで、僕の人生を振り返り、スランプの原因を探しています…f(^^;)
ところで、これをクルマに置き換えると…なぜクルマが低落して行っているか?ヨクヨク考えてみれば、クルマ文化の中にはノリがありませんよね…
もっと言えば、クルマメーカーも、どこか押しつけかましい部分があったり、人を区別したり、派閥があったりと…僕が生きているクルマ雑誌の世界でも、自分の主張ばかり押し付けて、欠点を見せないようにしている…
でも本当は、「カッコ悪いことが一番カッコ良い事なんでよね…」
以前、ベストカーの電話取材のお仕事で、たまたまオプションの創設者である稲田さんの携帯に電話させて頂いて、稲田さんとお話をさせて頂いた時、稲田さんにとっては恥ずかしく感じていることを、「じゃあ、特別ね…」と話して頂いたことがありましたが、そんな人間らしい失敗を包み隠さずに話してくれるからこそ、余計に素晴らしい人だなぁと感じる事も…
その昔、新車情報という番組をやっていた三本和彦さんと、たまたま試乗会で一昨日もお話させて頂いてきましたが、リップサービスもあるのかもしれませんが、自分の失敗を話して頂ける…
また三本さんと一緒にRJCを創設された星島さんとも、先週お話をする機会がありましたが、星島さんも自分の失敗談をお話して頂いた…
だからと言って、同じようなことを僕の友人だったり、後輩からも失敗談をぶっちゃけてもらい、さらに気持ちが楽になった部分も…
失敗があるからこそ、ノリが生まれるんだなぁと…それを乗り越えるのも、乗り越えないのも自分の気持ち次第なんですね…
そう言えば昔、ウチのオヤジたち…と言っても、ウチのオヤジをはじめ、東証一部の役員連中の人達が集まって、「俺なんかはストレスで、胃を半分切ったんだぞ」、「いやいや俺なんかはストレスで心臓のバイパス手術までしたんだ」、「俺だって負けていないよ…家に帰れなくて、タバコの煙で肺気胸となり、気管支の一部が破損してパテで埋めているんだ」という、訳も分からない自慢をしていたことを思い出しました…f(^^;)
だから、素直に苦しんでいることを、皆さんに話して本当に良かったと思っております。
なぜ急にそんなことをブログで書いたのかと言いますと、一昨日、昨日とメーカーさんの試乗会だけでなく、最近、色々なメーカーの技術者の方々とお目にかかって話す機会があり、僕自身に身に置いても気付かされることや解決の糸口になることがたくさんありました…
なぜ電子本カービートが頑張っているのに、思ったように伸び悩んでいるのか?僕は生活が苦しいのか?
今のクルマに共感を感じられない一番典型的な部分はイジれないし、アフターパーツも付けられない。同じクルマであっても、個性の差別化することができないため、自分自身を表現できない…もしかしたら、クルマ文化が衰退する一番の原因がココにあるかもしれない…などなど…f(^^;)
そして気分転換に少しずつW202をイジって、「なぜベンツが壊れやすく、直しにくいクルマになってしまい、レクサスへと流れて行ったのか?」ということも、気が付いてしまいました…f(^^;)
例えば画像にある、ベンツのホイールのボルト…たまたまサイドブレーキのロックのトラブルに見舞われてから、色々と調べて行くうちにW124〜202の時代、実はあまり知られていませんが、試行錯誤が見られる跡が見られました…もっと言ってしまうと、恐らく自動車メーカーの人も気が付いている人は少ないと思いますが、ベンツって、年式や生産国などによって、微妙にホイールのボルトの形状が異なっている…
もっと言ってしまいますと、W210以降コストダウンにより、本来の製品の品質のバラツキやこだわりなどがオミットされてしまい、逆にクルマの善し悪が顕著になっており、クルマの整備性や耐久性にも左右されている…
さらにコレがクルマにとっての相性にも繋がっていく訳で、それを気が付いている技術者だったり、自動車評論家が少なく、しかも技術者や自動車評論家は知っている振りをする…
でもユーザーだったり、読者の方々は、それを潜在的な能力で簡単に見抜いてしまう。つまり本当に頑張っている人たちが製品化してきたものに対しては、無意識的にチョイスしているんですよね…
だから、僕の今の苦労は、本当に先にイケるか?それともイケないか?の、言わば高校や大学受験のような人生受験であり、それをどのように通過することで、僕の今後の人生が変わってくる重要なポイントにいるんですよね…
遠回しな言い方になって申し訳ありません。しかし、「僕は苦しい」と素直に表現した事により、多くの方々から温かいコメントを頂いたり、興味本位かもしれませんが、僕ごときの人間に時間をさいて、わざわざ教えてくれる人がいたりと、僕はお金に恵まれてはいませんが、人には本当に恵まれていると感じました(^^)
きっかけは全てクルマからでしたが、色々と知識や経験などを重ねていく度に、「若いうちに苦労は買ってでもしろ」という理由も見えてきましたし、知識や経験などが増える度に、たくさんの仲間が増えていくことも知りました。そして大御所から後輩や若者まで、まんべんなくアドバイスをもらっている僕は、ある意味においては、とても幸せです…f(^^;)
ウマくは表現できないけれど、皆、様々なことで苦労している。でもそれぞれの個性を尊重し合う事で、自分の持っている悩みや苦労を皆で分かち合って軽減し、また楽しいことや嬉しいことは皆で増幅することができる…
またまた、これはみんカラの皆さんから、改めて教えて頂きましたm(_ _)m
本当にありがとうございますm(_ _)m
僕はたった1人で生きているんではないんだ…たくさんの人たちによって、助けて頂いているんだ。それを改めて、強く感じましたm(_ _)m
ということで、ほんの少しかもしれませんが、今日も、昨日の僕より一歩だけでも前進できるように頑張って生きたいと思います(^^)v