
仕事は残っているものの
友人がヒマだから…というので、
しょうがないので
赤坂の日枝神社の交差点のところの
駐車場にクルマをおいて
某放送局の近所まで行ってきました…f(^^;)
ちなみにその友人は僕と同じ歳のころ…
20代の時は貧乏三昧で安月給で、
お互いに楽しんでいたのですが
40歳も近くなると、年収差も大きくなってきて…
それに彼は相変わらず忙しいようで
お金を使うヒマがないからたまる一方だと言っておりました…
本当に羨ましい話です…f(- -;)
さて話というのは…クルマと家の話…つまり、どんなものを買えばいいのか?
マンションが良いのか?それとも一戸建てがいいのか?
クルマは国産車が良いのか?それとも輸入車が良いのか?
新車にするべきか?それともビンテージもののクルマにするべき?
などなど、色々と下らない話をしてくるので、僕は思わず、
「そんなのどっちでも良いじゃん」と答えてしまいました…
しかし彼にとっては、それは大事な問題のようです…f(- -;)
こんな大変なのに、ココまで出てきて…という気持ちがありましたから
「どうして、そんなこと大事な問題なんだよ?
お前の意思で決めればいいじゃん」と、僕は質問を…
すると「お前、普通の生き方をしていないだろ?
だからお前の考え方を聞きたいんだよ」と…
何だか小バカにされているようで、腹も立ちましたが、
さらに友人に質問していくとある答えというか、
現状がわかってきました…f(- -;)
つまり彼らは現場を知らない、
言い換えれば、今まで仕事も人任せに仕事をしてきたために
何をどうやって理論構築したり、またどうやって実行して良いのかが
わからない、つまりお店に行って商品をみて、
コレは良いとか、コレはダメとかしか判断してきていないので、
その製品の裏側に隠されているドラマやこだわりを
の読み取る力がないのです…f(- -;)
これではテレビも心に残るような番組を作ることができないですよね…
でも友人の大学受験の際の国語教科の偏差値は70近く…
僕は国語教科は偏差値で38程度…
だから僕は暗記モノの古文や漢字、あと予備校の受験テクニックや
大学に潜りやすい傾向と対策の技術を駆使して、潜り込んだ訳で、
要するに三振させるような直球勝負で勝てないなら、
カーブを投げるとかホークを投げるとか、場合には打たせてとるとか…
方法はいくらでもあるのに…と思ってしまうのですが…f(- -;)
それに初期の頃の「3年B組 金八先生」や「天皇の料理番」、
「岸辺のアルバム」などは制作者サイドの情熱が伝わってくるものばかりで
いまだに僕の心に残っているいるんですけれど…
それから学ぶものもあるのでは…なんて、僕なんかは思ってしまうのですが…f(- -;)
当然、そのことも話ましたけれど…
そして彼から一言、「お前のアイデアをくれない?」
そこで、さらに僕はアタマに血が上って
「お前、アホか。俺は色々と企画案やアイデア、意見などを主張するけれど、
その後ろで俺がどのくらい苦労しているを、お前は考えたことがあるのか?
ハッキリいって企画や本を制作するのに、俺がどれだけのお金を使っているのかを
知っているのか?
また俺がどのくらい努力しているのか?お前は考えたことがあるのか?
俺はご気楽トンボのようにしている見せかけているけれど、
劣等生の俺が、お前らに勝つために、どのくらい緻密な作戦をたてて
行動しているのかを、お前はわかっているのか?
悪いけれど、俺は寝ている時にも、色々とモノを考えているし、
人の話を聞きながら、同時に、どう相手の話を自分なりに理解して
さらに別の人にわかりやすく説明するためにはどうしたら良いのかを
いつも自分なりに変換しながら、また反省しながら生きているんだ。
アイデアはな、簡単に出せると思っているかもしれないけれど、
経験がないと実現しないだよ。
つまり想像するためには、常に現場の人間として、
最前線にいないとダメなんだよ。
待っていても、やって来ないだよ。
それに動物園の動物のように
飼われているサラリーマンのお前に、野生の動物のように自分でエサを探して
自分の生き方を模索している俺の気持ちなんか理解できねぇだろ?」と…
ついカッとして、いってしまいました…f(^^;)
すると、その友人が「正直、自分の生き方がわからなくなっているんだよ。
だからお前みたい生き方が羨ましく思ってなぁ…。
でもお前もお前で苦労しているだなぁ…。
そうそう昔のようにもう一度、バカしてみたいよ」というので、
僕は「だったらバカなことをしてみろよ。
お前がお前自身で先導を切って、バカをしないと何も変わらねぇよ。
もしダメだったら、ガムシャラになってみようぜ。
1人でバカをやっても、面白くねぇだろ?
だったら、俺と一緒にバカをやろうよ。
そうそう、俺のさっきの答え…
クルマと家はボロいモノにしろよ。そうしないと、面白くねぇゾ。
俺もシグマに乗ってきたから、色々なトラブルに巻き込まれてきた…
だからクルマが壊れるという人の気持ちも理解できたし、
クルマがどんな風に壊れるのか、トラブルに繋がるのかを知ることができた。
そして、どうやったらトラブルを解決できるのか?
さらには、どうやったら新型車と対等以上に張り合うことができるのか?
自分で考えるようになるし、気がついたら、色々な人と知り合いにも慣れた
それに乗り続けたことが、俺のアイデンテティーやキャラクターも形成してくれた
それに俺が人を判断する時、
先方が、うわべだけで判断する人か、それとも中身で判断する人か、
そのテスターにもなる
もっと言えば、ワザとボロいクルマや汚い服装をして行った時に、
相手が見た目で判断するか、それとも別のところで判断するか
ダメな人間と思うヤツは中身のないヤツだし、
ボロいクルマや汚い服装にも共通点やこだわりを探そうとするヤツは
やっぱりスゴいヤツ。
美人は3日で飽きるけれど、ブ●は3日で慣れるという人の心の動きと
一緒のようになぁ…
それと、ある出題された心理的な引っかけ問題の1つで、
『深さ10メートルの井戸を掘りました。昼間は3メートルの水が溜まります。しかし夜になると、2メートルの水が無くなります。さて、10メートルの水が溜まるには何日間かかりますか?』
という問題に、ちゃんと正解を出せる人は何人いる?それに必ず間違える人も何かいるだろう?
また答えたくないという人間もいるだろ?
でもな、答えようとしないと、正解も自分の考えも正しいのか判断できないんだゾ。
とりあえず新しいものに飛びつくよりも、古いものを知ってから、新しいものを買わないと
本物はわからねぇぞ」と、コンコンと説教をしてしまいしました…f(^^;)
でも、でも…こんなことを言うなんて、やっぱり僕はアタマがおかしいし、
イヤなおっさんになってきました…f(^^;)
気をつけなければね…f(^^;)