
昨日の残務整理に追われているノッシーでございますm(_ _)m
い〜や、昨日1日は大変でした…
と申しますのも、カミサンの祖父が他界し、急遽、長野へ飛ばなくてならない状況になり、カミサンのクルマで…
朝の渋滞を抜けて、やっと…というところで…
関越道を走っている最中に、突然、「ガラガラ、ガチャン」と音が…
カミサンに「今、変な音がしなかった?」と聞くと、「隣りのクルマが石か何か跳ねたんじゃないの?私には聞こえなかったけれど…」と言っていたのですが…
い〜や、「ヤッパリ何かおかしい…絶対にコレはクルマに異常が発生している」と思い、最寄りのパーキングへ入ったり、ボンネットを開けて確認したところ…案の定、アイドラプーラーが脱落して、ファンベルトが取れかかっている状況でした…f(- -;)
当然、長野の方へ行くとヤバく、かといって、川越インターを高速で戻るのもヤバい状況…
仕方がないので、下道へ降り、一路川越へ向うことにしました…
ところで余談になりますが、W202だけでなくW203、W208などM113/M114のエンジンのアイドラプーラは、プラスチック樹脂でできているため、
定期的に交換していても、しばしば突然ダメになるパーツで、とりわけ最近の日本の極暑などには耐えられないほど、熱劣化の激しいパーツであるがゆえに…
実は僕が乗っているもう一台のW202のシルバーのセダンでも、同じ現象が起こっておりまして、以前、みんカラブログでも御紹介したことがあります。
さて、さて、話を戻し…
サーペンタインのベルト方式のため、移動できる時間は限られております…
ウォーターポンプも停止するためエンジンの熱の交換もうまく行かなくなるため、平常に走っていればオーバーヒートを誘発する状況ですし、
オルタネーターも回らなくなるためバッテリーの蓄電残量から考えられる持ち時間は、約30分以内
それも夏場にLLCの沸点が上がらないように、クールと呼ばれる冷却液の添加剤を入れておいた効果から予測し、今の気温から考慮してもエンジン回転数の上限は1500回転以内
オイルはいつもセーフティマージンを考え、カストロールの部分合成油の10W-40を入れておりますから、
それまで、メルセデスの協力店に到着しなければならない…さもないと、路上に放置するカタチになります。路上に放置すれば、当然、二次的に事故も誘発する可能性もある…
そのため、僕の神経は全ての中で、もっともベターの状況を導くための全快モードになりました。
まず最初にやったことは、クルマのオーディオ関係やエアコンの電気をオフにし、少しでもクルマのインフォメーションを得るために、少し窓を開ける…
全開にすると、外の余計な音だけでなく、ニオイや熱なども拾うので、クルマだけから入ってくる情報を選別して開けるのがポイント
そして信号待ち時は、できるだけニュートラルとサイドブレーキを利用し、ブレーキランプなどで使用する電気を節約し、電動ファンへの電気供給に回す…
などなど、気を遣いながら、トラブル発生してから約35分にして、ようやく川越インター近くまで戻り、ヤナセさんの川越店さんに駆け込みました…
ところが…ココから問題…というのは輸入車ディーラーだけでなく、国産ディーラーでも、面倒で金にならないことは手を出さない…
というのが、ほとんど…
僕も以前、それで何度も苦しめられ、処置が大変でした。おまけに人の不幸は蜜の味ではないですが、切羽詰まっている状況で、修理工場などはそろばんをはじき出し、困っている人に対しての気持ちよりも、自分の利益を追求するというのが、多くのクルマ屋の常識ですから…
それをせずに、本当に困っている様子を察してくれて、ヤナセさんの川越店のフロントマンは見てくれましたね…助かりました
ただ、やっぱりアイドラプーラーは在庫がなくて、部品を取り寄せる10日かかると…
そこで、僕が家に持って帰って修理すると言っても、一切、イヤな顔をせずに親身に対応してくれました…
まぁ今回は任意保険の特約を使って、自分で積載車の手配をしましたが…
それに対しても、ヤナセさんの川越店さんは、終始も親切な対応してくれました…
正直、僕はヤナセさんに、お金を落としていないのに…
こちらが申し訳ないという気持ちで対応すると、それ以上に、ヤナセさんの川越店さんは誠実な対応をしてくれる…本当に頭が下がりましたm(_ _)m
結局は、カミサンの祖父の葬式には出られませんでしたが、カミサンも「祖父も来るなと言っているから、クルマを壊したのかも…」と言って、僕も責めることもありませんでした
それよりも、苦しい時に、対応してくれたヤナセさんの川越店さんの方々が、心穏やかにさせられたようで…
「今まで、ノッシーが中古のベンツを購入する際でも、ヤナセものが良いというのが良くわかったよ…さすが自動車アナリストだね…」と、その時にやっと僕がやっている仕事を認めてくれた状況でして…f(^^;)
おそらく今までの経験でいきますと、ベンツ系列のディーラーでは、門前払いされるのがオチでしょうし、僕も今までイヤというほど、それも大手中古車販売チェーンにいた時でさえも、ディーラーマンはお高く止まっておりましたから…
看板が偉いのと、社員個人が偉いのとは別次元な話で、看板が外れた社員はもほどの実績と技術力がないければ、その辺にいる人と一緒であることを理解していない人が多いですからね…f(- -;)
よく会社にいる社員はバイトと契約社員を小馬鹿にしますが、東証一部上場の課長クラス以上の40歳前半の人間が言うならともかく、上場していない会社の社員というのは、町の鉄工所で働く従業員と全く身分は一緒と、銀行マンたちが査定していることを理解することが大切であると…
僕の大学の友人たちから、良く、そんな裏話を聞かされます…
場合によっては、鉄工所のオヤジさんたちの方が、技術と場数を踏んでいる分、世の中には貢献している…
といって、僕に友人たちは教えてくれるので、僕も友人たちに「僕が付け上がっている態度をとっている時には、遠慮なく、教えて頂戴ね」と注意してもらうようにしているのですが…
なぜなら僕も一時期、東証一部の会社の看板を背負って働いたこともあれば、パパママ企業(上場していない親族経営の会社や創業オーナー会社)で働いたこともあります…
それよりも今なんかは、まさにパパママ会社(上場していない親族経営の会社や創業オーナー会社)の典型的な零細のオヤジであるから、色々な立場の人達も見てきましたし、色々な立場も経験してきましたが…
その会社のブランドなどは、その人のオペレーションレベルを見るための視覚的なものであって、その個人の力量や度量、実力、人間性などとは全く関係ない…と思っており、経歴の一つの目安になっても、仕事ができる、できないとは全く違う次元の話ということは、身を持って体感しております。
言うなれば、東大の建築の教授の中に、高卒の方がいらっしゃる…つまり高卒でも、人よりずば抜けて優れていれば、日本最高峰の学府と言われている東大生に対して教育するのですから、ブランドと実力は全く異なります。
そうそうも話を戻しますが、そういう意味で、今回のヤナセさんの対応は本当に素晴らしかったと思いますし、今度クルマを買うなら、自動車メーカー系列のディーラーより、ヤナセさん系列のクルマで購入を検討したいと、本気で思いました…f(^^;)
さて昨日一日、色々とありましたが、今日も頑張ってイケるところまで生きたいと思います(^^)v