![リトラクタブルのポルシェ。 リトラクタブルのポルシェ。](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/042/578/040/42578040/p1m.jpg?ct=4f92909e89a7)
あったよなぁ、ニッコーのセミデラコン。
ラジコンと呼ぶには少々チープなオモチャではありましたが、間違いなく売れていたと思いますよ。
だって私も持っていましたもん。
まあ私が買ってもらったシボレーコルベットスティングレイのセミデラコンは、きっと一番リーズナブルなモデルだったのでしょう、右側にしか曲がれない仕様でして。
さすがに友達同士でラジコンを持ち寄って遊ぶ、なんて時はちょっと恥ずかしかったな。
ま、今となっては思い出であります。
さて、このタイトル画像、先日落札した昭和53年10月号の時刻表に掲載されていた広告なのですが、ポルシェ935ですね。
当時でこの価格というのは、たいそう高級なオモチャだったのでしょう。
スーパーカーブームのピークは一年前の夏だったそうですが、まだまだ盛り上がっていたのかしら。
個人的な記憶では昭和53年には小学生男子の興味の対象はブルートレインと、ちょうどこの頃から導入された絵入りヘッドマークの国鉄特急群に移っていたようにも思うんですけどね。
私は当時は父親の転勤で福岡に住んでいましたから、帰省の際に乗ったまだ20系時代のあさかぜや14系のみずほ、新大阪までの583系の明星、どれも懐かしい思い出かつ友達に自慢出来る思い出として残っていますね。
話がそれましたが、このポルシェ935のセミデラコン、それでも今まだ持っている方がいたら結構な高値で売れそうですね、オークションとかで。
ちなみに販売元のニッコーは2009年に解散しているようですが、意外に最近まであったんだなー、という感じではあります。
こうした電池で作動するトイラジコン、今では1000円程度で通販なんかでも購入出来ますが、昭和に幼少期を過ごした世代向けの車種がラインナップされているところが良いですな。
以前ネタにしましたが、我が家にもケンメリとセリカLBのトイラジコンがあります。
ところで、やっぱりリトラクタブルってカッコいいな。
パカッと開いてピカッと光るという一連の流れに本当に憧れたものです。
スーパーカー世代にとってはリトラクタブル=スーパーカーという認識ですから、安全性の確保の関係で今後二度とリトラクタブルヘッドライトのクルマが作られないであろうことについては、もちろん理解も納得もしているけど残念、といった感じでしょうか。
私の過去の愛車でも、ピアッッア(ちょっと微妙だけど)とスタリオンはリトラクタブルだもんね。
そうそう、ポルシェ911グループについては、あの特徴的なヘッドライトがいいんじゃん、だからフラットノーズ化したリトラクタブルの911はちょっと・・・なんて思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、なかなかどうしてイケてますよ935は。
これはもちろんレースで活躍していたということもあるでしょうけど、フロントスポイラーが大きくてそこにドライビングランプ ? 大きめのライトが収まっているスタイルが迫力もありとても似合っていたからでしょう。
そういえば大昔、初代RX-7でもそういう感じの後付けのフロントスポイラーあったな。
ともあれ、リトラクタブルのポルシェ935はかつてのスーパーカー少年の心に刺さりまくり、というお話でした。
よし、ちょっとヤフオクで検索してみよう、ポルシェ935のセミデラコン(笑)
あ、セミデラコン、結構出品されていますね ! 残念ながらこのポルシェ935はないみたいですけど。
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Posted at
2019/03/06 08:56:09