
演歌の曲名のようなタイトルですけどね、ああ上野駅だなんて。
タイトル画像は昭和49年の鉄道ジャーナルの記事ですが、当時は北の玄関口としての存在感が今よりもずっと大きかった時代ですから、いろいろなドラマもあったのでしょうね、きっと。
実際に記事の内容も上野駅で繰り広げられる人間模様といった感じで、何というか濃密な場所だったんだなぁ、と。
令和2年の現在では、ちょっと大きめの途中駅という扱われ方のような気もしますから、昔の上野駅を知らない人にはなかなか新鮮な内容なんじゃないかしら。
何でそんな話をするのかというと、昨日は久しぶりにオフィスのある御茶ノ水から上野まで歩いちゃいまして、まあ、そんなにたいした距離ではないわけですが、やはり道中そこかしこに歴史を感じる場所というか昭和の雰囲気が漂う街並みがあるよなぁ、みたいな。
メイドカフェの客引きが煩わしい(笑)駅前の道ではなくて、線路を越えて国道沿いを歩いてきたのですが、まだまだ古いビルや(テナントは今風だったりもしますが)お店も残っていますから、それを見ながら飽きずに歩けた次第です。
そしてライトアップされた上野駅が見えてくると、何となくテンションが上がる私であります。
以前にも同じような画像アップしておりますが、昔ながらの駅舎は味わい深いものがあります。
タイトル画像にもちょっと写っておりますが、基本は昔のままですもんね。
新しい駅ビルのキレイな駅舎も様々なお店があったりして楽しいものですが、上野駅のようなノスタルジックな建物にも萌え萌えの私です。
昭和のイメージを色濃く残す首都圏のターミナル駅って、他にはあまり思い浮かびませんがどこかありましたっけ?
あ、東京駅の丸の内側の駅舎は、あれはまあ別格ということで。
東京駅の場合は昭和どころか大正の面影、ですもんね。
私は現在を含めて人生のうち7割ほどは大宮近辺にて過ごしておりますので(何度か引っ越しはあるものの)、昔から上野駅には親しみもありましたし、上野に着くとちょっとホッとしたりする感覚もあるような、ないような。
ほら、昔は埼玉からの列車の終着駅はもれなく上野でしたからね。
大昔はブルートレインやL特急の写真を撮りにも行ったよなぁ、大宮駅だけでは飽き足らずに。
上野駅の紹介の際によく使われるこのアングルも、基本的には昔のままですよね?
上野東京ラインの中間駅となってしまった今でも、頭端式の地上ホームから出発する上野始発の列車もまだまだありますし、それに乗って帰宅するのも一興であります。
E231系でもE233系でも、編成端の二両ずつはセミクロスシート車両ですから、ボックス席に座ることが出来ればちょっとした旅情も感じられるというものです。
さすがに駅弁は広げられなさそうですけど。
うーん、残念なのはこのホームから出発していた北斗星やカシオペア、あるいはもっと以前のブルトレの名列車の姿が見られなくなったことですが、ま、時代の流れですから仕方ありませんね。
そういえば、以前ここから北斗星で旅立つ某みん友さんにお会いしに行ったのも良い思い出~
ブログ一覧 |
日常生活 | 日記
Posted at
2020/09/16 05:20:31