
朝から小雨のさいたまですが、今日も安定の朝マック中であります。
もちろん朝ご飯はしっかり食べていますが、まあ、あと1ヶ月ちょっとの楽しみですから、OKということで。
ちなみにチンクちゃんのダバンティオールシーズンタイヤ、ウェット路面のインプレをするには少々雨の降りが弱いですね。
この程度の小雨であれば、当然ながらドライと変わらない感じですから、土砂降りの日にでも走りこんで挙動を確かめてみましょう。
さて、今日のタイトルですが、まあ今までにも何度もネタにしている話ではありますが、リタイア後の妄想のお話です。
リタイア後といっても私も56歳、今年57歳になるわけですから全く遠い話ではありません。
4月から約2年ぶりに社会人復帰する私ですが、今度のところの定年は61歳なので、再任用等には応募せずにそこでスパッと辞めたいなぁ、と。
実際私の父も60歳で完全リタイアして函南に引っ込んだわけですが、やはり老後を楽しむためにはある程度早いタイミングでリタイアしないと、なんてことを強く思っておりまして。
父は73歳、母は79歳で亡くなっていますから、きっと私の老後もそんなに長くないような気はしますし。
それでですね、やはり自分の親の老後の過ごし方を見ていて思ったのは、うむ、悪くない老後の過ごし方だなぁ、と。
毎日自宅で温泉に浸かって、霊峰富士を眺めて、老犬2頭とゆっくり散歩をして、ワンコの死後は初代ヴィッツでたまには夫婦で1泊旅行くらいして、ごくたまに息子(私のことね)が孫を連れて遊びに来て。
そんなの毎日暇じゃないの?なんて思ったりもしましたが、父を見ているとそんなこともなく、確かに私もこの1年9ヶ月の無職ニート期間中は割と毎日忙しく過ごしているよなあ、という感じもありましたし。
昭和15年生まれの父は新卒からずっと大手化学メーカーに勤めていて、時代も良かったので年金にも不足はなく、まさに悠々自適の生活だったよなぁ、みたいな。
無論、その年金の範囲内で生活していましたから贅沢等はしていませんでしたけど。
ただ、物質的な贅沢さはなくとも精神的には贅沢だったんじゃね、みたいな。
身近なところに例があると、どうしても影響を受けてしまうものだとは思いますが、ある意味私も予行演習的に体験しているとも言えますからね。
とまあ、こんな感じのことを家でもずっと申しておりまして、これも以前書いたと思いますが基本的には嫁さんもそれに反対はしていない状況ではあるんですよ。
積極的に賛成か、と問われるとそこまでではありませんが、すぐに都会に出られるような環境であれば、そしていわゆる田舎過ぎない場所であれば、という感じですね。
私も大自然の中での田舎暮らしを満喫、なんてことは一切考えておりませんので、そうするとこれもしつこいようではありますが、パッと思いつく条件でピックアップしてみるとこんな感じになるのかなぁ、と。
①鉄道駅から徒歩圏内で都心まで長くても2時間で到達
②クルマでのアクセスも悪くない
③四季がありつつ、暑過ぎず寒過ぎずの気候
④諸々のメリット・デメリットを精査したうえでマンション
⑤温泉は必須
⑥食べ物が美味しいことも必須
⑦ある程度の市街地が形成されていること、あるいは観光地であること
⑧昔から開発されている場所であること
⑨海の眺望、あるいは山の眺望があること
⑩病院含めた生活インフラが充実していること
とりあえず10個挙げるとこんな感じ?
優先度は順不同ではありますが、どれも重要かなぁ。
函南の家は①、④以外は満たしていましたが、特に①を満たしていなかったのは面倒でしたからね。
父が亡くなった後、免許を持っていない母は本数の少ないバスで行動が制限されてしまうようなこともあったと思いますし。
上に書いた条件とは一旦切り離して、自分が今まで頭の中でちょっとでも検討したことのある場所を記してみるとこんな感じ。
何とも脈略のない感じではありますが、どこもそれぞれ理由はあったりします。
特に越後湯沢近辺については、私もう10年以上前から散々ブログネタにしていますからね、底値のリゾマンが欲しいって。
もっとも、それはリタイア後の定住を想定してのことではありませんが。
<1>越後湯沢
<2>熱海・来宮・函南・三島
<3>軽井沢
<4>草津・北軽井沢
<5>伊豆半島
<6>湯河原・真鶴・小田原
<7>箱根
<8>房総(勝浦あたり)
<9>富士五湖周辺
<10>その他関東圏外(沖縄とか)
うむ、こんなところかしら。
しかし、最初の10個の条件と照らし合わせてみると、すぐに候補から外れてしまう地域も多々ありますよね。
<1>の越後湯沢は、これはスノーシーズンに利用する別荘としての所有が適切でしょうし、あとは価格的なことは先の条件には入れていませんでしたが、これも現実的な観点から考えると<3>は高過ぎるような気もしますしね、ま、物件もピンキリではあるのですが。
うーむ、私の挙げる条件と、今までに頭に思い浮かんでいた地域を突合してみると、候補として残るのは、えーと、こんな感じ?
<2>熱海・来宮・函南・三島
<6>湯河原・真鶴・小田原
あら、随分絞られてしまいましたね。
越後湯沢は冬は楽しそうですが、夏は結構暑いですし、そもそもマンションを買ったところで次に手放すのは難しそうですし、地域の将来的な発展という点でもどうかしら、みたいな感じ?
草津あたりも吾妻線のアクセスはありますが、新幹線じゃないとという部分もありますし、箱根も良いのですが箱根湯本から先は少々アクセスの点でどうかしら、と。
その他の地域についても微妙に10個全ての条件は満たしていない部分がありますし。
それで<2>と<6>についても、これでもまだ範囲が広すぎますので、もう少し決め打ちしてみるとやっぱり
『熱海』になってしまうのかなぁ。
極めて順当な結果になってしまったような気がしますが、熱海なら多少の土地鑑あるいは土地勘、ほどではないかもしれませんが親しみのある地域でもありますし。
10個の条件も熱海なら問題なく満たしていますよね、場所によってはちょっと坂道が気になる部分はあるかとは思いますけど。
ふーむ、そうだよなぁ、熱海だよなぁ。
熱海は温泉大浴場を備えた定住にも適したマンションが昭和の時代から数多く建っておりますし、そんなビンテージなマンションでも管理体制は良好なところも多いようです。
他には、他の地域のリゾマンに比べると相対的に管理費がリーズナブルなところが多いんですよ、熱海は。
長く建っているから、という部分もあるかもしれませんが、年金生活前提だとここも見逃せないポイントかなあ、と。
越後湯沢だと、2LDK程度の部屋でも月の管理費5万円以上のところがざらですからね。
雪が降る地域は総じて高めの印象がありますが。
さて、それでは場所を熱海に決めたとして、そこに住めるだけのお金があるの?また、年金生活者で維持出来る物件、これはイニシャルもランニングもですが、都合よくあるの?
はい、それはそれなりにあるんですよね。
そもそも、リタイア後の住居に関してまず資産価値等は一切求めていないというのが前提であります。
相続した息子たちが処分に困るのは避けたいですが、熱海駅徒歩圏内であれば投げ売りすれば処分出来ないということはないような気がします。
函南の家でも売れましたしね、それなりに手もとに残るくらいの金額で。
要するに、築年数は古くても今に至るまでしっかり管理されている生きているマンションをある程度リーズナブルな金額で購入出来ればオッケーなのではないでしょうか。
夫婦2人ですから2LDK、ひょっとしたらもっと小さくても良いかもしれません。
息子たちが家族を作って遊びに来るような時は、日中は一緒にいてもし泊るというのであれば家ではなくて近くの大江戸温泉物語あたりに泊ってもらえば良いわけですし。
そちらのほうがむしろお互いにハッピーでしょう、適度な距離感は絶対に必要ですから。
その原資はもちろん今のさいたまの自宅を売却であります。
私は住宅ローンは2回目ですので、まだまだローンは残っていますが間違いなく残債は清算出来ていくばくかは残ると思いますから、それと手持ち資金で購入出来る範囲で。
ちょっと資金計画甘いかしら。
61歳でリタイアするとして、その時息子たちはまだ社会人ほやほやくらいではありますが、多少のお金はあげるからもう一人暮らししてね、というところですかね。
息子たちにも少しずつジャブは入れております。
ああっ、メッチャ長くなってしまいましたが、そんな感じで今日もこれから
「ロイヤルリゾート」のホームページを見ながら妄想に励む所存です。
(函南の家もここで売ったんですよ)