
というわけで、28年前の「Car Ex」からのネタであります。
1993年発行の雑誌ですから、964が現役だった時ですね。
この時の特集は「買うぞ ! カジュアルポルシェ」ということで、そんなに多くの予算を必要とせずとも楽しめるカジュアルなポルシェを存分に楽しもうぜ、的な内容になっているのですが、まあいろいろと趣深いものがありますな。
過去にも何度かこの特集のことはネタにしていますから、今回はちょっと別の視点でお届けいたします。
タイトル画像の通り、この号で特集したモデルの今後の価格予想を2021年現在の視点で答え合わせしてみましょうという主旨であります。
もちろんここで書かれている「今後」というのは、28年後の今を想定しているわけはなく、せいぜい1993年時点から10年後くらいまでを対象にしているんだとは思いますけど。
まず一番最初の段に記載されている「911S」、誌面では1976年式185万円の個体や、1982年式のこれはSCですが248万円なんて個体が掲載されております。
で、今後の価格は下がっていくとの見立てとなっておりますね。
それでは今の相場はどうなの、ということでカーセンサーで検索してみると・・・
うーん、価格応相談の物件ばかりではありませんか。
911Sで価格が明記されているものはありませんでしたが、911SCであれば1974年式で758万円、1981年式で798万円なんてプライスを掲げていますよ。
クーラー付の1983年式だと880万円かぁ。
そうすると、当時の価格のざっと3倍以上というところですよね。
空冷911はもはやコレクターズアイテムと化している部分もあるのでしょうけれど、さすがに現在では全くカジュアルではないポルシェの筆頭になってしまったということですね。
サーキットの狼で風吹よりも早瀬が好きだった方にとっては、当時の思いを今こそ実現 ! なんて考えたとしてもなかなかハードルが高い現状があるということなのでしょう。
28年前に買っていれば、なんてところもありますが、スーパーカー少年はその頃はまだ20代半ばだったわけですからね。
今から考えるとバーゲン価格にしか思えない200万円前後のポルシェでも、そんなに簡単には買えなかった ?
それとも、当時はまだバブルの残り香も感じられた時代でしたから、買えないのではなくて現役の964に比べたら古さを感じてしまう930ボディへの注目度が低かったというか、積極的に選ぶ若者が少なかったのかしら。
だからこその今こそカジュアルポルシェという提案だったのかもしれませんしね、この特集も。
しかし、タイトル画像を拡大していただくとわかるかと存じますが、書かれている内容もなかなか味わい深いですね(笑)
ということで、将来のことは誰にもわからないよね、というところではありますが、ここでひとつおまけであります。
この特集における「カジュアルポルシェ」に乗っている人ってどんなイメージなのよ ? というところのご紹介です。
これは今までネタにしていなかったかな、ひょっとしたら再掲になっちゃうかもしれませんが、その場合はご容赦ください。
ちょっと小さくて見づらいかもしれませんが、令和3年の今でも普通に違和感なく通用するスタイリングのような気はしますね。
普通にイケてる若者にみられること間違いなし、な感じはいたします。
左側のページも、バブリーポルシェくんはさすがに今ではこんな見た目の方はいないかもしれませんが、走り屋エンスーポルシェくんは何となくいそうな気がします。
要するにポルシェという存在が、そんなに流行に左右され過ぎることはない確立された地位を持つクルマだってことなのかもしれませんね。
Posted at 2021/08/08 05:33:24 | |
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